こんにちは、筋肉料理研究家Ryotaです。ボクは毎日筋トレをしながらお料理をして、コンテストに出場しながらボディメイクしています。今回のレシピは高タンパクなたこと、わかめを使って作るペルー料理の「セビーチェ」風。シャキシャキさわやかな食感で、ダイエットにもおすすめの一品です。では、作り方をご紹介!
たことわかめのセビーチェ風の材料(2人分)
具材
ボイルたこ | 約140g | |
むきえび | 約100g | |
玉ねぎ | 1/4個(約100g) | |
ミニトマト | 8個 | |
乾燥わかめ | 3g | |
粗挽き黒こしょう | 少々 |
調味料
レモン汁 | 大さじ2 | |
オリーブオイル | 大さじ1 | |
塩 | 小さじ1/3 | |
おろししょうが | 小さじ1/2 |
たことわかめのセビーチェ風の作り方
わかめはマグネシウムやカリウムなどのミネラルが豊富で、さらに水溶性食物繊維もたっぷり。ツルッとした食感はさっぱりとした味付けとの相性がよく、じつはセビーチェ風レシピにもピッタリの食材なんです。
ちなみに、わかめを戻している間に他の食材の下ごしらえをしておくと、段取りがスムーズですよ。
食物繊維は水溶性と不溶性をバランスよく!
食物繊維には水に溶ける「水溶性食物繊維」と水に溶けない「不溶性食物繊維」があり、「水溶性:不溶性」を1:2のバランスで摂取すると良いと言われています。
わかめなどの海藻類に多く含まれる水溶性食物繊維は、体内でゲル状になって便を柔らかくしてくれるので、「最近便が硬い」と感じる方は積極的に摂取しましょう。
本場ペルーのセビーチェでは紫玉ねぎが使われることも多いようですが、今回はより利用しやすい普通の玉ねぎを使用。
生だと辛みが気になるところですが、じつは辛みは空気にさらすことでも抜くことができます。そのため、ボウルなどに入れておいて、その間に他の食材の下ごしらえをしてしまいましょう。
ビタミンCやリコピンなどの抗酸化成分をたっぷり含むミニトマトは、たこやえびといった魚介類との相性バッチリ。さらに、程よい酸味はわかめのツルッとした食感や、玉ねぎをシャキシャキ食感を引き立ててくれます。
100gあたりタンパク質21.7g、脂質0.7g(※)と高タンパクで低脂質なたこは、食べごたえがあってダイエット中のタンパク源としても優秀な食材。
和食ではわかめとの組み合わせで酢の物にされることも多いですが、今回は南米風の味付けで、いつもと違った風味を楽しみましょう。
※数値は日本食品標準成分表2020年版(八訂)参照。
茹でたあとは冷水で冷やし、半分に切りましょう。こちらも大きめに切って、プリプリ食感を楽しみます。
えびはたこと並んで高タンパク低脂質で、こちらもダイエット中のタンパク源にピッタリの食材。
わかめとは食感の相性が良いのはもちろん、ほのかなピンク色はわかめの緑色とあわせると、セビーチェがより彩り豊かに仕上がります。
さらに、オリーブオイル、レモン汁、塩、おろししょうがを加えたら…
丁寧に和えていきましょう。
調味料が全体になじんだら、お好みでラップをして冷蔵庫で冷やしておきましょう。玉ねぎの辛みが気になる方はしっかり冷やしておくと、より辛みがマイルドになりますよ。
お好みで辛いものをプラスしてもオーケー!
今回はさっぱりとした風味に仕上げるためにおろししょうがを使用しましたが、辛みが欲しいという方は輪切りの唐辛子やタバスコをプラスして作るのもおすすめです。
セビーチェ風の味付けで、いつもと違ったわかめの風味を楽しもう!
和風の味付けで食べることが多いわかめですが、そのツルッとした食感はセビーチェ風の味付けにもピッタリ。魚介のうま味や野菜のさわやかな食感とあわせると、いつもと違った風味を楽しむことができますよ。
さっぱりながらタンパク質も食物繊維もたっぷり摂れて、ダイエットにもピッタリのセビーチェ風レシピ、ぜひお試しください!
学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在はパーソナルトレーナー・料理研究家として活動中。