こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。洋食の定番レシピ「ハンバーグ」は、子供から大人まで人気のひと品ですね。でも、お家で作ると焦がしたり生焼けだったり、意外とお悩みの多いレシピ。今回はオーブンを使って、失敗知らずで作れる方法をお伝えします。それでは早速作っていきましょう!
包んで焼けば失敗知らず!あつあつ包み焼きハンバーグのレシピの材料(2人分)
主な材料
玉ねぎ | 50g | |
いんげん | 2本 | |
ミニトマト | 4個 | |
舞茸 | 40g | |
オリーブオイル | 大さじ1 | |
パン粉 | 20g | |
牛乳 | 30ml | |
合いひき肉 | 200g | |
溶き卵 | 1/2個分 | |
塩 | 小さじ1/4 | |
こしょう | 少々 |
ソースの材料
バター | 10g | |
デミグラスソース | 50g | |
赤ワイン | 30ml | |
オイスターソース | 15ml |
包んで焼けば失敗知らず!あつあつ包み焼きハンバーグのレシピの作り方
玉ねぎは必ず冷やしてから使いましょう
熱いままの玉ねぎをお肉に入れると、脂肪が溶けてしまいパサついた固い仕上がりになってしまいます。ボウルに保冷剤をあてるなどすると早く冷えますよ。また、少し多めに炒めて余った分は冷凍保存するととても便利です。
ひき肉は冷たい状態で調理しましょう
ハンバーグの美味しさのひとつは何と言っても「ジュワッとジューシーな肉汁」ですね。でも、焼き始める前にお肉の脂身が溶けてしまっていると、ジューシーな仕上がりになりません。使う直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。また、お肉を捏ねている間に温度が上がってしまったら、一度冷蔵庫で冷やしてから調理を再開して下さい。
焦げ目がおいしさの秘密
お肉などを焼いた時に焦げる現象を「メイラード反応」と言い、洋食では大事な要素となります。糖やタンパク質が加熱される事で起こる現象で、独特の香ばしい香りが生まれます。この香りがプラスされる事で料理の美味しさがワンランクアップします。オーブンで加熱するだけでは焦げ目が付かないので、フライパンで焦げ目を付けてからオーブンに入れて下さいね。
端をしっかり折り込んで封をしましょう
端の部分を何度か折り込んで、しっかり封をします。こうする事で蒸し焼きの状態になり、ふっくら焼き上がります。隙間が空いているとソースがこぼれ出てしまったり、蒸気がもれてパサついた仕上がりになるのでご注意下さいね。
ふっくらジューシーなハンバーグを楽しんで
オーブンで焼く事で、驚くほどふっくらジューシーに仕上がります。付け合わせの野菜にも一緒に出来上がるので手間いらず。濃厚なデミグラスソースを絡めれば本格的なお味が楽しめます。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」