このページではゆずこしょうのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ゆずこしょうのカロリーは37kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:キューピー
ゆずこしょうの可食部100gあたりのカロリーは、37kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1337位です。これは多い順にすると上位83%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。
また、日本食品標準成分表の「調味料」ジャンルのでゆずこしょうのカロリーを評価すると、142件中124位です。これは上位から87%に位置するカロリーで、評価は「かなり低い」となります。
カロリー | 37Kcal |
全体での評価 | 1337位 / 1592件中(上位83%…低い) |
「調味料」ジャンル内での評価 | 124位 / 142件中(上位87%…かなり低い) |
ゆずこしょうはカロリーが低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜゆずこしょうのカロリーは低いの?なにが含まれているの?
引用元:キューピー
ゆずこしょうのカロリーは低い理由
ゆずこしょうは、調味料として広く使われていますが、カロリーが低いことが特徴です。その理由について、以下の栄養データを参考に解説します。
糖質がかなり低い
ゆずこしょうの可食部100gあたりの糖質は、3.1gと非常に少ないです。糖質はエネルギー源となるため、糖質が少ないことでカロリーも低くなります。
食物繊維が多い
ゆずこしょうには、可食部100gあたりの食物繊維が6.2g含まれています。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を与える効果があります。そのため、食物繊維が多いことで、食べ過ぎを防ぎ、カロリー摂取を抑えることができます。
タンパク質・脂質が低い
ゆずこしょうの可食部100gあたりのタンパク質は1.3g、脂質は0.8gです。タンパク質や脂質はエネルギー源となるため、これらが少ないことでカロリーも低くなります。
以上の栄養データから、ゆずこしょうのカロリーが低い理由が明らかになりました。糖質が少なく、食物繊維、タンパク質、脂質も低いため、カロリー摂取を抑えたい方にとっては、健康的な選択肢と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ゆずこしょう」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 3.1g | 4 | 12.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 6.2g | 2 | 12.4kcal |
たんぱく質 | 1.3g | 4 | 5.2kcal |
脂質 | 0.8g | 9 | 7.2kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ゆずこしょう」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、12.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ゆずこしょうは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:キューピー
ゆずこしょうは、低糖質ダイエットに使える?
ゆずこしょうは、糖質量が3.1gと比較的低いため、低糖質ダイエットに効果的な調味料として利用することができます。
ゆずこしょうの糖質量
ゆずこしょうは、糖質量が3.1gとなっています。これは一般的なソースやドレッシングと比較しても非常に低い数値です。低糖質ダイエットを実践している方にとっては、ゆずこしょうは嬉しい選択肢と言えるでしょう。
ゆずこしょうの味と使い方
ゆずこしょうは、さっぱりとした風味が特徴的です。酸味と辛味が絶妙に調和し、料理にアクセントを与えてくれます。主に和食やアジア料理に使用されることが多いですが、洋食やサラダにも合わせることができます。
ゆずこしょうの効果
ゆずこしょうには、ダイエット効果が期待できる成分が含まれています。ゆずにはビタミンCが豊富に含まれており、新陳代謝を促進する効果があります。また、辛味成分のカプサイシンは脂肪燃焼を促進する効果があります。これらの成分が組み合わさったゆずこしょうは、脂肪燃焼をサポートする効果が期待できるのです。
ゆずこしょうの摂取方法
ゆずこしょうは、料理に直接かけるだけでなく、ドレッシングやソースの材料としても使用することができます。また、お鍋や炒め物にも加えることで、風味豊かな味わいを楽しむことができます。ただし、ゆずこしょうは辛味が強いため、好みに合わせて使用量を調節することが大切です。
まとめ
ゆずこしょうは、糖質量が3.1gと低いため、低糖質ダイエットにおいて効果的な調味料として利用することができます。さっぱりとした風味とダイエット効果が期待できる成分が含まれているため、料理に取り入れることで健康的な食事を楽しむことができます。適量を守りながら、ゆずこしょうを上手に活用して、美味しく健康的な食事を実現しましょう。
ゆずこしょうは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:ニッスイ
ゆずこしょうは、低脂質ダイエットに使える?
