料理人hiroです。今回は基本の錦糸玉子のレシピをご紹介します。薄く焼いても破れて色がまばらになってしまいがちですが、卵液を漉して水溶き片栗粉を合わせて焼くことがポイントとなります。ちらし寿司や冷やし中華など活躍してくれるこちらの料理を単体で徹底解説!作り置きにしてお弁当に!早速作っていきましょう。
錦糸玉子の材料(2〜3人前)
具材
卵Mサイズ | 2個 |
調味料
上白糖 | 小さじ1 | |
塩 | 少々 | |
片栗粉 | 小さじ1 | |
水 | 小さじ1 | |
米油 | 小さじ1ほど |
錦糸玉子の作り方
今回のレシピのポイント
卵液に水溶き片栗粉を入れて破れない生地にします。色を均一にするために漉し器で漉すことも大事です。
カラザを除去したら上白糖小さじ1、塩を少々加え、菜箸でかき混ぜます。
生地を破れにくくする「水溶き片栗粉」
片栗粉小さじ1と水小さじ1をしっかりと混ぜ合わせた水溶き片栗粉を回しかけて、卵液と混ぜ合わせます。水溶き片栗粉を加えることで、生地を決着する力が強くなり破れにくくなります。加えないでやるのとやらないとでは差は歴然。保険的要素が十分ありますよ♪
漉すことで色が均一に!
カラザを除去した卵液は全体に均一に混ざり合い、さらにザルで漉すことで滑らかになります。この卵液を薄く伸ばして焼いていきましょう。
弱火であることを確認した上で、卵液を一気に流します。
ひっくり返した面は予熱で火を通す程度に。焼き色がつかない薄焼き玉子に仕上がります。
薄焼き玉子を包丁で4分割します。
4分割したら、横にして重ねます。
錦糸玉子の活躍シーン色々
錦糸玉子を使った料理でイメージがつきやすいのは、ちらし寿司が一番に挙がるかと思いますが、色んな料理に活躍してくれます。例えばサラダに散らしても良いですし、鰻丼の鰻の下に忍ばせて色を魅せるのも良いでしょう。巻き寿司の具としても、冷やし中華に使っても良いでしょう。瓦そばという山口県発祥の料理があるんですが、必ずと言って良いほどトッピングされてます。色んなシーンで活躍してくれる錦糸玉子、基本から是非作ってみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。