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低脂肪牛乳のカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、乳の低脂肪牛乳を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

低脂肪牛乳のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずは低脂肪牛乳の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー42Kcal低い
炭水化物5.5g
└糖質5.7g低い
└食物繊維(0)g無し
たんぱく質3.8g低い
脂質1.0g低い
食塩相当量0.2mg普通

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、乳分類に所属する正式名称「<牛乳及び乳製品> (液状乳類) 加工乳 低脂肪」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、低脂肪牛乳がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

低脂肪牛乳はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

低脂肪牛乳とは?どんな食材?


低脂肪牛乳は、乳(乳飲料)の一種であり、脂肪分の含有量が通常の牛乳よりも少ない食材です。この飲み物は、牛の乳から作られており、脂肪分を除去することで低脂肪となっています。

栄養価と特徴


低脂肪牛乳は、脂肪分が少ないため、カロリーが通常の牛乳に比べて低くなっています。そのため、ダイエットや健康管理をしている方にとっては、良い選択肢となるでしょう。また、低脂肪牛乳には、良質なタンパク質、カルシウム、ビタミンDなどの栄養素も含まれています。

利用方法と注意点


低脂肪牛乳は、そのまま飲むだけでなく、料理やお菓子作りにも利用することができます。例えば、スムージーやヨーグルト、オートミールなどに加えることで、栄養価を高めることができます。ただし、低脂肪牛乳は脂肪分が少ないため、風味やクリーミーさが通常の牛乳と比べて少ないことに注意が必要です。また、アレルギーなどの特定の体質を持つ方は、事前に成分表を確認することをおすすめします。
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ざっくり説明するとこんな感じです!次は低脂肪牛乳がダイエットにどう役立つか説明します!

低脂肪牛乳はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

1. 低カロリーであるため、ダイエットに適している


低脂肪牛乳は、可食部100gあたりのカロリーが42kcalと低いです。この低カロリーな特徴から、ダイエット中の方にとっては優れた食材と言えます。摂取カロリーを抑えながら、満腹感を得ることができるため、ダイエットの成功に役立つでしょう。

2. 糖質が低いため、血糖値の上昇を抑える


低脂肪牛乳に含まれる糖質は、可食部100gあたり5.7gと低いです。この糖質の量は、血糖値の上昇を抑える効果があります。血糖値の急激な上昇は、インスリンの分泌を促し、脂肪の蓄積を引き起こす可能性がありますが、低脂肪牛乳の摂取によって血糖値の上昇を抑えることができます。

3. タンパク質を含み、筋肉の生成や修復に役立つ


低脂肪牛乳には、可食部100gあたり3.8gのタンパク質が含まれています。タンパク質は、筋肉の生成や修復に重要な栄養素であり、健康的な食事には欠かせません。低脂肪牛乳を摂取することで、筋肉の健康維持や増強に役立つことが期待できます。また、タンパク質は満腹感を与える作用もあり、食事の満足感を高めることができます。

おすすめ低脂肪牛乳のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

低脂肪牛乳に含まれる無機質の栄養を解説!

1. カルシウムが多い


低脂肪牛乳は、可食部100gあたり130 mgのカルシウムを含んでいます。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、骨粗しょう症の予防にも効果的です。低脂肪牛乳を摂取することで、カルシウムの適切な摂取量を確保することができます。

2. ヨウ素とセレンが多い


低脂肪牛乳には、ヨウ素とセレンも豊富に含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、代謝や成長にも関与しています。セレンは抗酸化作用を持ち、免疫機能の維持にも役立つ栄養素です。低脂肪牛乳を摂取することで、ヨウ素とセレンの適切な摂取量を確保することができます。

3. ナトリウムが普通


低脂肪牛乳に含まれるナトリウムは、可食部100gあたり60 mgであり、普通の量と言えます。ナトリウムは体液のバランスを保つために必要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性があります。低脂肪牛乳は適度なナトリウム含有量を提供するため、バランスの取れた食事に取り入れることができます。

低脂肪牛乳に含まれるビタミンを解説!

低脂肪牛乳のビタミンの特徴



低脂肪牛乳に含まれるビタミンの特徴を以下の3つに絞って論じます。

1. ビタミンAの含有量


低脂肪牛乳にはビタミンAが含まれており、レチノールの量は13 μgです。これは多いと言えます。また、α-カロテンやβ-クリプトキサンチンは含まれていませんが、β-カロテンの量は3 μgであり、普通と言えます。レチノール活性当量も13 μgであり、普通の範囲に含まれています。

2. ビタミンB群の含有量


低脂肪牛乳にはビタミンB群も含まれています。ビタミンB1の量は0.04 mgであり、普通の範囲に含まれています。ビタミンB2の量は0.18 mgであり、多いと言えます。ナイアシンの量は0.1 mgであり、低いと言えます。ビタミンB6の量は0.04 mgであり、普通の範囲に含まれています。ビタミンB12の量は0.4 μgであり、多いと言えます。パントテン酸の量は0.52 mgであり、普通の範囲に含まれています。ビオチンの量は2 μgであり、普通の範囲に含まれています。

3. その他のビタミンの含有量


低脂肪牛乳にはビタミンD・ビタミンE・ビタミンK・葉酸・ビタミンCは含まれていません。以上のビタミンは含まれていないため、他の食品から摂取する必要があります。

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最後に、低脂肪牛乳の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「低脂肪牛乳」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー42Kcal低い
炭水化物5.5g
└糖質5.7g低い
└食物繊維(0)g無し
たんぱく質3.8g低い
脂質1.0g低い

「低脂肪牛乳」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分88.8g多い
有機酸0.2g多い
灰分0.9g普通
コレステロール6mg普通
食塩相当量0.2mg普通
アルコール-g無し

「低脂肪牛乳」のビタミン・無機質等

ナトリウム60mg普通
カリウム190mg普通
カルシウム130mg多い
マグネシウム14mg普通
リン90mg普通
0.1mg低い
亜鉛0.4mg普通
0.01mg低い
マンガン0.01mg低い
ヨウ素19μg多い
セレン3μg多い
クロム0μg無し
モリブデン4μg普通
ビタミンA
└レチノール13μg多い
└α-カロテン0μg無し
└β-カロテン3μg普通
└β-クリプトキサンチン0μg無し
└β-カロテン当量3μg普通
└レチノール活性当量13μg普通
ビタミンDTrμg無し
ビタミンE
└α-トコフェロールTrmg無し
└β-トコフェロールTrmg無し
└γ-トコフェロールTrmg無し
└δ-トコフェロールTrmg無し
ビタミンKTrμg無し
ビタミンB10.04mg普通
ビタミンB20.18mg多い
ナイアシン0.1mg低い
ビタミンB60.04mg普通
ビタミンB120.4μg多い
葉酸μg無し
パントテン酸0.52mg普通
ビオチン2.0μg普通
ビタミンCTrmg無し

(100 g: 96.4 mL、100 mL: 103.7 g)

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

低脂肪牛乳と同じ乳の乳飲料ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
ジャージー種の牛乳775.13.95.2(0)
ホルスタイン種の牛乳634.93.23.7(0)
牛乳615.33.33.8(0)
低脂肪牛乳425.73.81.0(0)
脱脂乳315.03.40.1(0)
コーヒー牛乳567.42.22.0(0)
フルーツ牛乳469.91.20.2(0)
人乳617.31.13.5(0)
やぎ乳575.43.13.6(0)
赤ちゃん用ミルク667.11.53.60

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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