このページでは中華だしのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
中華だしのカロリーは3kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:Eレシピ
中華だしの可食部100gあたりのカロリーは、3kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1575位です。これは多い順にすると上位98%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「かなり低い」です。
また、日本食品標準成分表の「調味料」ジャンルので中華だしのカロリーを評価すると、142件中135位です。これは上位から95%に位置するカロリーで、評価は同じく「かなり低い」となります。
カロリー | 3Kcal |
全体での評価 | 1575位 / 1592件中(上位98%…かなり低い) |
「調味料」ジャンル内での評価 | 135位 / 142件中(上位95%…かなり低い) |
中華だしはカロリーがかなり低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜ中華だしのカロリーはかなり低いの?なにが含まれているの?
引用元:DELISH KITCHEN
中華だしのカロリーはなぜかなり低いのか?
中華だしは、調味料(出汁)として広く使用されていますが、そのカロリーは可食部100gあたりたったの3kcalと、他の食材と比較して非常に低いことがわかりました。では、なぜ中華だしのカロリーはかなり低いのでしょうか。以下に中華だしの栄養データをご紹介します。
カロリーがかなり低い
中華だしのカロリーは、可食部100gあたりたったの3kcalです。この数値は、他の食材と比較してもかなり低いと言えます。そのため、中華だしを使用することで、食事のカロリーを抑えることができるでしょう。
糖質がかなり低い
中華だしの糖質は、可食部100gあたり0.1gと非常に低いです。糖質を摂り過ぎると、血糖値の上昇や体重の増加につながることがありますが、中華だしはその心配が少ないと言えます。
食物繊維は無し
中華だしには食物繊維が含まれていません。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便通を促進する役割も果たしています。ただし、中華だしは主に調味料として使用されるため、食物繊維を摂取するためには他の食材との組み合わせが必要です。
タンパク質がかなり低い
中華だしのタンパク質は、可食部100gあたり0.8gと非常に低いです。タンパク質は体の組織を作るために必要な栄養素であり、不足すると筋肉の衰えや免疫力の低下などの問題が起こることがあります。そのため、中華だしを主なタンパク源とすることは避けるべきです。
脂質は無し
中華だしには脂質が含まれていません。脂質はエネルギー源として重要な役割を果たしていますが、摂り過ぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まることがあります。中華だしを使用することで、脂質摂取量を抑えることができるでしょう。
以上の栄養データからわかるように、中華だしのカロリーはかなり低く、糖質やタンパク質、脂質も少ないです。そのため、中華だしを使用することで、食事のカロリーや栄養バランスを意識することができます。ただし、中華だしだけで栄養を摂るのではなく、他の食材との組み合わせを考えることも大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「中華だし」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 0.1g | 4 | 0.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | -g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 0.8g | 4 | 3.2kcal |
脂質 | 0g | 9 | 0kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「中華だし」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、3.2kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
中華だしは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:ソラレピ
中華だしは、低糖質ダイエットに使える?
最近、健康意識の高まりとともに、低糖質ダイエットが注目されています。糖質の摂取を抑えることで、血糖値の上昇を緩やかにし、体脂肪の蓄積を防ぐことができるとされています。そんな中、調味料(出汁)の一つである「中華だし」が、低糖質ダイエットに効果的な食材として注目されています。
中華だしの糖質量はわずか0.1g
中華だしは、日本料理における出汁の一種であり、主に中華料理や麺類に使用されます。この中華だしは、糖質量がわずか0.1gと非常に低いため、低糖質ダイエットに適していると言われています。糖質を抑えた食事を心掛けることで、血糖値の急激な上昇を防ぎ、体脂肪の蓄積を抑えることができます。
中華だしの効果的な使い方
中華だしを使った料理の例としては、野菜炒めやスープ、煮物などがあります。これらの料理に中華だしを加えることで、風味が増し、食事の満足感を高めることができます。また、中華だしは塩分が豊富に含まれているため、味付けに塩を使用する必要が少なくなります。塩分摂取量を抑えることも、健康的なダイエットにとって重要なポイントです。
まとめ
中華だしは、糖質量がわずか0.1gと非常に低く、低糖質ダイエットに効果的な調味料です。糖質を抑えた食事は、血糖値の上昇を緩やかにし、体脂肪の蓄積を防ぐことができます。中華だしを使った料理は、風味が増し、食事の満足感を高めることができます。また、塩分摂取量を抑えることもできるため、健康的なダイエットにも適しています。中華だしを積極的に取り入れて、低糖質ダイエットを実践してみましょう。
中華だしは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:サントリー
中華だしは、低脂質ダイエットに使える?
