洋食歴20年の料理人hiroです。今回は白玉粉を使った簡単な和菓子をご紹介。8個分のレシピです。常温で2日持ちますが、その間に食べてしまえる量です。焼きたてと、時間をおいて食べるのと是非とも食べ比べしてもらいたい焼き餅。私と妻は「どら焼き」に近いという共通の印象があります!早速作っていきましょう。
きな粉ミルク焼き餅の材料(8個分)
具材
白玉粉 | 200g | |
きな粉 | 30g | |
牛乳 | 230g | |
つぶあん過去に「つぶあん」のレシピがございます。市販のつぶあんでもOK。 | 160g |
調味料
米油 | 大さじ1 |
きな粉ミルク焼き餅の作り方(1分動画で早回し解説)
きな粉ミルク焼き餅の作り方
1材料を計量しておこう
ベースとなる白玉粉は大きなボウルに。牛乳ときな粉は別に分けて、つぶあんはすぐに成形できるように20g×8個と計量しておきましょう。バットにラップを敷いておくと取り外しやすいです。
牛乳を全て注ぎ終えたら、今度は手ごねです。白玉粉の粒がなくなるくらいに、しっかりと手ごねして生地をまとめていきましょう。
こねる時間は5分ほど。きな粉の香りと色が印象的で艶やかな生地となります。生地にツヤが出るまでしっかりとこねておきましょう。
もう片方の手でゆっくりと閉じながら包んでいきます。
綴じ目からつぶあんがはみ出ないように、生地同士を結着します。
丸く成形できました。必ず綴じ目を下にして生地をバットに乗せていきましょう。
ひとつひとつ丁寧に綴じ目を下にして焼いていきます。焼く時にサッと再度成形してフライパンに落としていくと良いでしょう。火加減は弱火です。
粉類にしっかり火を通すには蒸し焼き一択!
白玉粉は茹でるイメージが強いですが、焼きでも大丈夫!フライパンに並べたらフタをしてじっくりと蒸し焼きにしていきます。牛乳とつぶあんが持つ水分で生地を膨らませて確実に火を通してくれます。
火加減は弱火のままで5分のタイマーをかけましょう。
再度、弱火のまま5分タイマーです。
お茶と共に、和のお3時を!
きな粉ミルク焼き餅は、まずは焼き立てをすぐに食べてもらいたいです。福岡の太宰府天満宮にある梅ヶ枝餅と少し似ていて、味はどら焼きにも近いものがあります。
また、冷ますと今度は京都の阿闍梨餅に少し近いものになったりと、自家製で楽しめる味や食感の変化を楽しんでもらいたいです。常温で2日持ちます。夏は冷茶、冬は温かいお茶と共に、是非とも大事な「お3時」をこのレシピで楽しんでみてくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。