料理人hiroです。今回は基本のソース焼きそばのレシピをご紹介します。麺がベチャついてしまったり、引きちぎれたりしがちですが、そこは麺を焼いて酒蒸しにすることがポイント!黄金比で作るソースを絡ませることで、モチモチ食感に仕上がります!やはり焼きそばは麺とソースが決め手です!早速作っていきましょう。
焼きそば(ソース味)の材料(2人分)
具材
焼きそば麺 | 2玉 | |
キャベツ | 1/6玉 | |
玉ねぎ | 1/2個 | |
人参 | 1/3本 | |
豚こま切れ肉 | 100g |
調味料A
上白糖 | 小さじ1 | |
ケチャップ | 小さじ1 | |
濃口醤油 | 大さじ1 | |
ウスターソース | 大さじ2 | |
オイスターソース | 大さじ1/2 |
調味料B
ごま油 | 大さじ1 | |
ラード | 大さじ1 | |
黒胡椒 | 少々 |
調味料
酒 | 大さじ2 |
付けあわせ
炒ったカツオ節、青のり、紅生姜 |
焼きそば(ソース味)の作り方(1分動画で早回し解説)
焼きそば(ソース味)の作り方
今回のレシピのポイント
焼きそばはソースが決め手!ソースの配合は大切ですね。また、今回は「麺の状態」に注目してみましょう。仕入れたばかりの麺の状態→焼き→蒸し→ソースと合わせる時を意識すると、グッと違うソース焼きそばに仕上がります!
人参1/3本分は、マッチ棒くらいの細切りに。
キャベツ1/6個分は、5cm角ほどに角切りにしておきます。
豚こま切れ肉100gは、まとめて細かくカットしておきましょう。
麺がまとっている油を落として味を含みやすくさせる!
焼きそば麺はくっつき防止のために、油でコーティングされています。このコーティングを剥がすことで、麺に味を含ませることができるんです。ジャブジャブと洗ってザルに開け、水気を取っておきましょう。
先に合わせておくと、流れがスムーズに!
今回の特製焼きそばソースです。ケチャップが隠し味!ケチャップは加熱すると酸味が和らいでコクが出ます。濃すぎず、甘すぎずのバランスの取れたソースとなっています。事前に合わせておくことで作業工程がショートカットできる「合わせ調味料」ですね。
箸でほぐしながら全体に油を絡めます。
焼き色付けのため、押さえると後でモチモチに♪
今度は、ターナー(フライ返し)を使って、麺を押さえつけながら焼き色を付けます。麺の表面に焼き色をつけることでモチモチの食感となるんです。ジュージューっとターナーで押しつけてカリッとした焼き色がつくまで焼きましょう。さらに麺をひっくり返して表面、裏面と5分ほど焼いていきましょう。
焼き色がついたらバットにとり、麺を休ませておきましょう。
豚肉を中火で炒めます。7割ほど火が入ったところで玉ねぎと人参を投入し、しんなりするまで炒めていきましょう。
玉ねぎと人参がしんなりとしたら、キャベツを広げて、塩と黒胡椒を少々ふり、下味をつけさらに炒めていきます。
麺モチモチ仕上げには、酒蒸し一択!
中火のままで、酒を大さじ2加えます。酒を加えることで豚やラードの臭みを和らげ、同時に麺を蒸し焼きにしてくれて、モチモチ食感にしてくれますよ♪
フタを閉めて弱火で2分を数え、酒蒸しにします。
1分ほど麺にソースを吸わせるように!
菜箸を使って、焼きそばソースを麺に吸わせるように炒めていきます。先に焼いていた分、麺の吸収が良くなり、ますますモチモチの食感に!1分ほどかき混ぜましょう。
ラードの旨味と特製焼きそばソースでワンランク上に!
今回は焼きそば麺を重点的に見てきました。水洗い→焼き→蒸し→特製ソースと混ぜ合わせと工程を踏むことで、味が入ってモチモチ仕上がりになります。隠し味にケチャップと、ラードを加えることでコクと旨味がプラスされ、ワンランク上の焼きそばとなります。たまに恋しくなるのがお好み焼きや焼きそばなどのソース味の料理。スーパーで材料を揃えて、是非とも一度トライして見て下さい。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。