
こんにちは、筋肉料理研究家Ryotaです。ボクは毎日筋トレをしながらお料理をして、コンテストに出場しながらボディメイクしています。今回のレシピは、赤い食材を集めた「レッドスープ」。高タンパクなささみをメインに、情熱的な色合いで代謝をアップさせるスープに仕上げます。では、さっそく作り方をご紹介!
豆板醤でピリ辛!ささみのレッドスープの材料(2人分)

具材
ささみ筋なし | 120g | |
赤パプリカ | 1/2個(約80g) | |
ミニトマト | 6個 | |
にんにく | 1かけ | |
片栗粉 | 大さじ1/2 | |
ごま油 | 大さじ1/2 | |
豆板醤 | 小さじ1 |
調味料
水 | 400ml | |
鶏ガラスープの素 | 小さじ1 | |
ケチャップ | 大さじ3 |
トッピング
糸唐辛子 | 適量 | |
白いりごま | 適量 |
豆板醤でピリ辛!ささみのレッドスープの作り方

赤パプリカの色の素は、唐辛子などにも含まれていて脂肪燃焼をサポートしてくれるカプサイシン。
そのほか抗酸化力を持つビタミンCやβカロテンなども豊富なので、じつは赤パプリカはダイエットにもピッタリの食材なんです。

にんじんは赤というよりもオレンジですが、その色の素はカロテン。特に代表的なβカロテンは野菜の中でもトップクラス。食物繊維も豊富なので、腸内環境も整えてくれますよ。
また、にんじんと言えばオレンジ色を思い浮かべますが、じつは白や紫などの色をしたにんじんもあり、色によってそれぞれ違った味わいが楽しめます。

野菜の持つ色にはちゃんと意味がある!
紹介したとおり、野菜や果物が持つ色は色素成分だったりポリフェノールだったりと、それぞれちゃんと意味があります。
また、色以外にも香り、辛みやネバネバ成分などに含まれる機能性成分はフィトケミカル(ファイトケミカル)と呼ばれ、第7の栄養素として注目されています。

今回はこのあと豆板醤と一緒に加熱して、その香ばしい風味を引き出します。

にんにくの芯は縦半分に切ると簡単に取れる!
にんにくの芯はえぐみがあって焦げやすく、特に今回のように香りを引き出すために加熱するときは、取って調理するのがおすすめ。
みじん切りにする場合は、縦半分に切って包丁の角などで引っかければ簡単に取ることができます。また、輪切りにする場合などは、つまようじを利用すればキレイに取ることができますよ。

切ったら片栗粉をまぶします。片栗粉をまぶすことで、加熱しても水分を逃さずふっくら仕上げることができますよ。

今回野菜はどれも抗酸化力の高いものばかりなので、高タンパクなささみと一緒なら効果も倍増です。
という訳でこれで下ごしらえは完了。次からはスープを作っていきます!

香りが立ってきたら、ささみを加えて中火で炒めましょう。淡白な味わいのささみに、豆板醤の辛みとにんにくの香りをしっかりまとわせます。

ささみの表面がほん海苔色付いたら赤パプリカ、にんじん、ミニトマトを加えてサッと混ぜ炒めます。こちらは表面に調味料がなじめばオーケーです。

フタをして弱火で6~7分煮込みましょう。

にんじんが柔らかくなっていたら火から下ろします。お鍋一面、見事にレッドです!
レッドスープで情熱的に代謝アップ!

今回は赤い食材を集めたレッドスープなる一品をご紹介しました。前述のとおり、野菜や食材の持つ色にはさまざまな成分が含まれています。
また、人間は赤い色を見ると体温が上がりやすくなったり、緑色を見ると心が落ち着いてリラックスしたりと、その視覚的な効果も見逃せません。
色を上手に活用すれば、ダイエットもよりスムーズに進めることができます。ぜひレッドスープで、情熱的に代謝をアップさせてください!
学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在はパーソナルトレーナー・料理研究家として活動中。