このページではさつま揚げのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
さつま揚げのカロリーは116kcal(100gあたり)!これってどうなの?
さつま揚げの可食部100gあたりのカロリーは、116kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中891位です。これは多い順にすると上位55%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでさつま揚げのカロリーを評価すると、296件中144位です。これは上位から48%に位置するカロリーで、評価は同じく「平均的」となります。
カロリー | 116Kcal |
全体での評価 | 891位 / 1592件中(上位55%…平均的) |
「魚」ジャンル内での評価 | 144位 / 296件中(上位48%…平均的) |
さつま揚げはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜさつま揚げのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
さつま揚げのカロリーは平均的な理由
さつま揚げのカロリーは、可食部100gあたり116kcalであり、他の食材と比較して「平均的」と評価されます。その理由は、以下の栄養データを参照すると明らかです。
カロリー
さつま揚げのカロリーは116kcalです。この数値は、他の食材と比較して平均的な範囲にあることを示しています。カロリーは食品のエネルギー量を表し、一般的な食事において適切なバランスを保つためには、過剰または不足しない程度が求められます。
糖質
さつま揚げの糖質は12gです。この数値は「普通」と評価されます。糖質はエネルギー源となるため、適切な量を摂取することが重要です。さつま揚げの糖質量は平均的な範囲にあり、バランスの取れた食事に適しています。
食物繊維
さつま揚げには食物繊維が含まれていません。食物繊維は腸内環境を整えるために重要な栄養素であり、健康維持に欠かせません。さつま揚げには食物繊維が含まれていないため、他の食材と比較して平均的と評価されます。
タンパク質
さつま揚げのタンパク質は11.3gです。この数値は「普通」と評価されます。タンパク質は体の組織を構築するために必要な栄養素であり、十分な量を摂取することが重要です。さつま揚げのタンパク質量は平均的な範囲にあり、バランスの取れた食事に適しています。
脂質
さつま揚げの脂質は2.4gです。この数値も「普通」と評価されます。脂質はエネルギー源となるだけでなく、体の機能にも重要な役割を果たします。さつま揚げの脂質量は平均的な範囲にあり、適度な量を摂取することが推奨されます。
以上の栄養データから、さつま揚げのカロリーは他の食材と比較して平均的であると評価されます。適切なバランスの取れた食事を心掛ける際には、さつま揚げを選ぶことができるでしょう。ただし、食物繊維が含まれていない点には留意する必要があります。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「さつま揚げ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 12g | 4 | 48kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 11.3g | 4 | 45.2kcal |
脂質 | 2.4g | 9 | 21.6kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「さつま揚げ」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、48kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
さつま揚げは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:キリン
さつま揚げは、低糖質ダイエットに使える?
さつま揚げは、魚(練り物)の一種であり、多くの方に愛されています。しかし、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、さつま揚げは注意が必要な食材となります。
さつま揚げの糖質量は12g
さつま揚げの糖質量は、約12gです。低糖質ダイエットを行っている方にとっては、この数値はかなり高いものと言えます。糖質を制限することで、体重の減少や血糖値の安定化を目指す方にとっては、さつま揚げは避けるべき食材となります。
さつま揚げは低糖質ダイエットに不向き
さつま揚げは、揚げ物という調理方法が特徴的です。揚げ物は、素材自体には糖質が少なくても、油で揚げることで糖質が増えてしまいます。また、さつま揚げには調味料や衣なども使用されることがありますが、これらにも糖質が含まれています。そのため、さつま揚げは低糖質ダイエットには不向きな食材となります。
代替となる食材の選択
低糖質ダイエットを実践している方にとっては、さつま揚げの代替となる食材を選ぶことが重要です。例えば、焼き魚や蒸し魚、刺身などは糖質量が少なく、タンパク質や良質な脂質を摂取することができます。また、豆腐や納豆、こんにゃくなども低糖質であり、満腹感を得ることができます。
まとめ
さつま揚げは、糖質量が12gと比較的高い食材です。低糖質ダイエットを実践している方にとっては、さつま揚げは避けるべき食材となります。代わりに、焼き魚や蒸し魚、刺身などの低糖質な魚料理や、豆腐や納豆、こんにゃくなどの低糖質な食材を選ぶことがおすすめです。低糖質ダイエットを成功させるためには、食材の選択に注意し、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
さつま揚げは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:DELISH KITCHEN
さつま揚げは、低脂質ダイエットに使える?
