きな粉のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

きな粉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはきな粉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	451	Kcal	高い
炭水化物	28.5	g
└糖質	13.9	g	普通
└食物繊維	18.1	g	多い
たんぱく質	36.7	g	多い
脂質	25.7	g	多い
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、豆分類に所属する正式名称「だいず　［全粒・全粒製品］　きな粉　黄大豆　全粒大豆」（黄大豆の全粒大豆）の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、きな粉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

きな粉はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

きな粉とは？どんな食材？

きな粉とは、日本の伝統的な食材の一つです。主に大豆を焙煎し、挽いたもので、粉状になっています。きな粉は、日本料理や和菓子によく使われ、独特の風味と香りがあります。

きな粉の特徴

きな粉の特徴は、その風味と食感にあります。焙煎された大豆の香ばしい香りが広がり、口に入れると滑らかな舌触りが感じられます。また、きな粉は栄養価が高く、たんぱく質や食物繊維、ビタミンB群などが豊富に含まれています。

きな粉の使い方

きな粉は、さまざまな料理に使うことができます。和菓子の材料としてはもちろん、きな粉をトッピングしたり、和風のデザートに使ったりすることもあります。また、きな粉を砂糖やしょうゆと合わせて、お茶漬けのトッピングとしても楽しむことができます。

きな粉はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. 食物繊維が多いため、腸内環境を改善する効果が期待できる

「きな粉」は食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は腸内で水分を吸収し、腸内の善玉菌のエサとなるため、腸内環境を整える効果があります。腸内環境が良好な状態になると、便秘の予防や改善、免疫力の向上など、健康維持に役立つ効果が期待できます。

2. タンパク質が多いため、食事の栄養バランスを整えるのに適している

「きな粉」には豊富なタンパク質が含まれています。タンパク質は体の組織や筋肉の形成に重要な役割を果たしており、健康的な食事には欠かせない栄養素です。特に、運動をする人や筋力をつけたい人にとっては、タンパク質の摂取が重要です。その点で「きな粉」は、食事の栄養バランスを整えるのに適している食材と言えます。

3. 塩分が無く、低ナトリウムなため、高血圧予防に役立つ

「きな粉」には塩分が含まれておらず、低ナトリウムな特徴があります。高血圧は生活習慣病の一つであり、塩分の摂り過ぎが原因の一つとされています。そのため、塩分控えめの食事が推奨されています。塩分の代わりに「きな粉」を使用することで、食事の味付けにバリエーションを持たせながらも、塩分摂取量を抑えることができます。高血圧予防の観点からも、「きな粉」は健康的な食事に役立つ食材と言えます。

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きな粉に含まれる無機質の栄養を解説！

「きな粉」の特徴

「きな粉」は以下のような特徴を持っています。

1. ミネラル豊富

「きな粉」はカリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、セレン、クロム、モリブデンなどのミネラルを多く含んでいます。特にカリウムやカルシウム、マグネシウム、リンなどは多い量が含まれており、健康維持に役立つ栄養素です。

2. ナトリウムが低い

「きな粉」に含まれるナトリウムは非常に少なく、低ナトリウム食品として適しています。ナトリウムの摂り過ぎは高血圧や心臓病のリスクを高めることがあるため、ナトリウム摂取を気にする方には良い選択肢となります。

3. ヨウ素が無し

「きな粉」にはヨウ素が含まれていません。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、不足すると甲状腺機能低下症などの病気のリスクが高まります。しかし、「きな粉」を摂取することでヨウ素を補給することはできませんので、ヨウ素を摂取する他の食品とのバランスを考える必要があります。

以上のように、「きな粉」はミネラルが豊富であり、ナトリウムが低く、ヨウ素が含まれていない特徴を持っています。健康に配慮した食事を心掛ける際には、積極的に「きな粉」を取り入れることがおすすめです。

きな粉に含まれるビタミンを解説！

「きな粉」のビタミン含有量の特徴

1. ビタミンAの特徴

- レチノールやα-カロテンは含まれておらず、ビタミンAの供給源としては不十分です。
- β-カロテンやβ-クリプトキサンチンが少量含まれており、ビタミンAの代謝に関与しています。
- ビタミンAの含有量は非常に低く、摂取量を確保するためには他の食品からも摂取する必要があります。

2. ビタミンEの特徴

- きな粉にはα-トコフェロールやβ-トコフェロールが多く含まれています。
- γ-トコフェロールやδ-トコフェロールも豊富に含まれており、抗酸化作用を持つビタミンEの供給源として適しています。
- ビタミンEの含有量は比較的高く、適切な摂取量を確保することができます。

3. その他のビタミンの特徴

- ビタミンKやビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6など、さまざまなビタミンが多く含まれています。
- パントテン酸やビオチンも豊富に含まれており、栄養バランスを考えた食事に適しています。
- 一方で、ビタミンCやビタミンB1の含有量は普通程度であり、他の食品からも摂取する必要があります。

以上のように、「きな粉」にはビタミンAの供給源としては不十分ですが、ビタミンEや他のビタミンの供給源としては適しています。栄養バランスを考えた食事に取り入れることで、さまざまなビタミンを摂取することができます。

きな粉を使ったレシピ20選！

「きな粉」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	451	Kcal	高い
炭水化物	28.5	g
└糖質	13.9	g	普通
└食物繊維	18.1	g	多い
たんぱく質	36.7	g	多い
脂質	25.7	g	多い
「きな粉」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	4.0	g	低い
有機酸	-	g	無し
灰分	5.1	g	多い
コレステロール	(Tr)	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「きな粉」のビタミン・無機質等
ナトリウム	1	mg	低い
カリウム	2000	mg	多い
カルシウム	190	mg	多い
マグネシウム	260	mg	多い
リン	660	mg	多い
鉄	8.0	mg	多い
亜鉛	4.1	mg	多い
銅	1.12	mg	多い
マンガン	2.75	mg	多い
ヨウ素	Tr	μg	無し
セレン	5	μg	多い
クロム	12	μg	多い
モリブデン	380	μg	多い
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	3	μg	普通
└β-クリプトキサンチン	1	μg	多い
└β-カロテン当量	4	μg	普通
└レチノール活性当量	Tr	μg	無し
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	1.7	mg	多い
└β-トコフェロール	1.2	mg	多い
└γ-トコフェロール	11.0	mg	多い
└δ-トコフェロール	8.6	mg	多い
ビタミンK	27	μg	多い
ビタミンB1	0.07	mg	普通
ビタミンB2	0.24	mg	多い
ナイアシン	2.2	mg	多い
ビタミンB6	0.52	mg	多い
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	1.01	mg	多い
ビオチン	31.0	μg	多い
ビタミンC	1	mg	普通

(100 g：292mL、100 mL：34g)

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。