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こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。人気のパスタ「カルボナーラ」ですが、お家で作るとソースがボソボソになったり、逆にドロドロだったり、失敗しやすいソースのひとつですね。今回はそんなお悩みを解消、上手に作れる基本のカルボナーラのレシピをご紹介します。それでは早速作っていきましょう!
濃厚トロトロソースがたまらない!基本のカルボナーラのレシピの材料(1人分)
![](https://recipe-le.com/wp-content/uploads/2023/09/ebc9d9e6f23866c769fd200f5aa434c4-19-scaled.jpg)
主な材料
スパゲッティーニ | 80g | |
ブロックベーコン | 30g | |
オリーブオイル | 大さじ1 |
ソースの材料
卵 | 2個 | |
粉チーズ | 20g | |
生クリーム脂肪分47% | 50ml | |
塩 | 小さじ1/4 | |
こしょう | 適量 |
濃厚トロトロソースがたまらない!基本のカルボナーラのレシピの作り方
今回のレシピのポイント
卵を使ったカルボナーラソースは加熱しすぎるとそぼろ状になって美味しさ半減です。ソースを絡める時は、とろ火に掛けつつ茹で上げたパスタの余熱でソースのとろみを付けていきましょう。
![生クリームの脂肪分はお好みで](https://recipe-le.com/wp-content/uploads/2023/09/20f73778f667bbfaaf98ac44c53e01ba-1024x576.jpg)
生クリームの脂肪分はお好みで
今回のレシピでは脂肪分の高い「脂肪47%」の生クリームを使っていますが、さっぱりしたお味が好きな方はもっと脂肪分の低い(35%くらいの)生クリームがおすすめです。
生クリームが無い場合は牛乳でも作れますが、かなりサラサラのソースでカルボナーラ感が無くなってしまいます。是非生クリームを使ってトロッと濃厚な味を楽しんで下さいね。
![濃厚な味が好きな方は卵黄のみで作る](https://recipe-le.com/wp-content/uploads/2023/09/16c6a1b24aaa58f4f6b98e5360b390d5-1024x576.jpg)
濃厚な味が好きな方は卵黄のみで作る
今回のレシピは「全卵」で作っていきます。卵の白身はほとんどが水分なので、少しさっぱりめの仕上がりになっています。
もし、とても濃厚な味が好きな方は「卵黄のみ」で作るのがおすすめ。今回のように1人分で作る場合は、卵黄2個にして、生クリームをレシピの量にプラス30ml(80ml)にして作ってみて下さい。白身が入らない分、とても濃厚な味が楽しめますよ。
フライパンの温度を下げておくのがポイント
ソースとパスタを絡める前に、フライパンの温度を下げておくのが大切なポイントです。
熱々のフライパンに卵が入ったカルボナーラソースを入れると、あっという間にそぼろ状のボソボソのソースになってしまいます。フライパンの余熱と茹でたてパスタの余熱で十分とろみが付くので、フライパンの温度を下げておくのが大切なポイントになります。
![](https://recipe-le.com/wp-content/uploads/2023/09/db863e7d90ac3d49796df705890a3ad1-1024x576.jpg)
パスタの余熱ととろ火で適度なとろみが付いてきます。もしとろみが付かない場合は火加減を調整しながら加熱して様子を見て下さい。加熱しすぎに注意しましょう。
トロトロ濃厚ソースがたまらない!絶品カルボナーラを味わって
![トロトロ濃厚ソースがたまらない!絶品カルボナーラを味わって](https://recipe-le.com/wp-content/uploads/2023/09/ed98b5cf5377fec58bb104d98c3a3214-6-1024x576.jpg)
パスタの余熱を利用して作るソースは失敗しらず、絶妙なトロトロ具合がたまりません。生クリームのクリーミーな味も加わって止まらない美味しさです。カルボナーラとは「炭焼き職人」と言う意味。こしょうが炭に見えた事から名付けられたパスタです。是非たっぷりこしょうで楽しんで下さいね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」