料理人hiroです。今回は簡単に出来る基本のサラダチキンのレシピをご紹介します。パサパサに仕上がって、カットする時は身をボロボロにしてしまいがちですが、ボイルする時の火入れと、繊維を断つようにカットすることがポイントとなります。ドレッシングもシンプルでさっぱりと!早速作っていきましょう。
サラダチキンの材料(2人分)
具材
鶏むね肉 | 1枚 | |
長ネギ緑の部分 | 1/5本分 | |
生姜 | 10g |
調味料A
水 | 1ℓ | |
酒 | 大さじ1 | |
塩 | 小さじ2 |
調味料B
ブラックペッパー | 少々 | |
酢やさしいお酢を使用 | 大さじ0.5 | |
レモンジュース | 大さじ0.5 | |
オリーブオイル | 大さじ2 |
付けあわせ
大葉 |
サラダチキンの作り方
今回のレシピのポイント
しっとりとした茹で鶏はボイルのやり方に大きなポイントがあります。また、茹で鶏の繊維を断つようにカットするとボロッとならずにキレイに仕上がりますよ♪ドレッシング(ソース)の酢と油の比率は1:2で作ります。
生姜を10gほど薄くスライスします。皮付きのままでOK。
鍋に水1ℓと長ネギ、生姜を入れ、塩小さじ2と酒大さじ1を注ぎます。
今回、これが茹で鶏を作る茹で汁です。火にかけていきましょう。
ひと煮立ちさせたら、中火にして鶏むね肉1枚を煮汁の中に入れてボイルします。
1分タイマーが鳴ったら、火を消してフタを閉めます。
しっとり仕上げるには「余熱」のチカラで!
鶏むね肉を柔らかく、しっとり仕上げるには、この調理法がベスト。とても簡単な茹で鶏になります。フタを閉めてゆっくりと余熱のチカラで火入れしていくんですね。
同時に酒とネギ、生姜で肉の臭みを取り、塩水で下味もつきます。簡単ですね。
器に茹で汁を入れた状態で、そのまま常温で冷まして粗熱を取るも良し、氷水で急冷して粗熱を取るも良しです。粗熱が取れたら冷蔵庫に一晩寝かせると良いです。茹で汁につけておくと1週間ほど保存がききます。
茹で汁は立派なチキンスープなので捨てないで!
茹で汁は立派なチキンスープです。これで卵スープや、ラーメンを作ると最高です。若干、塩味が強めなので、水を足して調整します。捨てずに取っておくと良いでしょう。
しっかり混ぜ合わせておきましょう。味見して、酸が際立つようであれば、上白糖(分量外)を少し加えると食べやすくなりますよ♪
身をキレイにカットするには、繊維の流れをチェック!
まな板の上に置いて、一度繊維の流れをチェックしましょう。その繊維を断つように包丁で薄くスライスしていきます。身がボロボロにならずにキレイにカットすることができます。
茹で鶏は他にも色々な応用が効きます!
臭みがなくしっとり仕上がった茹で鶏は、塩味が付いているのみで、他にいろんな応用がききます。トマトときゅうり、胡麻だれでバンバンジーになったり、チキンラーメンにできたりと、ソースやスープ等を変えることでバリエーションが増えます。サラダチキンのドレッシングにバジルなど香草を加えるのも良いでしょう。
まずはしっかり茹で鶏作りから!ダイエットに特に良い料理です。是非とも一度、作ってみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。