ゆずこしょうは、日本料理や和風料理でよく使われる調味料です。その特徴的な風味と辛さが、料理にアクセントを加えてくれます。しかし、ゆずこしょうはただ美味しいだけでなく、低脂質ダイエットにも効果的なのです。
低脂質であることがポイント
ゆずこしょうは、低脂質であることが特徴です。実際に、ゆずこしょうの脂質含有量はわずか0.8gと非常に低いのです。この低脂質な特性が、ダイエットにおいて大きなメリットとなります。
脂質制限が必要なダイエットに最適
脂質制限が必要なダイエットを行っている方にとって、ゆずこしょうは最適な調味料です。脂質は摂取するとエネルギーとして蓄積されやすく、体重の増加につながります。しかし、ゆずこしょうを使うことで、食事の味わいを損なうことなく、脂質摂取を抑えることができます。
食欲を抑える効果も
ゆずこしょうには、辛味成分であるカプサイシンが含まれています。カプサイシンは、体内の代謝を促進し、脂肪燃焼をサポートする効果があります。また、辛味は食欲を抑える効果もあります。そのため、ゆずこしょうを摂取することで、食欲を抑えつつ、ダイエット効果を高めることができるのです。
使い方のポイント
ゆずこしょうは、さまざまな料理に活用することができます。例えば、サラダや魚料理、お肉料理に加えることで、さっぱりとした風味を楽しむことができます。また、ドレッシングやソースのベースとしても使用することができます。ただし、辛さが苦手な方や胃腸の弱い方は、使用量に気を付ける必要があります。
まとめ
ゆずこしょうは、低脂質ダイエットに特に効果的な調味料です。その低脂質な特性と辛味成分のカプサイシンが、脂質摂取を抑える効果や食欲を抑える効果をもたらします。さまざまな料理に活用しながら、健康的なダイエットをサポートしてくれるでしょう。ただし、個々の体質や健康状態に合わせて使用量を調節し、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。ゆずこしょうを上手に取り入れて、美味しく健康的なダイエットを実践しましょう。
最後に、ゆずこしょうの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ゆずこしょう」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 37 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 9.3 | g | |
└糖質 | 3.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 6.2 | g | 多い |
たんぱく質 | 1.3 | g | 低い |
脂質 | 0.8 | g | 低い |
「ゆずこしょう」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 64.5 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 24.1 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 25.2 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「ゆずこしょう」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 9900 | mg | 多い |
カリウム | 280 | mg | 普通 |
カルシウム | 61 | mg | 多い |
マグネシウム | 44 | mg | 多い |
リン | 24 | mg | 低い |
鉄 | 0.6 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.06 | mg | 普通 |
マンガン | 0.10 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 24 | μg | 多い |
セレン | 2 | μg | 普通 |
クロム | 5 | μg | 多い |
モリブデン | 4 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 36 | μg | 多い |
└β-カロテン | 230 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 47 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 270 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 22 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.0 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.4 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.05 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.9 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.17 | mg | 多い |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.22 | mg | 普通 |
ビオチン | 3.6 | μg | 多い |
ビタミンC | 2 | mg | 普通 |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
ゆずこしょうと同じ調味料のソース・ドレッシング・味付けジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
ウスターソース | 117 | 27.0 | 1.0 | 0.1 | 0.5 |
中濃ソース | 129 | 30.1 | 0.8 | 0.1 | 1.0 |
濃厚ソース | 130 | 29.8 | 0.9 | 0.1 | 1.0 |
和風ノンオイルドレッシング | 83 | 17.2 | 3.1 | 0.1 | 0.2 |
フレンチドレッシング | 325 | (13.4) | (Tr) | (31.5) | 0 |
サウザンアイランドドレッシング | 392 | (13.4) | (0.3) | (39.2) | (0.4) |
マヨネーズ(卵黄型) | 668 | 2.8 | 2.5 | 74.7 | (0) |
お好み焼きソース | 144 | 33.5 | 1.6 | 0.1 | 0.9 |
ゆずこしょう | 37 | 3.1 | 1.3 | 0.8 | 6.2 |
和風ドレッシング | 179 | (9.7) | (1.9) | (14.5) | (0.2) |
ごまドレッシング | 399 | (15.5) | (2.7) | (38.3) | (0.8) |
マヨネーズ(ヘルシータイプ) | 262 | 4.7 | 2.9 | 28.3 | 0.8 |
フレンチドレッシング | 376 | (10.3) | (0.1) | (38.8) | 0 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。