このページではあくまきのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
あくまきのカロリーは131kcal(100gあたり)!これってどうなの?
あくまきの可食部100gあたりのカロリーは、131kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中820位です。これは多い順にすると上位51%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「穀物」ジャンルのであくまきのカロリーを評価すると、100件中95位です。これは上位から95%に位置するカロリーで、評価は「かなり低い」となります。
カロリー | 131Kcal |
全体での評価 | 820位 / 1592件中(上位51%…平均的) |
「穀物」ジャンル内での評価 | 95位 / 100件中(上位95%…かなり低い) |
あくまきはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜあくまきのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
「あくまき」のカロリーは平均的な理由
「あくまき」は、穀物(お米製品)の一種であり、可食部100gあたりのカロリーは131kcalです。このカロリーは他の食材と比較して「平均的」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参照して説明します。
糖質:26.1g(普通)
「あくまき」の糖質は26.1gです。この量は他の食材と比較して「普通」と評価されています。糖質はエネルギー源として重要な栄養素であり、一般的な範囲内にあることから、「あくまき」のカロリーが平均的とされています。
食物繊維:0.2g(普通)
「あくまき」の食物繊維は0.2gです。食物繊維は腸内環境を整えるために重要な役割を果たします。この量は他の食材と比較して「普通」と評価されています。食物繊維の量が適切であることから、「あくまき」のカロリーが平均的とされています。
タンパク質:2.3g(低い)
「あくまき」のタンパク質は2.3gです。この量は他の食材と比較して「低い」と評価されています。タンパク質は体の組織を作り、修復するために必要な栄養素ですが、「あくまき」にはそれほど多く含まれていません。そのため、タンパク質の量が少ないことが、カロリーが平均的とされる理由の一つです。
脂質:1.8g(普通)
「あくまき」の脂質は1.8gです。この量は他の食材と比較して「普通」と評価されています。脂質はエネルギー源として重要な栄養素であり、適切な量が摂取されることが望ましいです。脂質の量が適切であることから、「あくまき」のカロリーが平均的とされています。
以上の栄養データを総合的に考えると、「あくまき」のカロリーは他の食材と比較して平均的な値であると評価されています。そのため、穀物(お米製品)の一つである「あくまき」は、バランスの取れた食事に含めることができる食材と言えます。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「あくまき」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 26.1g | 4 | 104.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 0.2g | 2 | 0.4kcal |
たんぱく質 | 2.3g | 4 | 9.2kcal |
脂質 | 1.8g | 9 | 16.2kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「あくまき」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、104.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
あくまきは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
あくまきは低糖質ダイエットに不向き
穀物(お米製品)の「あくまき」は、糖質量が26.1gと高いです。そのため、低糖質ダイエットを実践している方には不向きな食品と言えます。
糖質制限の重要性
低糖質ダイエットは、糖質の摂取を制限することで体重の減少や血糖値の安定化を目指す食事法です。糖質はエネルギー源として利用されますが、摂り過ぎると余分なエネルギーとして蓄積されてしまいます。そのため、糖質制限はダイエットや血糖管理に効果的とされています。
あくまきの糖質量
「あくまき」は、一般的にはおにぎりの具として知られています。しかし、その糖質量は26.1gと比較的高めです。低糖質ダイエットを実践している方にとっては、一食で摂取する糖質量としては適切ではありません。
代替品の選択肢
低糖質ダイエットを実践する際には、代替品の選択が重要です。糖質量の少ない食品を選ぶことで、満腹感を得つつも糖質の摂取を抑えることができます。例えば、野菜や魚、肉などのタンパク質や食物繊維を豊富に含む食品を積極的に摂ることがおすすめです。
まとめ
あくまきは、糖質量が26.1gと高いため、低糖質ダイエットには不向きな食品です。糖質制限を実践している方は、代替品として糖質量の少ない食品を選ぶことが重要です。野菜や魚、肉などのタンパク質や食物繊維を積極的に摂り入れることで、健康的なダイエットを実現できるでしょう。
あくまきは、低脂質ダイエットに使える!?
あくまきは、低脂質ダイエットに使える?
お米製品の一つである「あくまき」は、低脂質ダイエットに少し効果的な食材として注目されています。その理由を詳しく見ていきましょう。
あくまきの脂質量は1.8g
まず、あくまきの脂質量は1.8gと非常に低いことが特徴です。脂質はダイエットにおいて注意が必要な栄養素であり、摂り過ぎると体重増加や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。その点、あくまきは低脂質であるため、摂取することで脂質の過剰摂取を抑えることができます。
食物繊維も豊富
また、あくまきには食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便秘の解消や血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待されます。ダイエット中には食物繊維を摂取することが重要であり、あくまきはその点でも優れた食材と言えます。
バランスの取れた食事に
ただし、あくまきだけでダイエット効果を期待するのは難しいかもしれません。ダイエットはバランスの取れた食事や適度な運動が重要です。あくまきを摂取する際には、他の栄養素も含まれた食材と組み合わせることが大切です。
まとめ
あくまきは低脂質ダイエットに少し効果的な食材と言えます。脂質量が低く、食物繊維も豊富に含まれているため、脂質の過剰摂取を抑える効果や腸内環境の改善効果が期待できます。しかし、あくまきだけでダイエットを成功させるのは難しいため、バランスの取れた食事や適度な運動との組み合わせが重要です。
最後に、あくまきの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「あくまき」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 131 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 25.7 | g | |
└糖質 | 26.1 | g | 普通 |
└食物繊維 | 0.2 | g | 普通 |
たんぱく質 | 2.3 | g | 低い |
脂質 | 1.8 | g | 普通 |
「あくまき」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 69.5 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.7 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「あくまき」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 16 | mg | 普通 |
カリウム | 300 | mg | 普通 |
カルシウム | 6 | mg | 低い |
マグネシウム | 6 | mg | 低い |
リン | 10 | mg | 低い |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.7 | mg | 普通 |
銅 | 0.05 | mg | 普通 |
マンガン | 0.39 | mg | 多い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | Tr | mg | 無し |
ビタミンB2 | Tr | mg | 無し |
ナイアシン | Tr | mg | 無し |
ビタミンB6 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0 | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
あくまきと同じ穀物のお米製品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
おにぎり(具なし) | 170 | 39.3 | 2.7 | 0.3 | 0.4 |
焼きおにぎり(具なし) | 166 | 39.5 | 3.1 | 0.3 | 0.4 |
きりたんぽ | 200 | 46.2 | 3.2 | 0.4 | 0.4 |
上新粉 | 343 | 78.8 | 6.2 | 0.9 | 0.6 |
ビーフン | 360 | 80.3 | 7.0 | 1.6 | 0.9 |
米こうじ | 260 | 59.3 | 5.8 | 1.7 | 1.4 |
お餅 | 223 | 50.8 | 4.0 | 0.6 | 0.5 |
赤飯 | 186 | 41.1 | 4.3 | 0.6 | 1.6 |
あくまき | 131 | 26.1 | 2.3 | 1.8 | 0.2 |
白玉粉 | 347 | 80.4 | 6.3 | 1.0 | 0.5 |
道明寺粉 | 349 | 80.9 | 7.1 | 0.7 | 0.7 |
玄米粉 | 370 | 82.6 | 7.1 | 2.9 | 3.5 |
米ぬか | 374 | 32.9 | 13.4 | 19.6 | 20.5 |
ライスペーパー | 339 | 83.7 | 0.5 | 0.3 | 0.8 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。