抹茶のカロリーは高い？低い？カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定！

抹茶のカロリーは237kcal（100gあたり）！これってどうなの？

抹茶の可食部100gあたりのカロリーは、237kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中499位です。これは多い順にすると上位31％に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。

また、日本食品標準成分表の「嗜好品」ジャンルので抹茶のカロリーを評価すると、58件中12位です。これは上位から20％に位置するカロリーで、評価は「高い」となります。

カロリー	237Kcal
全体での評価	499位 / 1592件中（上位31％…平均的）
「嗜好品」ジャンル内での評価	12位 / 58件中（上位20％…高い）

なぜ抹茶のカロリーは平均的？なにが含まれているの？

抹茶のカロリーは平均的な理由

抹茶のカロリーは、可食部100gあたり237kcalであり、「平均的」と評価されています。この評価は、抹茶の栄養データを考慮して行われています。

糖質が低い

抹茶に含まれる糖質は、可食部100gあたり9.5gと「低い」とされています。糖質が低いことから、抹茶は血糖値の急上昇を抑える効果があります。また、糖質の摂取量を気にする方にとっても、抹茶は適した飲み物と言えます。

食物繊維が多い

抹茶には、可食部100gあたり38.5gの食物繊維が含まれています。食物繊維は、腸内環境を整えたり、便通を改善する効果があります。食物繊維の摂取は、健康維持にとって重要であり、抹茶には多く含まれているため、健康に配慮した飲み物と言えます。

タンパク質が多い

抹茶には、可食部100gあたり29.6gのタンパク質が含まれています。タンパク質は、身体の組織や筋肉の修復や再生に関与しており、健康維持にとって重要な栄養素です。抹茶には多くのタンパク質が含まれているため、身体の健康に貢献する飲み物と言えます。

脂質は普通

抹茶に含まれる脂質は、可食部100gあたり5.3gと「普通」とされています。脂質の摂取量は、健康に影響を与える要素の一つですが、抹茶の脂質は適度な量であり、健康に配慮した飲み物と言えます。

以上の栄養データから、抹茶のカロリーが「平均的」と評価されている理由がわかります。抹茶は、糖質が低く、食物繊維やタンパク質が多く含まれているため、健康に配慮した飲み物として選ばれています。また、脂質の量も適度であり、バランスの良い飲み物と言えます。抹茶を飲むことで、健康維持に役立つ栄養素を摂取することができるのです。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「抹茶」のカロリー内訳
栄養素	栄養素の量	1グラム あたりの カロリー	栄養素 によるカロリー
炭水化物のうち、糖質	9.5g	4	38kcal
炭水化物のうち、食物繊維	38.5g	2	77kcal
たんぱく質	29.6g	4	118.4kcal
脂質	5.3g	9	47.7kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

抹茶は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える！？

抹茶は、低糖質ダイエットに使える？

抹茶は、糖質量が9.5gであることが知られています。しかし、抹茶は低糖質ダイエットにどちらかというと不向きな飲み物と言えます。ただし、その糖質量は控えめであることも事実です。

抹茶の糖質量は9.5g

抹茶は、嗜好品の一つであり、日本茶の一種です。その糖質量は9.5gであり、他のお茶と比べるとやや高めです。低糖質ダイエットを実践している方にとっては、この糖質量は気になるポイントでしょう。

抹茶は低糖質ダイエットに不向き

抹茶は、茶葉を粉状にしたものであり、その製法や成分によって独特の風味があります。しかし、抹茶には糖質が含まれており、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、摂取を控える必要があります。

抹茶の糖質量は控えめ

一方で、抹茶の糖質量は他の飲み物に比べると控えめです。例えば、砂糖を加えたコーヒーや紅茶の方が糖質量は高くなります。そのため、抹茶を選ぶことで、少しでも糖質制限を意識した飲み物を楽しむことができるでしょう。

