洋食歴20年の料理人hiroです。おうちにインスタントコーヒーございませんか?気分を変えてコーヒーゼリーを作りましょう。ゼリーをクラッシュ状にして、ちょっとオシャレに。ゼラチンを使った甘めのプルプルのゼリーと牛乳とのノドゴシハーモニーを楽しんでいただきたいです。それでは早速作っていきましょう。
クラッシュコーヒーゼリーの材料(4人分)
具材
インスタントコーヒー | 12g | |
牛乳 | 適量 |
調味料
グラニュー糖 | 80g | |
熱湯 | 600g | |
板ゼラチン | 10g |
クラッシュコーヒーゼリーの作り方
最優先!ゼラチンを水でふやかそう
先にやるべきは、板ゼラチンをふやかすことです。ボウルに水を用意してゼラチンを沈めます。冬場は普通の水道水で良いですが、これが夏場になると水の温度が高いためゼラチンが溶けてしまうことがあります。その時は、氷をいくつか入れておけばOK。形を残したままふやかすことが出来ます。
少量の熱湯で溶かそう
熱湯を加えます。全てを加えずに1/4ほどの量を加えて、ゴムベラを使ってインスタントコーヒーを混ぜ溶かすようにします。
しっかりと混ぜて、インスタントコーヒーが溶かします。
ゼラチンの全てをコーヒーゼリーベースの中へ入れて、さらに混ぜて溶かします。
茶漉しで漉していこう
コーヒーゼリー生地を茶漉しで漉していきます。漉す目的は、ゼラチンのダマが残らないようにして、口当たりの良い滑らかな生地に仕上げるためです。
とろみがつくまで混ぜて冷まそう
急冷されたコーヒーゼリー生地。だんだんととろみがつくようになります。これはゼラチンが冷やし固めようとする性質があるからです。ゼラチンは10度以下から固まりはじめます。逆に20度から溶け始め、25度になると型崩れしていくという性質があります。今後ゼラチン菓子を作るときに知ってて損はないことです。
最後にゆっくりと牛乳を注いでいくと、全体に行き渡り、キレイなゼブラ柄に仕上がります。これで完成です。
暑い時に楽しみたいスイーツです
夏場によくアイスコーヒーを飲まれるかと思いますが、コーヒーゼリーが出てきたら特別な贅沢感。しかしながら、夏場は室温や冷蔵庫の温度がどうしても上がってしまいます。そうなるとゼリーが溶けやすくなります。そんな時は、ゼラチンをプラス1g増やして作る、注ぐ器を冷凍庫に入れておくなどの工夫で対策します。また、お子様には練乳を少しだけ加えてあげるとさらに喜ばれるアイテムとなっています。今回のお手軽に作れるクラッシュコーヒーゼリー、是非ともスイーツのレパートリーに加えてみてくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。