さつま揚げは、魚の練り物の一種であり、多くの人にとって美味しいおかずやおつまみとして親しまれています。しかし、ダイエット中の方にとっては、その脂質含有量が気になるところです。そこで、さつま揚げの脂質含有量を調査した結果、低脂質であることが分かりました。
さつま揚げの脂質含有量は2.4g
さつま揚げの脂質含有量は、100gあたり2.4gという結果が出ました。これは、他の揚げ物や肉料理と比べると非常に低い値です。特に、一般的な唐揚げやコロッケなどと比べると、さつま揚げは脂質が少ないと言えます。
さつま揚げの低脂質効果
さつま揚げが低脂質であることから、低脂質ダイエットにおいて少し効果的な食材と言えます。脂質は摂取量を抑えることが重要であり、さつま揚げはその点で優れています。また、さつま揚げは魚の練り物であるため、タンパク質も豊富に含まれているため、食事の栄養バランスも考える上でも良い選択肢と言えます。
さつま揚げの食べ方の工夫
さつま揚げを低脂質ダイエットに活用するためには、食べ方の工夫も重要です。まず、揚げ物として調理されるため、余分な油を取り除くことが大切です。キッチンペーパーや油を吸い取るための調理シートを使用して、余分な脂を取り除くことができます。また、さつま揚げをサラダや野菜と一緒に食べることで、食事のボリュームを増やすこともできます。
まとめ
さつま揚げは、低脂質ダイエットに少し効果的な食材と言えます。その脂質含有量が2.4gという低い値であることから、摂取量を抑えることが重要なダイエットにおいては適しています。さつま揚げは魚の練り物であり、タンパク質も豊富に含まれているため、食事の栄養バランスも考える上でも良い選択肢です。ただし、調理方法や食べ方に工夫をすることが重要です。余分な油を取り除くために調理シートを使用したり、野菜と一緒に食べたりすることで、より効果的なダイエットにつなげることができます。
最後に、さつま揚げの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「さつま揚げ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 116 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 12.6 | g | |
└糖質 | 12 | g | 普通 |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 11.3 | g | 普通 |
脂質 | 2.4 | g | 普通 |
「さつま揚げ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 70 | g | 普通 |
有機酸 | 0.1 | g | 多い |
灰分 | 2.4 | g | 多い |
コレステロール | 18 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 2 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「さつま揚げ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 800 | mg | 多い |
カリウム | 79 | mg | 低い |
カルシウム | 20 | mg | 普通 |
マグネシウム | 16 | mg | 普通 |
リン | 110 | mg | 普通 |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.2 | mg | 低い |
銅 | 0.03 | mg | 低い |
マンガン | 0.03 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 18 | μg | 多い |
セレン | 15 | μg | 多い |
クロム | 3 | μg | 多い |
モリブデン | Tr | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 6 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 6 | μg | 普通 |
ビタミンD | 0.9 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.4 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.5 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.2 | mg | 多い |
ビタミンK | 2 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.03 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.8 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0.9 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.05 | mg | 低い |
ビオチン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
別名: あげはん
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
さつま揚げと同じ魚の練り物ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
かに風味かまぼこ | 89 | 10.2 | 12.1 | 0.5 | (0) |
昆布巻きかまぼこ | 83 | 11.2 | 8.9 | 0.5 | - |
す巻きかまぼこ | 89 | 9.7 | 12.0 | 0.8 | (0) |
蒸しかまぼこ | 93 | 11.0 | 12.0 | 0.9 | (0) |
焼き抜きかまぼこ | 102 | 8.7 | 16.2 | 1.0 | (0) |
焼き竹輪 | 107 | 12.1 | 13.2 | 0.4 | (0) |
だて巻 | 190 | 18.8 | 14.6 | 7.5 | (0) |
つみれ | 104 | 8.2 | 12.0 | 4.3 | (0) |
なると | 80 | 11.7 | 7.6 | 0.4 | (0) |
はんぺん | 93 | 11.5 | 9.9 | 1.0 | (0) |
さつま揚げ | 116 | 12 | 11.3 | 2.4 | (0) |
魚肉ハム | 155 | 13.1 | 13.4 | 6.7 | (0) |
魚肉ソーセージ | 158 | 14.5 | 11.5 | 7.2 | (0) |
黒はんぺん | 119 | 15.2 | 11.2 | 2.9 | 0.9 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。