まとめ

抹茶は、糖質量が9.5gとやや高めですが、低糖質ダイエットに使えるかどうかは個人の目的や制限の程度によります。抹茶は、独特の風味や栄養素を含んでおり、飲むことでリラックス効果や代謝促進効果が期待できます。ただし、糖質摂取を抑えたい場合は、摂取量には注意が必要です。自分の体に合ったバランスの良い飲み物を選びながら、健康的な生活を送りましょう。

抹茶は、低脂質ダイエットに使える！？

抹茶は、低脂質ダイエットに使える？

抹茶は、日本の伝統的なお茶の一種であり、その特徴的な風味と香りで人気を集めています。しかし、低脂質ダイエットを考えている方にとって、抹茶は適しているのでしょうか？ここでは、抹茶の脂質含有量について考察してみたいと思います。

抹茶の脂質含有量

抹茶の脂質含有量は、100gあたり5.3gとされています。一般的な食品と比べると、抹茶の脂質含有量は控えめと言えます。ですが、低脂質ダイエットを行っている方にとっては、この数値はやや高いかもしれません。

抹茶の利点

抹茶には、他のお茶にはない特徴があります。例えば、抹茶にはカテキンという成分が豊富に含まれています。カテキンには、脂肪の吸収を抑える効果があり、ダイエットに役立つとされています。また、抹茶にはカフェインも含まれており、代謝を促進する効果も期待できます。

抹茶の注意点

一方で、抹茶には注意点もあります。抹茶は、その風味や香りを楽しむために、一般的には砂糖やお菓子と一緒に摂取されることが多いです。しかし、砂糖を加えることでカロリーが増え、脂質の摂取量も増えてしまいます。そのため、低脂質ダイエットを意識している方は、抹茶を砂糖なしで飲むことを心掛けると良いでしょう。

まとめ

抹茶は、低脂質ダイエットにどちらかと言えば不向きと言えますが、脂質の量は控えめです。抹茶にはカテキンやカフェインといった成分が含まれており、ダイエットに役立つ効果が期待できます。ただし、抹茶を砂糖なしで飲むことを心掛けることが重要です。抹茶を上手に取り入れつつ、バランスの良い食事と適度な運動も合わせて行うことで、健康的なダイエットを実現することができるでしょう。

「抹茶」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	237	Kcal	平均的
炭水化物	39.5	g
└糖質	9.5	g	低い
└食物繊維	38.5	g	多い
たんぱく質	29.6	g	多い
脂質	5.3	g	普通
「抹茶」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	5.0	g	低い
有機酸	-	g	無し
灰分	7.4	g	多い
コレステロール	(0)	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「抹茶」のビタミン・無機質等
ナトリウム	6	mg	普通
カリウム	2700	mg	多い
カルシウム	420	mg	多い
マグネシウム	230	mg	多い
リン	350	mg	多い
鉄	17.0	mg	多い
亜鉛	6.3	mg	多い
銅	0.60	mg	多い
マンガン	-	mg	無し
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	29000	μg	多い
└レチノール活性当量	2400	μg	多い
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	28.0	mg	多い
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	2900	μg	多い
ビタミンB1	0.60	mg	多い
ビタミンB2	1.35	mg	多い
ナイアシン	4.0	mg	多い
ビタミンB6	0.96	mg	多い
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	3.70	mg	多い
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	60	mg	多い

粉末製品／(100 g：182mL、100 mL：55g)／カフェイン： 3.2 g、タンニン： 10.0 g、硝酸イオン： Tr

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

抹茶と同じ嗜好品のお茶ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
玉露	5	0.3	1.3	(0)	-
抹茶	237	9.5	29.6	5.3	38.5
せん茶	2	0.3	0.2	(0)	-
かまいり茶	1	0.1	0.1	(0)	-
番茶	0	0.1	Tr	(0)	-
ほうじ茶	0	Tr	Tr	(0)	-
玄米茶	0	0	0	(0)	0
ウーロン茶	0	0.1	Tr	(0)	-
紅茶	1	0.1	0.1	(0)	-
昆布茶	173	34.5	5.2	0.2	2.8
麦茶	1	0.3	Tr	(0)	-
なぎなたこうじゅ	0	Tr	0	Tr	-

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。