このページでは、乳のジャージー種の牛乳を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ジャージー種の牛乳のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはジャージー種の牛乳の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 77 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 4.7 | g | |
└糖質 | 5.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 3.9 | g | 低い |
脂質 | 5.2 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、乳分類に所属する正式名称「<牛乳及び乳製品> (液状乳類) 生乳 ジャージー種」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ジャージー種の牛乳がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ジャージー種の牛乳はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
ジャージー種の牛乳とは?どんな食材?
ジャージー種の牛乳は、乳飲料の一種です。ジャージー種の牛乳は、特定の牛の品種から採取される牛乳であり、その特徴的な風味と栄養価が人気を集めています。
1. 風味の豊かさ
ジャージー種の牛乳は、他の牛の品種と比べて風味が豊かです。その特徴は、濃厚でまろやかな味わいとなっており、口に含んだ瞬間に感じることができます。この風味の豊かさは、ジャージー種の牛の乳腺から分泌されるミルクの成分によるものであり、他の牛の品種では味わえない特別な魅力となっています。
2. 栄養価の高さ
ジャージー種の牛乳は、栄養価が高いとされています。乳脂肪の含有量が他の牛の品種に比べて多く、そのためクリーミーな口当たりを楽しむことができます。また、ビタミンやミネラル、たんぱく質なども豊富に含まれており、健康に良い影響を与えることが期待されています。
3. 多彩な使い方
ジャージー種の牛乳は、その風味と栄養価の高さから、さまざまな料理や飲み物に利用することができます。例えば、コーヒーや紅茶に加えることで、豊かな味わいを楽しむことができます。また、スムージーやパンケーキ、クリームソースなどの調理にも利用されることがあります。そのため、ジャージー種の牛乳は多彩な使い方ができる食材として、幅広い料理のレパートリーに活用されています。
以上のように、ジャージー種の牛乳は風味の豊かさと栄養価の高さが特徴的な食材です。その特別な魅力を活かし、様々な料理や飲み物に利用することができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はジャージー種の牛乳がダイエットにどう役立つか説明します!
ジャージー種の牛乳はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーであるためダイエットに適している
ジャージー種の牛乳は、可食部100gあたりのカロリーが77kcalとやや低いです。この低カロリーな特徴から、ダイエット中の方にとっては理想的な食材と言えます。ダイエットは摂取カロリーを制限することが重要であり、ジャージー種の牛乳を摂取することで、満腹感を得つつカロリーを抑えることができます。
2. 糖質がかなり低いため血糖値の上昇を抑える効果がある
ジャージー種の牛乳には、可食部100gあたりの糖質が5.1gとかなり低いです。この低糖質の特徴から、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。血糖値の急激な上昇は、インスリンの分泌を促し、体内の脂肪蓄積を促進させる可能性があります。ジャージー種の牛乳を摂取することで、血糖値の上昇を抑え、健康的な血糖コントロールが期待できます。
3. 脂質が普通であり、バランスの取れた食事に適している
ジャージー種の牛乳には、可食部100gあたりの脂質が5.2gと普通です。脂質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、摂りすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まることがあります。ジャージー種の牛乳は脂質の摂取量を適度に抑えつつ、必要な栄養素を摂取できるため、バランスの取れた食事に役立ちます。特に、脂質を制限したい方や健康的な食事を心掛けたい方におすすめの食材です。
おすすめ:ジャージー種の牛乳のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ジャージー種の牛乳に含まれる無機質の栄養を解説!
