料理人hiroです。今回は基本の鶏そぼろ丼のレシピをご紹介します。鶏と玉子がポロポロにならずにダマにしてしまいがちですが、菜箸を複数使ってかき混ぜることがポイントとなります。玉子は甘く、鶏は甘辛くでバランスをとり、貴重な煮汁はホカホカごはんにサッとかけて盛り付けです!それでは早速作っていきましょう。
鶏そぼろ丼の材料(2人分)
具材
鶏ひき肉ムネ:モモ=1:1 | 200g | |
白ご飯 | 2合分 | |
卵 | 3個 | |
紅生姜 | 適量 |
調味料A
塩 | 小さじ1/3 | |
上白糖 | 大さじ2 | |
みりん | 大さじ1 |
調味料B
水 | 大さじ3 | |
上白糖 | 大さじ1 | |
酒 | 大さじ3 | |
濃口醤油 | 大さじ2 |
鶏そぼろ丼の作り方
今回のレシピのポイント
炒り玉子と鶏そぼろ共に、作るときに「菜箸4本」でかき混ぜていきます。味にメリハリがあって、ポロポロ状態でとても食べやすいですよ♪
菜箸など使ってしっかりと溶いておきましょう。
今回の炒り玉子となる卵液です。火にかけていきます。
フライパンが温まったら、油を引かずにそのまま卵液を加えます。全て注いだら火加減は弱中火にして、菜箸4本で一気にかき混ぜていきましょう。
菜箸4本でポロポロに!
フライパンをゆすり、菜箸を周りからグルグルとかき混ぜることで卵液に均一に火が入り、だんだんと細かくポロポロ状態になっていきます。
我が家には菜箸は4本しかないのですが、6本でも8本でも使う人は使います。一番手っ取り早いやり方です。覚えておいて損はなしです。
卵液は周りから固まってきます。周りから内へとグルグルかき混ぜましょう。固まり始めたら火を止めて余熱でかき混ぜてポロポロにします。
もとにあったボウルの中にあけます。
これで必要以上に火が入らず焦げつくことなしに、程よい食感の炒り玉子となります。乾燥するのが気になるようでしたら、ふんわりとラップをかけておくと良いでしょう。
やはり鶏そぼろでも菜箸4本が活躍してくれます。
菜箸はフライパンを傷つけない!
2度にわたり菜箸4本での調理となりますが、これがホイッパー、またはフォークを使ってやれば良いのでは?と思われた方もいるのではないでしょうか。これらを使用するとフライパンに傷がつき、フッ素樹脂加工が剥がれやすくなります。
菜箸とフライパンのフィット感がちょうど良く、炒り玉子と鶏そぼろ共に仕上がりの状態もダマにならずポロポロ状態となります。
鶏ひき肉を菜箸でかき混ぜ、時にはコンコンと菜箸で叩いていくことで均一に火が入っていきます。煮汁が残っている状態で火を止めて、ホカホカご飯に盛り付けましょう。
大人も子供も喜ぶ、人気の甘辛どんぶりです!
私の中で「鶏そぼろ丼」は駅弁のイメージがとても強いです。ターミナル駅の駅弁コーナーを覗いてみると、「鶏そぼろめし」あるいは「鳥めし」という表記で必ず置いてあります。それだけ老若男女問わず人気の弁当であることが伺えますね。比較的安価で購入でき、味は甘辛のバランスがちょうど良く、ごはんと合わせると食べやすいからでしょうね。
今回のレシピは「駅弁風」を目指しました笑。是非ともご家庭で楽しんで下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。