こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。疲れて家に帰った時に「おなかは減ってるけど料理はしたくない」そんな事ありませんか?そんな時には包丁を使わず、しがもフライパンひとつで作れるお料理があったら嬉しいですよね。今回は簡単なのに本格的なリゾットをご紹介します。それでは早速作っていきましょう!
トマトジュースで作る本格シーフードリゾットの材料(2人分)
材料一覧
オリーブオイル | 大さじ2 | |
チューブ入りにんにく | 小さじ1 | |
米(無洗米) | 100ml | |
トマトジュース | 400ml | |
ブイヨン | 1キューブ(4g) | |
シーフードミックス | 100g | |
塩 | 少々 | |
こしょう | 少々 | |
パセリ(みじん切り) | 少々 |
トマトジュースで作る本格シーフードリゾットの作り方
米にしっかり油が回るまで炒めましょう
米を入れたら、全体にしっかり油が回るまで軽く炒めましょう。油でしっかりコーティングする事で、ブイヨンを急激に吸ってブヨブヨになってしまう事を防いでくれます。また、炒める事でぬか臭さが軽減されます。炒める時間の目安は1分程度です。
火加減は「優しく沸騰している状態」が目安
17分炊いている時の火加減は、写真のように「軽く沸騰している」状態を保って下さい。フライパンの大きさによって火加減は異なりますので、フライパンの中をよく確認しながら調整して下さいね。
塩は味見をしてから加えて下さい
今回のリゾットにはブイヨンを使っているので、基本的に味が付いている状態です。また、トマトジュースにも塩分が入っているので、必ず味見をして必要な場合のみ塩を加えて下さい。
簡単なのに本格的な食感、トマトとシーフードのうま味を味わって!
包丁も使わず、フライパンひとつで作ったとは思えない本格的な味です。トマトの酸味とうま味、シーフードの出汁が溶け込んだリゾットは最高の美味しさ。生米から作っているので、アルデンテの食感も楽しめます。トマトジュースを入れた後は基本的にほったらかしなので、その時間を使ってもう一品作れそうですね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」