洋風だしのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

洋風だしのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずは洋風だしの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	6	Kcal	かなり低い
炭水化物	0.3	g
└糖質	1.0	g	かなり低い
└食物繊維	-	g	無し
たんぱく質	1.3	g	低い
脂質	0	g	無し
食塩相当量	0.5	mg	普通

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、調味料分類に所属する正式名称「＜調味料類＞　（だし類）　洋風だし」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、洋風だしがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

洋風だしはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

引用元：ヤマサ

洋風だしとは？どんな食材？

洋風だしとは、料理に使われる調味料の一つです。日本料理における「だし」は、主に和食に使用される出汁のことを指しますが、洋風だしはその名の通り、洋食に合う出汁のことを指します。

洋風だしの特徴

洋風だしは、和風の出汁とは異なる特徴を持っています。その特徴は以下のようなものです。

1. 香りとコクがある

洋風だしは、野菜やハーブ、スパイスを使用して作られることが多く、そのため香りが豊かです。また、動物性の素材（例：骨や肉）を使うこともあり、コクがあります。

2. ベースとして使用される

洋風だしは、料理のベースとして使用されることが多いです。スープやソースの味を引き立てる役割を果たし、料理全体の味わいを深めます。

3. 多様な食材から作られる

洋風だしは、様々な食材から作られることがあります。例えば、野菜（たまねぎやにんじん）、ハーブ（ローズマリーやタイム）、スパイス（クローブやオールスパイス）などが使われます。これらの食材を組み合わせることで、洋風だしの特徴的な味わいが生まれます。

洋風だしはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

引用元：NHKきょうの料理

1. 低カロリーでダイエットに適している

洋風だしは100gあたり6kcalと、非常に低カロリーです。この低カロリーな特性から、洋風だしはダイエット中の方にとって非常に役立つ食材と言えます。ダイエット中は摂取カロリーを制限する必要がありますが、洋風だしを使用することで食事の味付けを楽しみながら、低カロリーな食事を摂ることができます。

2. 糖質がかなり低いため、糖尿病予防に効果的

洋風だしには糖質が1gしか含まれておらず、かなり低いです。糖尿病は血糖値のコントロールが重要であり、糖質の摂取を抑えることが求められます。洋風だしは糖質が少ないため、糖尿病予防に効果的な食材として利用することができます。

3. 塩分が普通で、塩分摂取量の管理に役立つ

洋風だしは塩分が0.5g含まれており、普通と言えます。塩分の摂り過ぎは高血圧や心臓病のリスクを高めるため、塩分摂取量の管理は重要です。洋風だしは塩分が普通であるため、塩分摂取量を意識しながら味付けを行うことができます。

おすすめ：洋風だしのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

洋風だしに含まれる無機質の栄養を解説！

引用元：ヤマサ

1. ナトリウムが多い

洋風だしは、可食部100gあたりに180 mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは塩分の主成分であり、食品の風味や味を引き立てる役割を果たしています。洋風だしは、その豊富なナトリウム含有量から、料理に深い味を与えることができます。

2. カリウムやカルシウムなどの無機質栄養素が低い

洋風だしは、カリウムやカルシウム、マグネシウム、リンなどの無機質栄養素の含有量が低いです。これらの栄養素は、体内の骨や筋肉の構築や神経伝達に重要な役割を果たしています。そのため、洋風だしを主成分とする料理を摂取する場合は、他の食材や調味料を組み合わせて、バランスの取れた食事を心掛ける必要があります。

3. ミネラル類（ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン）が含まれていない

洋風だしには、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといったミネラル類は含まれていません。これらのミネラルは、体内の代謝や免疫機能の維持に関与しています。洋風だしを使用する際は、他の食材や調味料からこれらのミネラルを摂取する必要があります。

洋風だしに含まれるビタミンを解説！

引用元：キッコーマン

洋風だしのビタミンの特徴

洋風だしに含まれるビタミンの特徴は以下の3つです。

1. ビタミンB群の含有量が豊富

洋風だしにはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸が含まれています。特にビタミンB群の含有量が豊富であり、これらのビタミンはエネルギー代謝や神経機能の維持に重要な役割を果たしています。

2. ビタミンB1の含有量は低い

洋風だしに含まれるビタミンB1の含有量は0.02 mgで、比較的低いです。ビタミンB1は糖質の代謝を促進し、エネルギーの生成に関与しています。しかし、洋風だしを主なビタミンB1の摂取源とする場合は、他の食材からの補給も考慮する必要があります。

3. 他のビタミンは含まれない

洋風だしにはビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、ビオチン、ビタミンCは含まれていません。これらのビタミンは他の食材から摂取する必要があります。洋風だしを利用する際には、他の食材とのバランスを考えて摂取することが重要です。

洋風だしを使ったレシピ19選！

「洋風だし」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	6	Kcal	かなり低い
炭水化物	0.3	g
└糖質	1.0	g	かなり低い
└食物繊維	-	g	無し
たんぱく質	1.3	g	低い
脂質	0	g	無し
「洋風だし」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	97.8	g	多い
有機酸	-	g	無し
灰分	0.6	g	低い
コレステロール	-	mg	無し
食塩相当量	0.5	mg	普通
アルコール	-	g	無し
「洋風だし」のビタミン・無機質等
ナトリウム	180	mg	普通
カリウム	110	mg	低い
カルシウム	5	mg	低い
マグネシウム	6	mg	低い
リン	37	mg	低い
鉄	0.1	mg	低い
亜鉛	0.1	mg	低い
銅	0.01	mg	低い
マンガン	0.01	mg	低い
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	-	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	0	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	0	μg	無し
└レチノール活性当量	-	μg	無し
ビタミンD	-	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0	mg	無し
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	0	μg	無し
ビタミンB1	0.02	mg	低い
ビタミンB2	0.05	mg	普通
ナイアシン	1.1	mg	普通
ビタミンB6	0.06	mg	普通
ビタミンB12	0.2	μg	普通
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.25	mg	普通
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	0	mg	無し

別名： スープストック、ブイヨン／液状だし／牛もも肉、にんじん、たまねぎ、セロリーなどでとっただし　

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

洋風だしと同じ調味料の出汁ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
かつおだし 荒節	2	0.2	0.4	Tr	0
昆布だし 水出し	4	0.9	0.1	Tr	-
かつお・昆布だし 荒節・昆布だし	2	0.4	0.3	Tr	-
しいたけだし	4	0.9	0.1	0	-
煮干しだし	1	0	0.1	0.1	(0)
鶏がらだし	7	0.3	0.9	0.4	(0)
中華だし	3	0.1	0.8	0	-
洋風だし	6	1.0	1.3	0	-
あごだし	0	Tr	0.1	0	Tr
かつおだし 本枯れ節	2	0.3	0.5	0	0
昆布だし 煮出し	5	1.1	0.1	0	0.1
かつお・昆布だし 本枯れ節・昆布だし	2	0.5	0.3	0	Tr

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。