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とうもろこし粉(コーングリッツ)のカロリーは高い?低い?カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定!
このページではとうもろこし粉(コーングリッツ)のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
とうもろこし粉(コーングリッツ)のカロリーは352kcal(100gあたり)!これってどうなの?
とうもろこし粉(コーングリッツ)の可食部100gあたりのカロリーは、352kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中220位です。これは多い順にすると上位13%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「穀物」ジャンルのでとうもろこし粉(コーングリッツ)のカロリーを評価すると、100件中14位です。これは上位から14%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 352Kcal |
全体での評価 | 220位 / 1592件中(上位13%…高い) |
「穀物」ジャンル内での評価 | 14位 / 100件中(上位14%…高い) |
とうもろこし粉(コーングリッツ)はカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜとうもろこし粉(コーングリッツ)のカロリーは高いの?なにが含まれているの?
カロリーが高い理由
とうもろこし粉(コーングリッツ)のカロリーは可食部100gあたり352kcalと高いです。その理由は以下の栄養データから明らかになります。
糖質が多い
とうもろこし粉には74.7gの糖質が含まれています。糖質はエネルギー源となるため、多く摂取するとカロリーが高くなります。
食物繊維が多い
とうもろこし粉には2.4gの食物繊維が含まれています。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を与えるため、多く摂取するとカロリーが高くなります。
タンパク質が普通
とうもろこし粉には8.2gのタンパク質が含まれています。タンパク質はエネルギー源ではありませんが、代謝に関与するため、多く摂取するとカロリーが高くなる可能性があります。
脂質が低い
とうもろこし粉には1gの脂質が含まれています。脂質は他の栄養素と比べてカロリーが高いため、脂質の含有量が低いとうもろこし粉はカロリーが抑えられます。
以上の理由から、とうもろこし粉(コーングリッツ)のカロリーは高いと評価されます。糖質や食物繊維の含有量が多く、タンパク質や脂質の含有量が普通や低いため、エネルギー源としてのカロリーが高くなっています。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「とうもろこし粉(コーングリッツ)」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 74.7g | 4 | 298.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 2.4g | 2 | 4.8kcal |
たんぱく質 | 8.2g | 4 | 32.8kcal |
脂質 | 1.0g | 9 | 9kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「とうもろこし粉(コーングリッツ)」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、298.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
とうもろこし粉(コーングリッツ)は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
とうもろこし粉(コーングリッツ)は低糖質ダイエットに不向き
とうもろこし粉(コーングリッツ)は、穀物の一種であり、糖質量が74.7gも含まれています。そのため、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、避けるべき食材となります。
糖質量が高い理由
とうもろこし粉には、主に糖質が含まれています。糖質はエネルギー源として働きますが、摂り過ぎると体内で脂肪に変わってしまいます。低糖質ダイエットでは、糖質摂取を制限することが重要ですが、とうもろこし粉はその制限に適していないのです。
代替品の選択肢
低糖質ダイエットを実践する際には、他の代替品を選ぶことがおすすめです。例えば、アーモンド粉やココナッツ粉などは糖質量が低く、ダイエットに適しています。これらの代替品を使用することで、美味しい料理を楽しみながらも、糖質摂取を制限することができます。
注意点
ただし、低糖質ダイエットを行う際には、食材の糖質量だけでなく、栄養バランスも考慮する必要があります。糖質を制限する一方で、たんぱく質や脂質を適切に摂取することが大切です。バランスの取れた食事を心がけることで、健康的なダイエットを実現することができます。
まとめ
とうもろこし粉(コーングリッツ)は、糖質量が74.7gと高く、低糖質ダイエットには不向きな食材です。代替品としてアーモンド粉やココナッツ粉などを選ぶことで、糖質摂取を制限しながら美味しい料理を楽しむことができます。ただし、栄養バランスにも注意し、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。低糖質ダイエットを成功させるためには、適切な知識と食事計画が必要です。
とうもろこし粉(コーングリッツ)は、低脂質ダイエットに使える!?
とうもろこし粉(コーングリッツ)は、低脂質ダイエットに使える?
