このページでは、芋の緑豆はるさめを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
緑豆はるさめのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは緑豆はるさめの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 78 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 20.6 | g | |
└糖質 | 19.1 | g | 普通 |
└食物繊維 | 1.5 | g | 普通 |
たんぱく質 | Tr | g | 無し |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、芋分類に所属する正式名称「<でん粉・でん粉製品> (でん粉製品) はるさめ 緑豆はるさめ ゆで」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、緑豆はるさめがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
緑豆はるさめはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
緑豆はるさめとは?どんな食材?
緑豆はるさめは、芋(麺類)の一種であり、主に中国料理や韓国料理で使用される食材です。緑豆はるさめは、緑豆を乾燥させたものであり、非常に細長い形状をしています。そのため、見た目は透明で細い麺のように見えます。
特徴1:ヘルシーで栄養価の高い食材
緑豆はるさめは、低カロリーでありながら、食物繊維やタンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を豊富に含んでいます。特に食物繊維は多く含まれており、腸内環境を整えたり、便秘を予防する効果があります。また、緑豆はるさめには、コレステロールを下げる効果もあると言われています。
特徴2:調理のしやすい食材
緑豆はるさめは、乾燥しているため、長期保存が可能です。また、調理も簡単で、水に浸して戻すだけで柔らかくなります。その後、炒め物やサラダ、スープなど、さまざまな料理に利用することができます。さらに、緑豆はるさめは、他の食材の味を吸い込む性質があるため、調味料や具材との相性も良いです。
特徴3:さっぱりとした食感と風味
緑豆はるさめは、ゼリー状の食感を持ちながらも、噛むと弾力があります。そのため、食べ応えがありながらも、さっぱりとした口当たりが特徴です。また、緑豆はるさめ自体にはあまり味がないため、他の食材や調味料との相性が良く、様々な料理に合わせることができます。さらに、緑豆はるさめは、冷やして食べることもでき、夏にピッタリの食材と言えます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は緑豆はるさめがダイエットにどう役立つか説明します!
緑豆はるさめはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
「緑豆はるさめ」は、可食部100gあたりのカロリーが78kcalとやや低いです。この低カロリーな特徴から、ダイエット中の方やカロリーコントロールを意識した食事を希望する方にとって、健康的な食事に役立つ食材と言えます。
2. 糖質と食物繊維のバランスが良く、血糖値の上昇を抑える効果がある
「緑豆はるさめ」の糖質は19.1gで普通ですが、食物繊維も1.5g含まれており、糖質と食物繊維のバランスが良いです。食物繊維は消化吸収が遅く、血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。そのため、糖尿病の予防や血糖値のコントロールを目指す方にとって、健康的な食事に役立つ食材と言えます。
3. 脂質と塩分が低く、健康維持に貢献する
「緑豆はるさめ」は、脂質が0.1gと低く、塩分も0gであるため、健康維持に貢献する食材と言えます。脂質の摂り過ぎは生活習慣病のリスクを高める要因となりますが、この食材は脂質が低いため、バランスの取れた食事に役立ちます。また、塩分の摂り過ぎは高血圧の原因となりますが、この食材は塩分が無いため、塩分制限を必要とする方にとっても適しています。
以上のように、「緑豆はるさめ」は低カロリーでダイエットに適しているだけでなく、糖質と食物繊維のバランスが良く血糖値の上昇を抑える効果もあり、さらに脂質と塩分が低いため健康維持にも役立つ食材と言えます。
おすすめ:緑豆はるさめのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
緑豆はるさめに含まれる無機質の栄養を解説!
緑豆はるさめの特徴
緑豆はるさめは、以下の3つの特徴があります。
1. 無機質栄養がほとんど含まれていない
緑豆はるさめは、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、モリブデンなどの無機質栄養素がほとんど含まれていません。これは、他の食材と比べて栄養価が低いと言えます。
2. カルシウムやリンが低い
緑豆はるさめには、カルシウムやリンが少量含まれていますが、その量は非常に低いです。これは、骨や歯の健康を保つために必要な栄養素が不足していることを意味します。
3. クロムが多い
緑豆はるさめには、クロムが含まれています。クロムは、血糖値の調節や脂肪代謝に関与しており、体内での正常な代謝に必要な栄養素です。緑豆はるさめを摂取することで、クロムを補給することができます。
緑豆はるさめに含まれるビタミンを解説!
「緑豆はるさめ」のビタミン含有量(可食部100gあたり)
ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビオチン・ビタミンCは含まれず。
緑豆はるさめに含まれるビタミンの特徴
1. ビタミンAの欠如
緑豆はるさめには、ビタミンAが含まれていません。ビタミンAは視力の維持や免疫機能のサポートに重要な役割を果たしています。そのため、緑豆はるさめを摂取する場合は、他の食材からビタミンAを摂る必要があります。
2. ビタミンCの不足
緑豆はるさめには、ビタミンCが含まれていません。ビタミンCは抗酸化作用や免疫力向上に貢献するビタミンです。緑豆はるさめを摂取する際には、他の食材からビタミンCを摂ることが重要です。
3. ビタミンB群の摂取に適している
緑豆はるさめには、ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビオチンが含まれています。これらのビタミンはエネルギー代謝や神経機能の維持に重要な役割を果たしています。緑豆はるさめを摂取することで、これらのビタミンを効率的に摂ることができます。
以上のように、緑豆はるさめにはビタミンAやビタミンCが含まれていない一方で、ビタミンB群の摂取に適していると言えます。ビタミンAやビタミンCを摂るためには、他の食材との組み合わせを考える必要があります。
最後に、緑豆はるさめの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「緑豆はるさめ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 78 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 20.6 | g | |
└糖質 | 19.1 | g | 普通 |
└食物繊維 | 1.5 | g | 普通 |
たんぱく質 | Tr | g | 無し |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「緑豆はるさめ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 79.3 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | Tr | g | 無し |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「緑豆はるさめ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 0 | mg | 無し |
カリウム | 0 | mg | 無し |
カルシウム | 3 | mg | 低い |
マグネシウム | Tr | mg | 無し |
リン | 3 | mg | 低い |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | Tr | mg | 無し |
銅 | 0 | mg | 無し |
マンガン | 0 | mg | 無し |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└β-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | (0) | mg | 無し |
ビタミンB2 | (0) | mg | 無し |
ナイアシン | (0) | mg | 無し |
ビタミンB6 | (0) | mg | 無し |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0) | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
緑豆はるさめと同じ芋の麺類ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
大麦めん | 343 | 63.2 | 12.9 | 1.7 | 6.3 |
うどん | 249 | 54.2 | 6.1 | 0.6 | 3.6 |
そうめん・冷や麦 | 333 | 71.0 | 9.5 | 1.1 | 2.5 |
中華めん | 249 | 50.4 | 8.6 | 1.2 | 5.4 |
沖縄そば麺 | 266 | 52.5 | 9.2 | 2.0 | 2.1 |
マカロニ・スパゲッティ | 347 | 68.9 | 12.9 | 1.8 | 5.4 |
蕎麦(生) | 271 | 50.3 | 9.8 | 1.9 | 6.0 |
冷麺 | 249 | 57.1 | 3.9 | 0.7 | 1.1 |
でん粉めん | 129 | 31.4 | 0.1 | 0.2 | 0.8 |
緑豆はるさめ | 78 | 19.1 | Tr | 0.1 | 1.5 |
春雨 | 76 | 19.1 | 0 | Tr | 0.8 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。