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フレンチドレッシングのカロリーは高い?低い?カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定!

カロリー調査隊

このページではフレンチドレッシングのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。

フレンチドレッシングのカロリーは376kcal(100gあたり)!これってどうなの?

引用元:ニッスイ

フレンチドレッシングの可食部100gあたりのカロリーは、376kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中172位です。これは多い順にすると上位10%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。

また、日本食品標準成分表の「調味料」ジャンルのでフレンチドレッシングのカロリーを評価すると、142件中19位です。これは上位から13%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。

カロリー376Kcal
全体での評価172位 / 1592件中(上位10%…高い
「調味料」ジャンル内での評価19位 / 142件中(上位13%…高い
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フレンチドレッシングはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!

なぜフレンチドレッシングのカロリーは高いの?なにが含まれているの?

引用元:NHKきょうの料理

フレンチドレッシングのカロリーが高い理由



フレンチドレッシングは、他の食材と比較してカロリーが高いと評価されています。その理由を以下の栄養データを参考に説明します。

糖質が低い


フレンチドレッシングは、可食部100gあたり10.3gの糖質を含んでいます。この値は他の食材と比較して低いと言えます。糖質はエネルギー源として利用されるため、糖質が低いことによりカロリーも低くなります。

食物繊維が無し


フレンチドレッシングには食物繊維が含まれていません。食物繊維は消化に時間がかかり、満腹感をもたらすため、カロリーを抑える効果があります。しかし、フレンチドレッシングには食物繊維が含まれていないため、カロリーが高くなってしまいます。

タンパク質がかなり低い


フレンチドレッシングは、可食部100gあたり0.1gのタンパク質を含んでいます。この値は他の食材と比較してかなり低いと言えます。タンパク質は筋肉の材料として重要な栄養素であり、代謝にも関与しています。タンパク質が少ないため、カロリーも低くなります。

脂質が多い


フレンチドレッシングは、可食部100gあたり38.8gの脂質を含んでいます。この値は他の食材と比較して多いと言えます。脂質は高いカロリーを持つ栄養素であり、1gあたり9kcalのエネルギーを提供します。脂質の含有量が多いため、フレンチドレッシングのカロリーも高くなっています。

以上の理由から、フレンチドレッシングは他の食材と比較してカロリーが高いと評価されています。食事の際には、適量を摂取することが大切です。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「フレンチドレッシング」のカロリー内訳

栄養素栄養素の量1グラム
あたりの
カロリー
栄養素
によるカロリー
炭水化物のうち、糖質(10.3)g441.2kcal
炭水化物のうち、食物繊維0g20kcal
たんぱく質(0.1)g40.4kcal
脂質(38.8)g9349.2kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

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上記が「フレンチドレッシング」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、349.2kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。

フレンチドレッシングは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?

引用元:DELISH KITCHEN

フレンチドレッシングは、低糖質ダイエットに使える?



フレンチドレッシングは、糖質量が10.3gとなっています。低糖質ダイエットを実践している方にとっては、フレンチドレッシングはどちらかというと不向きな調味料と言えるでしょう。しかし、その糖質量は他のドレッシングと比べると控えめな部類に入ります。

フレンチドレッシングとは



フレンチドレッシングは、フランス料理に使用されることからその名が付いた調味料です。オリーブオイルや酢、ハーブ、スパイスなどを組み合わせて作られます。そのため、風味豊かでさまざまな料理に合わせることができます。

低糖質ダイエットとは



低糖質ダイエットは、炭水化物の摂取を制限することで血糖値の上昇を抑え、体脂肪を減らすダイエット方法です。糖質を制限することで、体内の脂肪をエネルギー源として利用するよう促すことができます。

フレンチドレッシングの糖質量



フレンチドレッシングの糖質量は10.3gです。低糖質ダイエットを実践している方にとっては、この数値はやや高めと言えます。糖質制限を重視する場合には、他のドレッシングを選ぶ方が良いでしょう。

フレンチドレッシングの利点



一方で、フレンチドレッシングには利点もあります。その風味豊かな味わいは、さまざまな料理に合わせることができます。野菜のサラダにかけるだけでなく、シーフードや肉料理にも使用することができます。

まとめ



フレンチドレッシングは、低糖質ダイエットを実践している方にとってはどちらかと言えば不向きな調味料です。しかし、その糖質量は他のドレッシングと比べると控えめな部類に入ります。風味豊かな味わいはさまざまな料理に合わせることができるため、バランスの取れた食事に取り入れることができます。糖質制限を重視する場合には、他のドレッシングを選ぶ方が良いでしょう。しかし、フレンチドレッシングを楽しむことで食事のバリエーションを広げることもできます。適量を守りながら、自分のダイエットスタイルに合わせて利用してみてください。

フレンチドレッシングは、低脂質ダイエットに使える!?