とうもろこし粉(コーングリッツ)は、穀物の一種であり、低脂質ダイエットに効果的な食品として注目されています。その特性や栄養価について詳しく見てみましょう。
低脂質であるとうもろこし粉(コーングリッツ)
とうもろこし粉(コーングリッツ)は、脂質が1gと非常に低い食品です。これは、ダイエットや健康志向の人々にとって魅力的な特徴です。脂質の摂取量を制限したい方や、カロリーを抑えたい方にとって、とうもろこし粉は適した選択肢と言えるでしょう。
飽和脂肪酸の摂取を抑えるとうもろこし粉(コーングリッツ)
とうもろこし粉には、飽和脂肪酸の含有量が少ないという利点もあります。飽和脂肪酸は、心臓病や高血圧などの生活習慣病のリスクを高めるとされています。そのため、飽和脂肪酸の摂取を抑えることは、健康維持やダイエットにおいて重要な要素です。とうもろこし粉は、その点でも優れた選択肢と言えるでしょう。
食物繊維が豊富なとうもろこし粉(コーングリッツ)
とうもろこし粉は、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は、腸内環境を整えたり、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は満腹感を与えるため、食事の量を減らすことができます。これにより、ダイエット中でも満足感を得ながら、カロリーを抑えることができるのです。
まとめ
とうもろこし粉(コーングリッツ)は、低脂質ダイエットに効果的な食品と言えます。脂質や飽和脂肪酸の摂取を抑えることができるため、健康維持やダイエットに適しています。また、食物繊維も豊富に含まれており、満腹感を得ながらカロリーを抑えることができます。これらの特性を活かして、とうもろこし粉を上手に取り入れて、健康的な食生活を送りましょう。
最後に、とうもろこし粉(コーングリッツ)の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「とうもろこし粉(コーングリッツ)」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 352 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 76.4 | g | |
└糖質 | 74.7 | g | 多い |
└食物繊維 | 2.4 | g | 多い |
たんぱく質 | 8.2 | g | 普通 |
脂質 | 1.0 | g | 低い |
「とうもろこし粉(コーングリッツ)」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 14.0 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.4 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「とうもろこし粉(コーングリッツ)」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 160 | mg | 普通 |
カルシウム | 2 | mg | 低い |
マグネシウム | 21 | mg | 普通 |
リン | 50 | mg | 普通 |
鉄 | 0.3 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.07 | mg | 普通 |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | Tr | μg | 無し |
セレン | 6 | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 10 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 15 | μg | 多い |
└β-カロテン | 110 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 130 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 180 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 15 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.2 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.5 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.06 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.05 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.7 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.11 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.32 | mg | 普通 |
ビオチン | 3.1 | μg | 多い |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
別名: とうきび/歩留り: 44~55 %
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
とうもろこし粉(コーングリッツ)と同じ穀物の製粉ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
小麦粉(薄力粉) | 349 | 74.1 | 8.3 | 1.5 | 2.5 |
小麦粉(中力粉) | 337 | 73.2 | 9.0 | 1.6 | 2.8 |
小麦粉(強力粉) | 337 | 70.1 | 11.8 | 1.5 | 2.7 |
パン粉 | 277 | 47.0 | 11.0 | 5.1 | 3.0 |
そば粉 | 339 | 67.3 | 12.0 | 3.1 | 4.3 |
とうもろこし粉(玄穀) | 341 | 63.3 | 8.6 | 5.0 | 9.0 |
とうもろこし粉(コーンミール) | 375 | 66.1 | 8.3 | 4.0 | 8.0 |
とうもろこし粉(コーングリッツ) | 352 | 74.7 | 8.2 | 1.0 | 2.4 |
とうもろこし粉(コーンフラワー) | 347 | 75.6 | 6.6 | 2.8 | 1.7 |
はとむぎ(精白粒) | 353 | 72.4 | 13.3 | 1.3 | 0.6 |
ひえ(精白粒) | 361 | 70.2 | 9.4 | 3.3 | 4.3 |
もろこし(玄穀) | 344 | 62.7 | 10.3 | 4.7 | 9.7 |
もろこし(精白粒) | 348 | 71.5 | 9.5 | 2.6 | 4.4 |
ライむぎ(全粒粉) | 317 | 60.0 | 12.7 | 2.7 | 13.3 |
ライむぎ(ライ麦粉) | 324 | 64.0 | 8.5 | 1.6 | 12.9 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。