1. カルシウムが多い
ジャージー種の牛乳は、可食部100gあたりにおいてカルシウムが多い特徴があります。カルシウムは骨や歯の形成に重要な栄養素であり、健康な骨や歯を維持するために必要です。ジャージー種の牛乳を摂取することで、カルシウムを効果的に補給することができます。
2. ヨウ素やセレンが多い
ジャージー種の牛乳には、ヨウ素やセレンが多く含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に関与し、代謝や神経機能の正常化に寄与します。セレンは抗酸化作用を持ち、細胞の酸化ストレスから身体を守る役割を果たします。ジャージー種の牛乳を摂取することで、ヨウ素やセレンを効果的に摂取することができます。
3. 鉄や銅が低い
一方で、ジャージー種の牛乳には鉄や銅が低い特徴があります。鉄は酸素の運搬や酵素の働きに必要な栄養素であり、銅は鉄の代謝に関与します。鉄や銅の不足は貧血や免疫力低下などの健康問題を引き起こす可能性があります。ジャージー種の牛乳を摂取する場合は、他の食材から鉄や銅を補う必要があることに留意する必要があります。
以上のように、ジャージー種の牛乳はカルシウムやヨウ素、セレンの摂取源として優れていますが、鉄や銅の補給には他の食材を組み合わせる必要があります。バランスの取れた食事を心掛けることで、健康な生活を送ることができます。
ジャージー種の牛乳に含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンA
ジャージー種の牛乳には、ビタミンAの一種であるレチノールが51 μg含まれています。これは多い量です。また、ジャージー種の牛乳にはα-カロテンやβ-カロテンも含まれており、β-カロテン当量は27 μgです。ビタミンAは視力の維持や免疫力の向上に役立ちます。
2. ビタミンD
ジャージー種の牛乳には、ビタミンDが0.1 μg含まれています。これも多い量です。ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨の健康維持に重要な役割を果たします。
3. ビタミンB2
ジャージー種の牛乳には、ビタミンB2が0.21 mg含まれています。これは多い量です。ビタミンB2はエネルギー代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持にも寄与します。
以上のように、ジャージー種の牛乳はビタミンA、ビタミンD、ビタミンB2の含有量が多い特徴があります。これらのビタミンは健康維持に重要な役割を果たし、バランスの取れた食事に取り入れることが推奨されます。
最後に、ジャージー種の牛乳の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ジャージー種の牛乳」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 77 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 4.7 | g | |
└糖質 | 5.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 3.9 | g | 低い |
脂質 | 5.2 | g | 普通 |
「ジャージー種の牛乳」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 85.5 | g | 多い |
有機酸 | 0.2 | g | 多い |
灰分 | 0.7 | g | 普通 |
コレステロール | 17 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「ジャージー種の牛乳」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 58 | mg | 普通 |
カリウム | 140 | mg | 普通 |
カルシウム | 140 | mg | 多い |
マグネシウム | 13 | mg | 普通 |
リン | 110 | mg | 普通 |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.01 | mg | 低い |
マンガン | 0 | mg | 無し |
ヨウ素 | 22 | μg | 多い |
セレン | 4 | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 5 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 51 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 26 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | Tr | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 27 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 53 | μg | 多い |
ビタミンD | 0.1 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.1 | mg | 低い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 1 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.21 | mg | 多い |
ナイアシン | 0.1 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.03 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0.4 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.25 | mg | 普通 |
ビオチン | 2.1 | μg | 普通 |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
未殺菌のもの/(100 g: 96.7 mL、100 mL: 103.4 g)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
ジャージー種の牛乳と同じ乳の乳飲料ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
ジャージー種の牛乳 | 77 | 5.1 | 3.9 | 5.2 | (0) |
ホルスタイン種の牛乳 | 63 | 4.9 | 3.2 | 3.7 | (0) |
牛乳 | 61 | 5.3 | 3.3 | 3.8 | (0) |
低脂肪牛乳 | 42 | 5.7 | 3.8 | 1.0 | (0) |
脱脂乳 | 31 | 5.0 | 3.4 | 0.1 | (0) |
コーヒー牛乳 | 56 | 7.4 | 2.2 | 2.0 | (0) |
フルーツ牛乳 | 46 | 9.9 | 1.2 | 0.2 | (0) |
人乳 | 61 | 7.3 | 1.1 | 3.5 | (0) |
やぎ乳 | 57 | 5.4 | 3.1 | 3.6 | (0) |
赤ちゃん用ミルク | 66 | 7.1 | 1.5 | 3.6 | 0 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。