このページではジャージー種の牛乳のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ジャージー種の牛乳のカロリーは77kcal(100gあたり)!これってどうなの?
ジャージー種の牛乳の可食部100gあたりのカロリーは、77kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1097位です。これは多い順にすると上位68%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。
また、日本食品標準成分表の「乳」ジャンルのでジャージー種の牛乳のカロリーを評価すると、54件中39位です。これは上位から72%に位置するカロリーで、評価は「低い」となります。
カロリー | 77Kcal |
全体での評価 | 1097位 / 1592件中(上位68%…やや低い) |
「乳」ジャンル内での評価 | 39位 / 54件中(上位72%…低い) |
ジャージー種の牛乳はカロリーがやや低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜジャージー種の牛乳のカロリーはやや低いの?なにが含まれているの?
ジャージー種の牛乳のカロリーはなぜやや低いのか?
ジャージー種の牛乳は、可食部100gあたり77kcalというカロリー値で、「やや低い」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参照して考察してみましょう。
糖質の含有量がかなり低い
ジャージー種の牛乳は、可食部100gあたり5.1gの糖質を含んでいます。この値は「かなり低い」と評価されています。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎるとカロリーが高くなります。ジャージー種の牛乳は糖質の含有量が少ないため、カロリーがやや低いのです。
食物繊維は無し
ジャージー種の牛乳には食物繊維が含まれていません。食物繊維は消化を助ける役割があり、満腹感を持続させる効果もあります。しかし、食物繊維は熱量を持たないため、カロリーには直接関係しません。そのため、ジャージー種の牛乳のカロリーがやや低い理由とは関係ありません。
タンパク質の含有量が低い
ジャージー種の牛乳は、可食部100gあたり3.9gのタンパク質を含んでいます。この値は「低い」と評価されています。タンパク質は筋肉の材料として重要ですが、エネルギー源としては脂質や糖質よりも効率的ではありません。そのため、タンパク質の含有量が低いことが、ジャージー種の牛乳のカロリーがやや低い理由の一つと考えられます。
脂質の含有量は普通
ジャージー種の牛乳は、可食部100gあたり5.2gの脂質を含んでいます。この値は「普通」と評価されています。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎるとカロリーが高くなります。ジャージー種の牛乳は脂質の含有量が普通であるため、他の食材と比較してカロリーがやや低いのです。
以上の栄養データから、ジャージー種の牛乳のカロリーがやや低い理由を考察してみました。糖質やタンパク質の含有量が低いことが一因となっており、脂質の含有量も普通であることがカロリーの低さに寄与しています。ジャージー種の牛乳は、カロリーを気にされる方にとって、良い選択肢と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ジャージー種の牛乳」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 5.1g | 4 | 20.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 3.9g | 4 | 15.6kcal |
脂質 | 5.2g | 9 | 46.8kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ジャージー種の牛乳」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、46.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ジャージー種の牛乳は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
ジャージー種の牛乳は、低糖質ダイエットに使える?
ジャージー種の牛乳は、糖質量が5.1gであることが知られています。これは他の牛乳と比べても非常に低い数値です。そのため、ジャージー種の牛乳は低糖質ダイエットにおいて少し効果的であると言えます。
ジャージー種の牛乳の糖質量は5.1g
ジャージー種の牛乳は、糖質量が5.1gという特徴があります。これは他の牛乳と比べて非常に低い数値であり、低糖質ダイエットを実践している方にとっては望ましい特性です。糖質を制限することは、血糖値の上昇を抑える効果があり、ダイエットにも有効です。ジャージー種の牛乳はその点で選ばれるべき飲み物と言えるでしょう。
低糖質ダイエットにおすすめの牛乳
低糖質ダイエットを実践している方にとって、ジャージー種の牛乳はおすすめの飲み物です。糖質を制限することで血糖値の上昇を抑え、脂肪燃焼を促進する効果が期待できます。また、ジャージー種の牛乳は栄養価も高く、カルシウムやたんぱく質などの必要な栄養素を含んでいます。これらの栄養素はダイエット中に不足しがちなものであり、ジャージー種の牛乳を摂取することでバランスの良い食事を実現することができます。
ジャージー種の牛乳を活用した低糖質レシピ
ジャージー種の牛乳を活用した低糖質レシピも多くあります。例えば、ジャージー種の牛乳を使ったスムージーやプロテインシェイクは、糖質を制限しながらも満足感を得ることができます。また、ジャージー種の牛乳を使ったヨーグルトやプリンなどのデザートも低糖質でありながら美味しさを楽しむことができます。ジャージー種の牛乳を活用することで、低糖質ダイエットがより実践しやすくなるでしょう。
まとめ
ジャージー種の牛乳は、糖質量が5.1gという低い数値であり、低糖質ダイエットにおいて少し効果的です。糖質を制限することで血糖値の上昇を抑え、脂肪燃焼を促進する効果が期待できます。また、ジャージー種の牛乳は栄養価も高く、必要な栄養素をバランスよく摂取することができます。さらに、ジャージー種の牛乳を活用した低糖質レシピも多くあります。ジャージー種の牛乳を取り入れることで、低糖質ダイエットをより楽しみながら実践することができるでしょう。
ジャージー種の牛乳は、低脂質ダイエットに使える!?
