
こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。和風パスタの定番「たらこパスタ」を美味しく作る基本のレシピのご紹介です。通常は「たらこ」と「バター」だけで仕上げる事が多いと思いますが、お家にあるちょっとした調味料をプラスする事でグッと美味しさが広がりますよ。それでは早速作っていきましょう!
隠し味がポイント!基本のたらこパスタの材料(2人分)

主な材料
たらこ | 60g | |
無塩バター | 30g | |
大葉 | 2枚 | |
スパゲッティーニ | 180g | |
塩スパゲッティーを茹でる時に使用 | 適量 |
調味料の材料
白だし | 大さじ1 | |
マヨネーズ | 大さじ1 | |
昆布茶 | 小さじ1 | |
牛乳 | 大さじ1 |
隠し味がポイント!基本のたらこパスタの作り方
今回のレシピのポイント
通常は「たらこ」と「バター」だけで作る事の多いたらこパスタですが、今回は隠し味に昆布茶やマヨネーズを加えます。コクと深みがプラスされてグッと美味しくなりますよ。

切り込みから左右に開きます。

包丁の背を使って、しごくようにして中身をそぎ落とします。滑らかな食感にしたいので、今回「皮」の部分は使いません。
でも皮も食べられる部分なので捨てるのはもったいない。きゅうりや大根の千切りと一緒に和えたり、ご飯と一緒に食べたりして美味しく召し上がって下さいね。

トッピング用に一部取り置く
たらこは一部トッピング用として取り置きましょう。最後に添えるとたらこのピンク色が映えて華やかな仕上がりになります。

マヨネーズと昆布茶がコクの隠し味
いつものたらこパスタは「たらこ」と「バター」だけで作る方が多いと思います。もちろんそれでも美味しく仕上がりますが、今回は美味しい隠し味をプラス。マヨネーズと昆布茶が今回の隠し味。マヨネーズは濃厚な味を、昆布茶はうま味をプラスしてくれます。

しっかり沸騰したらスパゲッティーニを入れます。少し食感を残したアルデンテに仕上げたいので、袋の表示より1分短くタイマーをセットして下さい。
茹でている時はグラグラと沸騰させる必要はありません。優しくコトコトと沸騰する火加減に調整して下さい。また、途中1~2回トングなどで混ぜる事で、スパゲッティーニ同士がくっつく事無く茹で上がります。
隠し味のコクが効いている!たらことバターの相性抜群の和風パスタ

マヨネーズや昆布茶、白だしなどの隠し味が効いているので、いつものたらこパスタよりグッと美味しさがアップしました。たらこの香りとうま味、そしてバターの香りがたまりません。
フライパン不要、混ぜるだけの簡単ソースなのも嬉しいポイントですね。パパッと作れるので、忙しい時にもおすすめの一品です。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」