世界の料理をシンプル化したレシピが得意なフードコーディネーターのyurikaです。今回はエビとバジルを使ったエスニック感あふれる「ガパオ風キーマカレー」のレシピをご紹介。鶏ひき肉のキーマカレーに魚介とバジル、エスニック調味料を合わせて風味豊かなガパオ風に仕上げましたよ。それでは作っていきましょう!
エビとバジルのガパオ風キーマカレーの材料(2人分)
主な材料
むきエビ 下処理済み | 150g | |
鶏ひき肉 | 200g | |
玉ねぎ | 1/2個 | |
なす | 2本 | |
バジル | 15g | |
にんにく | 1かけ | |
生姜 | 1/2かけ | |
ごはん | 2人分 |
調味料
オリーブオイル | 大さじ1 | |
カットトマト缶 | 200g | |
カレー粉 | 大さじ1 | |
鶏がらスープの素 | 小さじ1 | |
オイスターソース | 大さじ1 | |
ナンプラー | 小さじ2 | |
バター | 10g | |
塩こしょう | 適量 |
トッピング
目玉焼き 半熟 | 2個 |
エビとバジルのガパオ風キーマカレーの作り方
オイスターソースでさらにコクと旨みがアップ
牡蠣の煮汁を凝縮して作られた「オイスターソース」は中華やエスニック料理の定番の調味料。牡蠣の濃厚な風味、コク、旨味をプラスできます。今回のキーマカレーにもオイスターソースを加えてコクや旨味を追加し、エスニックなガパオ風の味わいに仕上げますよ。
混ぜたときに鍋の底が見えるくらいまで煮詰まったらOKです。
バターは風味が飛びやすいので、バターを入れた後は煮込まずにさっと混ぜる程度にして火を止めましょう。余熱で火が入って馴染んできますよ。
バジルとナンプラーでエスニック感アップ
今回はタイのガパオ風に仕上げるために、たっぷりのバジルとナンプラーで風味付けをしてエスニック感をアップします。生のバジルは香りが飛びやすいので仕上げに入れるのがポイントです。バターと同様に入れた後は煮込まずに、サッと混ぜる程度でOKですよ。バジルもナンプラーも量が少ないとカレーの風味に負けてしまうので、たっぷりめに入れてくださいね。
ごはんのバランスが悪くても上からへらでおさえながら整えるときれいな形になりますよ。
カレーを盛り、トッピングの半熟の目玉焼きとバジルをのせて完成です。目玉焼きとバジルをトッピングするとまさにガパオな見た目に仕上がりますね。
バジルが香る魚介と野菜のエスニック風カレー
ぷりぷりのエビとごろっとした鶏肉の具感で食べ応えがあり、ナンプラーのコクとバジルの爽やかな香りがふわっと広がりエスニック感あふれる美味しさ。スパイシーなカレーに半熟の目玉焼きを添えればガパオ感がアップするだけでなく、とろける卵黄が絡んで濃厚まろやかな味わいになりますよ。
なすとトマトのジューシーな野菜でサラッと食べられるので、食欲が出ない暑い季節にもぴったりです。いつもとちょっと違うカレーを楽しみたいという方はぜひ試してみてくださいね。
フードコーディネーター/料理研究家。食系のメディア制作会社での経験を経て、現在はフリーランスとして食品企業のレシピ開発、フードコーディネート、レシピ写真・動画制作等に従事。手間をかけずに簡単に作れる、工程をシンプル化した時短料理が得意。約20カ国を旅した旅行好きで、世界の料理を手軽にアレンジしたレシピを研究中。