イタリア料理人・フードクリエイターのmikuです。今回は低温でしっとり火入れした鶏肉と、一度加熱することでコクが増したタレが決め手の、やみつきになるよだれ鶏をご紹介します。鶏肉の旨味をぎゅっと閉じ込め、タレにもプラスしているので一体感のあるプロの味になっています。それではさっそく作っていきましょう!
よだれ鶏の材料(2人前)
主な材料
鶏むね | 1枚 | |
もやし | 1/2袋 | |
長ねぎ | 1/3本 | |
ピーナッツ | 適量 |
タレ
おろし生姜 | 小さじ1杯 | |
おろしにんにく | 小さじ1杯 |
その他材料
ラー油 | 適量 |
タレ
黒酢 | 大さじ4杯 | |
しょうゆ | 大さじ3杯 | |
砂糖 | 大さじ2杯 | |
ごま油 | 大さじ3杯 | |
味噌 | 大さじ1杯 | |
大さじ2杯 | ||
花椒パウダー | 適量 | |
鶏むねのゆで汁 | 大さじ2杯 |
付けあわせ
三つ葉 |
よだれ鶏の作り方
ネギをみじん切りにするときは、一度「蛇腹切り」をしてから切ると簡単にみじん切りにすることが出来ます。
蛇腹切りというのは、下まで切ってしまわないように7~8割で止めて斜めに切り、裏側も同じように切ります。
そうすると繋がったまま蛇のようにぐねぐねになるのですが、
その状態にしてからみじん切りにすると一気にみじん切りにすることが出来るので、おすすめです。
たっぷりのお湯を沸かします。
そこに、先ほど取った皮と筋から出汁が出るので入れていきましょう。
鶏むねも入れて、一度沸騰させたらすぐに火をとめ、フタをして15~20分程おいておきます。
火を止めてじっくり火入れすることで、ぷりぷりっと柔らかく仕上がる!
火をつけたままグツグツと煮てしまうと、ぎゅっと固くなってしまうので一度沸騰させたら火を止めじっくりと火を入れていきます。
フタをすることで、熱が逃げにくいので良い温度で茹でることが出来ますよ。
タレに鶏むねのゆで汁を加えて旨味をプラスしよう!
タレに鶏むねのゆで汁を大さじ2杯入れます。
茹で汁に鶏の旨味がたっぷり入っているので、タレにも旨味がプラスされ鶏むねとの相性もさらに良くなります。
煮詰めて水分を飛ばすことで、だんだんととろみがついてきます。
冷めるとさらにとろみが強くなるので、それを想定していい濃度まで煮詰めましょう。
煮詰めすぎた場合は、茹で汁か水を足してもう一度沸騰させることで調整可能ですよ。
15~20分経ったら、金串を刺して唇に当て中まで温かいかどうか確認します。
金串がない場合は中心部分まで少し切れめを入れて中がピンク色じゃないかどうかを見て確認してみましょう。
火の入りがチェック出来たら、繊維を断ち切るように分厚めにカットします。
三つ葉はカットし、ピーナッツは荒く切っておく。
食べる直前に切ることで香りをより楽しめますよ。
しっとりプリプリの鶏肉に、タレをたっぷりかけて!
低温で優しく火入れした鶏肉は柔らかくしっとりプリプリ!
もやしのシャキッと感とピーナッツのカリッとしたアクセントが面白く、たっぷりとタレをかけて、口一杯に頬張りたくなる一皿です。
フードクリエイター・イタリア料理人。都内数店舗でのイタリアンでの経験を経て、現在は「料理・健康・食」に関して、レシピ制作や撮影、コラム執筆など様々な活動をしています。Youtubeやistagramでは「料理が楽しくなる”簡単おしゃレシピ”」を日々発信中!