洋食歴20年の料理人hiroです。今回はビールに合うおつまみに最適な炒め物です。ガーリックチップを先に作って、香りが移った油でベーコンとキャベツを炒めていきます。仕上げにバターを加えるので、香り良くコクもあり、焼きベーコンの塩気でビールがすすむこと請け合いです。それでは早速作っていきましょう。
ベーコンとキャベツのニンニク醤油炒めの材料(2人分)
具材
ベーコンスライス | 80g | |
キャベツ | 400g | |
ニンニク | 4片 | |
ピーマン | 2個 |
調味料
米油 | 大さじ3 | |
塩 | 少々 | |
酒 | 大さじ1 | |
濃口醤油 | 大さじ1 | |
無塩バター | 10g |
ベーコンとキャベツのニンニク醤油炒めの作り方(1分動画で早回し解説)
ベーコンとキャベツのニンニク醤油炒めの作り方
ピーマンは半分に割り、ヘタとタネをのぞいて縦に0.5cm幅の細切りにしていきます。
キャベツはまとめて、5cm角にカットしておきます。
ベーコンスライスはまとめて1.5cm幅の短冊切りにしておきましょう。
プクプクと泡が出始めたら、弱火に。時折、菜箸でかき混ぜ、フライパンを傾けるなどして5分ほどゆっくりと揚げ焼きにしていきます。
キツネ色のパリパリガーリックチップは弱火と見極めが大事!
ゆっくり揚げ焼きにしていくと段々と色が変わってきます。ここの見極めが大事で、キツネ色を超えてさらに揚げてしまうとすぐに真っ黒焦げになってしまいます。キツネ色になる一歩手前で火を止めて、一枚一枚丁寧に揚げ網に乗せていきます。
余分な油がフライパンにしたたり落ちて、揚げ網ごと器に乗せておけば更に油が落ちて自然乾燥となり、パリッとした食感となります。また、油はニンニクの香りが移ってガーリックオイルとなっています。
広げたところで、キャベツ自体に軽く塩をします。下味をつけるだけでなく、しんなりさせるのを加速させて、短時間で炒めることができます。キャベツがしんなりとしたら、ピーマンを加えて、中火でサッと炒めます。
ガーリックチップだけでもおつまみになります
揚げおきしておいたガーリックチップは、ペーパーとシリカゲル(乾燥剤)を忍ばせて器にしまっておくと長く持ちます。焼いたステーキやサラダのトッピングにするも良し、単体でおつまみにするも良しです。
ガーリックオイルで焼いた塩気あるベーコンやキャベツは風味豊かとなりバター醤油の味付けなので、これでビールがどんどん進んでしまいますね!是非とも今回のお手軽おつまみを、食のレパートリーに加えてみてくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。