中華料理は、その独特の風味と美味しさで人気を集めています。しかし、ダイエット中の方にとっては、中華料理は高カロリーであり、脂肪を摂りすぎてしまう可能性があります。そこで、中華だしを使用することで、低脂質ダイエットに効果的な調味料として活用できるのではないかと考えられます。
中華だしの低脂質な秘密とは?
中華だしは、鶏ガラや魚介類をベースにしたスープのことを指します。その特徴は、脂肪分がほとんど含まれていないことです。一般的な中華だしの成分表を見ると、脂質ゼロと記載されていることが多いです。そのため、中華だしを使用することで、脂肪を気にせずに料理を楽しむことができるのです。
中華だしの効果的な使い方
中華だしは、さまざまな料理に使用することができます。例えば、スープや煮物、炒め物など、中華料理だけでなく、和食や洋食にも使うことができます。その際には、中華だしの風味を生かしながら、脂肪分を抑えることができます。
また、中華だしは、味の調整にも役立ちます。脂っこい料理に使用することで、コクと旨味を引き立てることができます。逆に、脂質を抑えたい場合には、中華だしを使って味付けをすることで、脂肪摂取量を減らすことができます。
まとめ
中華だしは、低脂質ダイエットに特に効果的な調味料です。脂肪分がほとんど含まれていないため、脂肪を気にせずに料理を楽しむことができます。さまざまな料理に使用することができるため、食事のバリエーションも豊富になります。中華だしを上手に活用して、健康的な食生活を送りましょう。
最後に、中華だしの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「中華だし」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 3 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | Tr | g | |
└糖質 | 0.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 0.8 | g | かなり低い |
脂質 | 0 | g | 無し |
「中華だし」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 99.0 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.2 | g | 低い |
コレステロール | - | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「中華だし」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 20 | mg | 普通 |
カリウム | 90 | mg | 低い |
カルシウム | 3 | mg | 低い |
マグネシウム | 5 | mg | 低い |
リン | 40 | mg | 普通 |
鉄 | Tr | mg | 無し |
亜鉛 | Tr | mg | 無し |
銅 | Tr | mg | 無し |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | - | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | - | μg | 無し |
ビタミンD | - | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.15 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.03 | mg | 低い |
ナイアシン | 1.3 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.26 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
別名:湯(たん)/液状だし/鶏肉、豚もも肉、ねぎ、しょうがなどでとっただし
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
中華だしと同じ調味料の出汁ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
かつおだし 荒節 | 2 | 0.2 | 0.4 | Tr | 0 |
昆布だし 水出し | 4 | 0.9 | 0.1 | Tr | - |
かつお・昆布だし 荒節・昆布だし | 2 | 0.4 | 0.3 | Tr | - |
しいたけだし | 4 | 0.9 | 0.1 | 0 | - |
煮干しだし | 1 | 0 | 0.1 | 0.1 | (0) |
鶏がらだし | 7 | 0.3 | 0.9 | 0.4 | (0) |
中華だし | 3 | 0.1 | 0.8 | 0 | - |
洋風だし | 6 | 1.0 | 1.3 | 0 | - |
あごだし | 0 | Tr | 0.1 | 0 | Tr |
かつおだし 本枯れ節 | 2 | 0.3 | 0.5 | 0 | 0 |
昆布だし 煮出し | 5 | 1.1 | 0.1 | 0 | 0.1 |
かつお・昆布だし 本枯れ節・昆布だし | 2 | 0.5 | 0.3 | 0 | Tr |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。