このページではあごだしのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
あごだしのカロリーは0kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:ヤマサ
あごだしの可食部100gあたりのカロリーは、0kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1592位です。これは多い順にすると上位100%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「無し」です。
また、日本食品標準成分表の「調味料」ジャンルのであごだしのカロリーを評価すると、142件中142位です。これは上位から100%に位置するカロリーで、評価は「かなり低い」となります。
カロリー | 0Kcal |
全体での評価 | 1592位 / 1592件中(上位100%…無し) |
「調味料」ジャンル内での評価 | 142位 / 142件中(上位100%…かなり低い) |
あごだしはカロリーが無しという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜあごだしのカロリーは無しの?なにが含まれているの?
引用元:ヤマサ
なぜあごだしのカロリーは無しのか?
「あごだし」は、調味料として広く使用されている出汁の一種です。そのカロリーは、可食部100gあたり0kcalであり、「無し」と評価されています。なぜ「あごだし」のカロリーは無いのでしょうか。その理由を以下の栄養データを参照しながら解説します。
「あごだし」の栄養データ(可食部100gあたり)
- カロリー:0kcal(無し)
- 糖質:0g(無し)
- 食物繊維:0g(無し)
- タンパク質:0.1g(かなり低い)
- 脂質:0g(無し)
まず、「あごだし」のカロリーが0kcalである理由は、その成分によるものです。この調味料は、糖質、脂質、食物繊維といった栄養素がほとんど含まれていません。特に、糖質や脂質はエネルギー源となるため、これらの成分が少ないことがカロリーが無い理由となっています。
また、「あごだし」はタンパク質が0.1g含まれていますが、これはかなり低い量です。一般的に、タンパク質はエネルギー源となることはありませんが、身体の組織や筋肉の修復に必要な栄養素です。しかし、「あごだし」のタンパク質量は非常に少ないため、カロリーにはほとんど寄与しません。
以上の理由から、「あごだし」はカロリーが無いと評価されています。この特徴を活かして、ダイエットやカロリーコントロールを意識した料理に利用することができます。また、栄養素が少ないため、健康を気にされる方にもおすすめの調味料と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「あごだし」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | Trg | 4 | 0kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | Trg | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 0.1g | 4 | 0.4kcal |
脂質 | 0g | 9 | 0kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「あごだし」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、0.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
あごだしは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:キッコーマン
あごだしは、低糖質ダイエットに使える?
「あごだし」という調味料(出汁)は、糖質量が0gであることが知られています。そのため、低糖質ダイエットを実践している方にとって、あごだしは特に効果的な調味料と言えるでしょう。
糖質制限の重要性
低糖質ダイエットは、糖質の摂取を制限することで体重の管理や健康の改善を図る食事法です。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると血糖値の上昇や脂肪の蓄積につながることがあります。そのため、糖質制限はダイエットや血糖管理において重要な要素となっています。
あごだしの特徴
あごだしは、主に魚の頭部や骨から抽出される出汁です。その特徴は、糖質量が0gであることにあります。一般的なだし汁やスープには、野菜や魚介類からの糖質が含まれることがありますが、あごだしはそのような心配がありません。
低糖質ダイエットにおけるあごだしの効果
低糖質ダイエットでは、糖質の摂取を制限することで体内の脂肪をエネルギーとして使用しやすくします。そのため、糖質を含まないあごだしを使用することで、ダイエット効果が高まる可能性があります。
また、あごだしは風味豊かでありながら、カロリーや糖質を抑えることができるため、食事のバリエーションを増やすことができます。低糖質ダイエットは食事の制限が厳しいと感じることがありますが、あごだしを活用することで、味の幅を広げながらダイエットを続けることができるでしょう。
まとめ
あごだしは、糖質量が0gであるため、低糖質ダイエットに特に効果的な調味料です。糖質制限を行うことで、体重の管理や健康の改善を目指す方にとって、あごだしは重要な存在となります。風味豊かでカロリーや糖質を抑えることができるため、食事のバリエーションを増やしながらダイエットを続けることができるでしょう。ぜひ、あごだしを活用して、健康的な生活を送りましょう。
あごだしは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:ヤマサ
あごだしは、低脂質ダイエットに使える?
