初心者でもしっかり味しみ！基本の肉じゃがのレシピ

1白滝を下茹でする

白滝を袋から出したらまずさっと水洗いし、鍋に湯を沸かして白滝を茹でます。2分ほど茹でたら、ザルに上げて湯を切りましょう。

白滝はそのままだと長すぎるので、粗熱が取れたらまな板の上に広げて食べやすい大きさに切ります。これで白滝の下処理は完了ですので、一度ボウルなどに入れておきます。

2具材の準備をする

肉じゃがの肉は、牛肉か豚肉どちらでも大丈夫ですが、火の通りが良く柔らかい薄切りのものを使用しましょう。今回はお手頃な豚こま肉を使用しています。長いものは一口大に切りましょう。キッチンバサミを使用すると、まな板が汚れず、包丁を洗う手間も省けるので便利です。

続いて野菜を切っていきます。玉ねぎは皮をむき、縦半分に切ってから放射状のくし切りにします。

人参は半月切りにします。先の方にかけて細くなる人参は、細い部分は角度をつけて切り、葉元に向かってだんだんと角度を緩めていくと同程度の大きさになります。厚みは程よく食感が残る5mm幅にしましょう。

じゃがいもは泥をよく洗い皮をむいて、一口大の乱切りにします。火にかける直前まで水にさらしておきましょう。

いんげんはへたを切り落とし、3cm幅に切ります。肉じゃがは緑が入ると彩り良く仕上がります。グリーンピースや絹さやで代用しても構いません。

3具材を炒める

肉じゃがは鍋で作る場合もありますが、オススメはフライパンです。肉が鍋底にくっ付く心配もなく、また具材同士が重なりずらいため、混ぜる回数を減らせることにより煮崩れを防ぎます。まずは油を適量ひき中火にかけ、豚肉を炒めましょう。

肉の色が8割ほど変わってきたところで、玉ねぎを加えます。

玉ねぎがばらけてきたら、じゃがいもと人参も加えましょう。

4肉じゃがを水から煮込む

野菜に油が良く回ったら、水を400ml加えましょう。

沸騰すると、アクが浮いてくるので取り除きます。

5調味しながら煮込んでいく

アクが大体取れたら、白滝と砂糖を加えます。

蓋をして3分煮込み砂糖を染み込ませていきます。火加減は弱めの中火です。

続いて、調味料Aをすべて加えます。分量をきちんと測ることも成功の秘訣の一つです。適当に入れてしまうと、どんどん塩辛くなってしまったり、バランスが悪くなってしまうので、必ず計量スプーンを使いましょう。

全体を一混ぜしたら、落し蓋をします。アルミホイルやクッキングシートの場合は真ん中に小さく穴を開けて浮き上がりを防ぎましょう。そのまま弱中火で10分煮込みます。

6水分を飛ばして仕上げる

落し蓋を取ったら、水分量を確認しましょう。適度な水分は必要ですが、具材の顔がしっかり出る程度に水分を減らさないと味がぼやけてしまいます。様子を見ながら火を強めましょう。

いんげんを加えて、2分ほど煮ます。しっかり火が通るように箸などで煮汁に沈めるようにしましょう。

火を止めて完成です！すぐに食べても良いですが、一度冷ますことで、より一層食材に味がしみこみ、深い味わいになります。余裕があれば、早めに作って1時間ほど置いてくださいね。