ジャージー種の牛乳は、低脂質ダイエットに使える?
ジャージー種の牛乳は、低脂質ダイエットにどちらかというと不向きではありますが、脂質の量は控えめです。
ジャージー種の牛乳の脂質量は5.2g
ジャージー種の牛乳は、脂質量が5.2gとなっております。これは一般的な牛乳と比べるとやや高い数値ですが、他の高脂肪な乳製品と比べれば控えめな方です。
低脂質ダイエットには注意が必要
低脂質ダイエットを行う際には、脂質の摂取量に注意が必要です。ジャージー種の牛乳は、他の牛乳と比べるとやや高い脂質量を含んでいます。そのため、低脂質ダイエットを行う方には、他の低脂肪な乳製品を選ぶ方が適していると言えます。
ジャージー種の牛乳は栄養価が高い
一方で、ジャージー種の牛乳は他の牛乳と比べると栄養価が高いと言われています。たんぱく質やカルシウム、ビタミンB2などの栄養素が豊富に含まれており、健康維持に役立ちます。
バランスの取れた食事が大切
低脂質ダイエットを行う際には、単一の食材だけでなく、バランスの取れた食事を摂ることが重要です。ジャージー種の牛乳は、脂質量がやや高いですが、他の栄養素も豊富に含まれています。そのため、適切な量を摂取し、バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
まとめ
ジャージー種の牛乳は、低脂質ダイエットにどちらかというと不向きですが、脂質の量は控えめです。他の低脂肪な乳製品を選ぶ方が適していますが、栄養価が高いため、適切な摂取量を守りながらバランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
最後に、ジャージー種の牛乳の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ジャージー種の牛乳」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 77 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 4.7 | g | |
└糖質 | 5.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 3.9 | g | 低い |
脂質 | 5.2 | g | 普通 |
「ジャージー種の牛乳」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 85.5 | g | 多い |
有機酸 | 0.2 | g | 多い |
灰分 | 0.7 | g | 普通 |
コレステロール | 17 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「ジャージー種の牛乳」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 58 | mg | 普通 |
カリウム | 140 | mg | 普通 |
カルシウム | 140 | mg | 多い |
マグネシウム | 13 | mg | 普通 |
リン | 110 | mg | 普通 |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.01 | mg | 低い |
マンガン | 0 | mg | 無し |
ヨウ素 | 22 | μg | 多い |
セレン | 4 | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 5 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 51 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 26 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | Tr | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 27 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 53 | μg | 多い |
ビタミンD | 0.1 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.1 | mg | 低い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 1 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.21 | mg | 多い |
ナイアシン | 0.1 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.03 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0.4 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.25 | mg | 普通 |
ビオチン | 2.1 | μg | 普通 |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
未殺菌のもの/(100 g: 96.7 mL、100 mL: 103.4 g)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
ジャージー種の牛乳と同じ乳の乳飲料ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
ジャージー種の牛乳 | 77 | 5.1 | 3.9 | 5.2 | (0) |
ホルスタイン種の牛乳 | 63 | 4.9 | 3.2 | 3.7 | (0) |
牛乳 | 61 | 5.3 | 3.3 | 3.8 | (0) |
低脂肪牛乳 | 42 | 5.7 | 3.8 | 1.0 | (0) |
脱脂乳 | 31 | 5.0 | 3.4 | 0.1 | (0) |
コーヒー牛乳 | 56 | 7.4 | 2.2 | 2.0 | (0) |
フルーツ牛乳 | 46 | 9.9 | 1.2 | 0.2 | (0) |
人乳 | 61 | 7.3 | 1.1 | 3.5 | (0) |
やぎ乳 | 57 | 5.4 | 3.1 | 3.6 | (0) |
赤ちゃん用ミルク | 66 | 7.1 | 1.5 | 3.6 | 0 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。