近年、健康や美容に関心を持つ人々が増えています。特にダイエットは、多くの人が取り組んでいるテーマの一つです。ダイエットには様々な方法がありますが、その中でも低脂質ダイエットは人気があります。低脂質の食事を摂ることで、カロリー摂取を抑えることができます。
あごだしの低脂質
低脂質ダイエットを実践する際に、調味料の選択も重要です。そこで注目したいのが、「あごだし」です。あごだしは、魚のアラや頭を煮込んで作る出汁のことで、日本料理によく使用されます。このあごだしは、低脂質であるため、低脂質ダイエットに特に効果的な調味料と言えます。
あごだしの効果
あごだしは、低脂質であるだけでなく、様々な効果も期待できます。まず、あごだしにはたんぱく質が豊富に含まれています。たんぱく質は、筋肉を作るために必要な栄養素であり、ダイエット中にも重要な役割を果たします。
また、あごだしにはミネラルも豊富に含まれています。ミネラルは、体内の代謝をサポートし、健康的な体づくりに役立ちます。さらに、あごだしには旨味成分が多く含まれており、食事の味を引き立てることができます。低脂質ダイエット中は、食事のバリエーションが限られることがありますが、あごだしを使用することで、食事の楽しさを保つことができます。
あごだしの使い方
あごだしの使い方は、非常に簡単です。煮物や汁物、炒め物など、様々な料理に使用することができます。また、あごだしは市販品も多く販売されており、手軽に手に入れることができます。ただし、市販のあごだしには添加物が含まれている場合があるため、できるだけ自家製のあごだしを使用することをおすすめします。
まとめ
低脂質ダイエットを実践する際には、調味料の選択も重要です。その中でも、あごだしは低脂質であり、さまざまな効果も期待できるため、特に効果的な調味料と言えます。あごだしを使用することで、食事のバリエーションを保ちながら、低脂質ダイエットを成功させることができます。ぜひ、あごだしを取り入れて健康的な生活を送りましょう。
最後に、あごだしの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「あごだし」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 0 | Kcal | 無し |
炭水化物 | 0 | g | |
└糖質 | Tr | g | 無し |
└食物繊維 | Tr | g | 無し |
たんぱく質 | 0.1 | g | かなり低い |
脂質 | 0 | g | 無し |
「あごだし」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 99.8 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.1 | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「あごだし」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 10 | mg | 普通 |
カリウム | 19 | mg | 低い |
カルシウム | Tr | mg | 無し |
マグネシウム | 1 | mg | 低い |
リン | 8 | mg | 低い |
鉄 | Tr | mg | 無し |
亜鉛 | 0 | mg | 無し |
銅 | 0 | mg | 無し |
マンガン | 0 | mg | 無し |
ヨウ素 | 1 | μg | 普通 |
セレン | Tr | μg | 無し |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0 | mg | 無し |
ナイアシン | 0.2 | mg | 低い |
ビタミンB6 | Tr | mg | 無し |
ビタミンB12 | 0.1 | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0 | mg | 無し |
ビオチン | 0 | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
液状だし/2%のあごでとっただし
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
あごだしと同じ調味料の出汁ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
かつおだし 荒節 | 2 | 0.2 | 0.4 | Tr | 0 |
昆布だし 水出し | 4 | 0.9 | 0.1 | Tr | - |
かつお・昆布だし 荒節・昆布だし | 2 | 0.4 | 0.3 | Tr | - |
しいたけだし | 4 | 0.9 | 0.1 | 0 | - |
煮干しだし | 1 | 0 | 0.1 | 0.1 | (0) |
鶏がらだし | 7 | 0.3 | 0.9 | 0.4 | (0) |
中華だし | 3 | 0.1 | 0.8 | 0 | - |
洋風だし | 6 | 1.0 | 1.3 | 0 | - |
あごだし | 0 | Tr | 0.1 | 0 | Tr |
かつおだし 本枯れ節 | 2 | 0.3 | 0.5 | 0 | 0 |
昆布だし 煮出し | 5 | 1.1 | 0.1 | 0 | 0.1 |
かつお・昆布だし 本枯れ節・昆布だし | 2 | 0.5 | 0.3 | 0 | Tr |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。