こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。今回は自分で茹でたひよこ豆を楽しむレシピのご紹介です。豆って自分で茹でるの、ちょっとハードルが高そうですよね。でも、ひよこ豆は比較的簡単に茹でられて失敗知らず。缶詰と違って歯ごたえ抜群の美味しさですよ。それでは早速作っていきましょう!
ひよこ豆とセロリと玉ねぎのシンプルサラダの材料(2人分)
材料一覧
ひよこ豆乾燥のもの | 50g | |
玉ねぎ | 40g | |
セロリ | 30g | |
パセリみじん切り | 大さじ1 | |
オリーブオイル | 大さじ2 | |
レモン汁 | 小さじ2 | |
塩 | 小さじ1/4 | |
こしょう | 少々 |
ひよこ豆とセロリと玉ねぎのシンプルサラダの作り方
浸水させると2倍に膨らみます
一晩浸水させると、2倍くらいの大きさに膨らみます。食べたい量の目安にして下さいね。缶詰などと違い、乾燥のひよこ豆は食べたい量だけ茹でる事が出来るのが嬉しいポイントのひとつです。乾物なので賞味期限も長め、ロスなく最後まで楽しめますね。
ふっくら茹で上げるために差し水をしましょう
急速に加熱するとひよこ豆の表面付近が固くなり、これがバリアになって豆の内部までふっくら煮えづらくなります。冷水を加えて一旦ゆで汁の温度を下げる事で、煮えむらを防止する効果が期待出来ますよ。もし50~70mlの水を入れても沸騰が収まらない場合は、水を増やしてしっかり冷まして下さい。
3固さを確認する
25分茹でたら試食して固さを確認して下さい。通常は大体30分で茹で上がりますが、豆の状態や戻し具合によって煮え上がり時間が少し変わります。早めに確認して調整しながら茹で上げて下さいね。
辛みが苦手な方は水にさらしましょう
玉ねぎの辛みが苦手な方は、15分くらい水にさらしてから水分を切ると辛みが柔らかくなります。もしくは新玉ねぎのような辛みが少ない玉ねぎを使うと良いですね。彩り良く仕上げたい時は、赤玉ねぎがおすすめです。
優しい甘みのひよこ豆とシャキシャキの野菜、それぞれの食感を楽しんで
ひよこ豆のしっかりした歯ごたえは、自分で茹でたからこそ楽しめる美味しさ。余計な味が入っていないので、ひよこ豆本来の味が楽しめます。ちょっと嬉しくなっちゃうくらいの美味しさですよ。ひよこ豆の優しい甘みとさっぱりシャキシャキっとした野菜の相性が抜群。オリーブオイルのコクが全体を上手にまとめてくれます。冷蔵庫で2~3日保存可能なので、常備菜としてもおすすめです。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」