こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。焼鳥でおなじみの砂肝は、コリコリッとした食感が魅力の食材ですね。今回はちょっとおしゃれなコンフィ(オイル煮)にして、サラダと一緒に楽しんでみたいと思います。冷蔵庫で1週間くらい保存出来るので、常備菜としておすすめですよ。それでは早速作っていきましょう!
砂肝のコンフィのデリ風サラダ 柚子こしょうドレッシングの材料(2人分)
主な材料
砂肝 | 150g | |
塩 | 小さじ2 | |
にんにく | 1かけ | |
ローリエ | 2枚 | |
こしょう | 小さじ1/4 | |
オリーブオイル | 200~300ml |
サラダの材料
レタス | 60g | |
マッシュルーム | 2個 | |
ミニトマト | 4個 | |
紫キャベツ | 20g |
ドレッシングの材料
オリーブオイル | 大さじ2 | |
ワインビネガー | 小さじ2 | |
柚子こしょう | 小さじ1/2 | |
塩 | 小さじ1/4 |
砂肝のコンフィのデリ風サラダ 柚子こしょうドレッシングの作り方
砂肝の両端に白っぽい皮のような部分(銀皮)があるので、包丁で剥がすように切り取って下さい。ここは固くて口当たりが悪い部分となります。
写真左側が銀皮を取った砂肝、右側が取っていない砂肝です。銀皮は固くて口当たりが悪い部分ですが、そのコリコリッとした食感がお好きな方もいらっしゃいます。一度食べてみて、好みの食感であれば残したまま調理してください。
臭みが気になる場合は牛乳に漬けてみて
新鮮な砂肝はほとんど臭みがなく、サッと洗うだけで美味しく食べられますが、もし臭みが気になる場合は牛乳に30分ほど漬けてからしっかり洗って下さい。牛乳には臭みを吸着して取り除く成分があり、臭み取りの強い味方です。
圧力鍋を使えば時短になります
圧力鍋を使えば20分の加圧で出来上がるので時短になります。小さめの金属製のボウルに砂肝、にんにく、ローリエ、こしょう、オリーブオイルを入れます。オリーブオイルは砂肝が被るくらいの量に調整して下さいね。圧力鍋にボウルを入れ、ボウルの半分くらいの高さになるまで水を注ぎます。蓋をして強めの中火で熱し、圧力がかかったら弱火にして20分圧力を掛けて下さい。自然に圧力が落ちるまで待ってから蓋を開けましょう。
砂肝の食感と野菜の美味しさ、おしゃれなサラダを楽しんで
砂肝のコリコリッとした食感がたまらない美味しさです。薄くスライスしタコとで、固すぎず野菜との相性も抜群になりました。柚子こしょうのピリッとした辛みも効いて、ご馳走感のあるおしゃれな仕上がりです。砂肝のコンフィは冷蔵庫で1週間くらい保存が出来るので、常備菜としても大活躍しますよ。また、漬けているオリーブオイルはにんにくやローリエの良い香りが溶け込んでいるので、パスタやお肉を焼く時に是非活用して下さいね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」