こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。和の食材としておなじみの梅干しは、爽やかな酸味が特長ですね。ご飯のお供として楽しむ事が多い食材ですが、今回はちょっと趣向を変えてパスタの具材として楽しんでみたいと思います。豚しゃぶをトッピングしてボリューム満点に仕上げますよ。それでは早速作っていきましょう!
薬味たっぷり!梅の和風豚しゃぶパスタの材料(1人分)
主な材料
豚バラスライス | 60g | |
きゅうり | 1/2本 | |
大葉 | 2枚 | |
わけぎ | 1本 | |
スパゲッティーニ | 80g |
ソースの材料
梅干し種を除いて40gくらい | 2~3個 | |
オリーブオイル | 大さじ2 | |
白だし | 大さじ2 | |
ぽん酢 | 大さじ1 | |
にんにくすりおろし | 小さじ1 |
薬味たっぷり!梅の和風豚しゃぶパスタの作り方
色が変わったら氷水に入れます。同じ作業を繰り返して全ての豚バラスライスを茹でて下さい。しっかり冷えたらキッチンペーパーなどに取りましょう。
氷水でキュッと冷やしてしっかり水分を拭き取ろう
豚肉は余熱で固くなってしまわないように、氷水でしっかり冷やすのが大事なポイントです。でも、水の中にずっと入れっぱなしだとうま味が水に溶け出してしまいます。冷えたらすぐに取り出して、キッチンペーパーなどでしっかり水分を拭き取っておきましょう。
梅干しの種類はお好みで
梅干しには色々な種類があって迷ってしまいますが、今回のパスタはお好きなものを使って頂いて大丈夫です。ただし、カリカリとして固い食感の梅干しはソース状にならないので避けて下さい。
さっぱりした味がお好きな方は「白干し梅」や「赤しそ漬け」、甘めのお味が好きな方は「はちみつ漬け」、出汁が効いたうま味の強いものがお好きな方は「かつお梅」などがおすすめです。
水分をしっかり絞るのが大事なポイント
冷製パスタで1番多いのが「水分が切れていなかった」失敗です。パスタに水分が残っていると水っぽくてぼんやりとした残念な仕上りになります。
ザルに入れたパスタを手でギュッと押すようにして、水を絞り出して下さい。ギュッと押してもパスタは潰れないのでご心配無く。この作業をするかしないかで、味が大きく変わってしまいます。
最後に大葉を盛り付けて完成です。お好みで刻みのりや白ごまなどを添えても美味しく召し上がれます。
梅干しの酸味が堪らない美味しさ!豚バラとの相性も抜群です
梅干しの酸味が食欲をそそる、そんなパスタに仕上がりました。白だしが効いているので、さっぱりした中にもこく深い味わいが楽しめます。大葉やわけぎの香りが爽やかで、暑い季節でもペロリと食べられそうですね。豚バラ肉がたっぷり入っているので、食べ応えもばっちりです。
市販の白だしやぽん酢、そして梅干しを活用する事で手軽に美味しく仕上げる事が出来ました。パパッと済ませたいランチにもぴったりのパスタ、是非お試し下さい。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」