引用元:ぐるなびシェフごはん

フレンチドレッシングは、低脂質ダイエットに使える?



現代の社会では、健康や美容への関心が高まっており、多くの人々がダイエットを実践しています。その中で、低脂質ダイエットは一般的な方法の一つとされています。低脂質ダイエットは、脂肪摂取量を制限することで体重を減らすことを目指すものであり、健康的な食生活をサポートするものです。



フレンチドレッシングの脂質含有量



調味料の中でも、フレンチドレッシングは広く利用されています。しかし、その脂質含有量を見ると、低脂質ダイエットには不向きなものと言えます。フレンチドレッシングには、38.8gの脂質が含まれています。この量は、低脂質ダイエットを実践している人々にとっては大きな問題となるでしょう。



フレンチドレッシングの脂質の影響



脂質は、エネルギー源として重要な役割を果たしていますが、摂りすぎると体重増加や生活習慣病のリスクを高める可能性があります。低脂質ダイエットでは、脂質摂取量を制限することで、これらのリスクを軽減しようとするのです。しかし、フレンチドレッシングのように高脂質な調味料を使用すると、ダイエットの効果が損なわれる可能性があります。



低脂質ダイエットにおすすめの調味料



低脂質ダイエットを実践する際には、脂質含有量の少ない調味料を選ぶことが重要です。例えば、シンプルな酢やレモン汁を使ったドレッシングや、ハーブやスパイスを使った味付けがおすすめです。これらの調味料は、脂質摂取量を抑えながらも食事の味を楽しむことができます。



まとめ



フレンチドレッシングは、低脂質ダイエットには不向きな調味料と言えます。その脂質含有量が38.8gであるため、低脂質ダイエットを実践する人々にとっては避けるべきものとなります。低脂質ダイエットを実践する際には、脂質含有量の少ない調味料を選ぶことが重要です。健康的な食生活をサポートするために、適切な調味料の選択を心がけましょう。

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最後に、フレンチドレッシングの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「フレンチドレッシング」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー376Kcal高い
炭水化物(9.3)g
└糖質(10.3)g低い
└食物繊維0g無し
たんぱく質(0.1)gかなり低い
脂質(38.8)g多い

「フレンチドレッシング」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分(44.1)g普通
有機酸(1.3)g多い
灰分(6.5)g多い
コレステロール(7)mg普通
食塩相当量(6.4)mg多い
アルコール-g無し

「フレンチドレッシング」のビタミン・無機質等

ナトリウム(2500)mg多い
カリウム(3)mg低い
カルシウム(1)mg低い
マグネシウム(Tr)mg無し
リン(3)mg低い
(Tr)mg無し
亜鉛(Tr)mg無し
(Tr)mg無し
マンガン0mg無し
ヨウ素(1)μg普通
セレン0μg無し
クロム0μg無し
モリブデン(Tr)μg無し
ビタミンA
└レチノール(3)μg多い
└α-カロテン0μg無し
└β-カロテン0μg無し
└β-クリプトキサンチン(Tr)μg無し
└β-カロテン当量0μg無し
└レチノール活性当量(3)μg普通
ビタミンD(0.1)μg多い
ビタミンE
└α-トコフェロール(5.0)mg多い
└β-トコフェロール(0.5)mg多い
└γ-トコフェロール(22.0)mg多い
└δ-トコフェロール(4.2)mg多い
ビタミンK(66)μg多い
ビタミンB1(Tr)mg無し
ビタミンB2(0.01)mg低い
ナイアシン(Tr)mg無し
ビタミンB6(0.01)mg低い
ビタミンB12(Tr)μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸(0.02)mg低い
ビオチン(0.3)μg普通
ビタミンC(1)mg普通

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

フレンチドレッシングと同じ調味料のソース・ドレッシング・味付けジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
ウスターソース11727.01.00.10.5
中濃ソース12930.10.80.11.0
濃厚ソース13029.80.90.11.0
和風ノンオイルドレッシング8317.23.10.10.2
フレンチドレッシング325(13.4)(Tr)(31.5)0
サウザンアイランドドレッシング392(13.4)(0.3)(39.2)(0.4)
マヨネーズ(卵黄型)6682.82.574.7(0)
お好み焼きソース14433.51.60.10.9
ゆずこしょう373.11.30.86.2
和風ドレッシング179(9.7)(1.9)(14.5)(0.2)
ごまドレッシング399(15.5)(2.7)(38.3)(0.8)
マヨネーズ(ヘルシータイプ)2624.72.928.30.8
フレンチドレッシング376(10.3)(0.1)(38.8)0

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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