料理人hiroです。今回は基本の肉味噌のレシピをご紹介します。肉に塊ができて苦味が際立ってしまいがちですが、ポロポロになるまで炒めて赤味噌を馴染ませ甘みをプラスすることがポイントとなります。苦味が和らいだ赤味噌は最高のご飯のお供となります。冷蔵庫保存で1週間楽しめますよ♪早速作っていきましょう。
肉味噌の材料(4人前)
具材
合い挽き肉 | 250g | |
生姜 | 10g | |
にんにく | 2片 | |
白ごま | 適量 |
調味料
ごま油 | 大さじ1 | |
赤味噌 | 50g | |
酒 | 大さじ2 | |
みりん | 大さじ2 | |
上白糖 | 大さじ2 | |
濃口醤油 | 大さじ1 |
肉味噌の作り方
今回のレシピのポイント
合い挽き肉を先にポロポロになるまで炒めます。その後に赤味噌も炒めて馴染ませ、甘みを加えて苦味を和らげることが大切です。
ニンニク2片も細かくみじん切りにしておきましょう。
弱火でゆっくり炒めて香りを立たせる!
特にニンニクは強火で炒めてしまうと表面だけが先に焦げてしまいます。弱火でじっくりと炒めることで、焦がすことなく生姜とニンニクの香りを立たせることができます。ここはゆっくりじっくりでOKです。
木ベラなどでほぐしながら炒めて…
ときには木ベラで押さえつけて炒めていきます。
炒めてポロポロにしておくと塊ができない!
木ベラでほぐして押さえつけての繰り返しで肉がだんだんとポロポロになってきます。塊になる原因はほぐし炒めることが足りないことにあります。調味料を加える前にポロポロにしておくと後が楽です。
赤味噌を炒めて香りを立たせる
赤味噌を加えたら弱中火にかけたまま肉にまんべんなく混ぜ込んでいきます。火で炒めることで香りが立って、塊のない状態で肉に馴染んでいきます。この作業もゆっくりじっくりとでOKです。
赤味噌を加えて3分ほど。赤味噌の香りが立って塊がほぼなくなり、肉に馴染みました。
水気を飛ばして味を凝縮!
中火で水分を飛ばすように炒めていきます。上白糖とみりんが持つ「糖」を加えたことで赤味噌の苦味が和らぎ、味が凝縮されていきます。同時に保存性が増します。
だんだんと水気がなくなりました。肉からの脂も出てきます。
ご飯以外でも楽しめる常備菜です♪
今回の肉味噌は、ご飯のお供としてはもちろんのこと、豆腐や炒めた野菜に添えてみたりとアレンジ自在なのが嬉しい常備菜です。冷蔵庫保存で1週間なので、多めに仕込んでおいても良いものです。
赤味噌のコクと旨味が凝縮された肉味噌はお弁当のご飯の上にかけて持たせたり、これを肴にお酒を楽しむなど様々なシーンでご活用頂けます。赤味噌を手にした際には、今回のレシピも是非候補に入れて楽しんで下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。