大さじ調味で白ごはんに合うおかず料理研究家の川久景子です。今回はじゃがいもを潰して生地にした「いももち」レシピをご紹介します。一般的ないももちは甘辛なたれに絡めて食べますが、今回ご紹介するいももちはたれは必要ありません。いももちの中には明太子とチーズをたっぷり包み、食べだしたら手が止まらなくなるおつまみレシピです。 また、ごま油でカリッと生地を焼いているので、とても香ばしい焦げ目が印象的な一品です。少ない材料で作るのに満足度の高い仕上がりにできますよ。 ではさっそく作りましょう!
めんたいチーズいももちの材料(2人分)
具材
じゃがいも | 4個(550g) | |
辛子明太子皮取り・大きめ1腹分 | 70g | |
片栗粉 | 大さじ1 | |
薄力粉 | 大さじ1 | |
牛乳必要であれば使用 | 大さじ1~2程度 | |
スライスチーズ | 3枚(1枚18g) | |
ごま油 | 大さじ1 |
めんたいチーズいももちの作り方
2cmくらいの大きさに切り、耐熱ボウルに入れて水(大さじ2・分量外)をまわし入れたらラップをふんわりカブせて電子レンジで5分加熱します。じゃがいもはこの段階で完全に火を通してやわらかくします。
ゆでてやわらかくする場合は、鍋にじゃがいもがカブるくらいの水を注ぎ、中火で加熱して火を通します。ゆで上がったら湯をきり、再び鍋に戻し入れて弱火~中火で加熱して余分な水分を飛ばしておきます。
生地がポソポソしてひとかたまりにしにくいようなら牛乳を少量ずつ注ぎ、そのつど生地を混ぜてかたさを調整します。生地のかたさ目安は、指でつまんで軽く跡がつくくらいです。
もし牛乳を入れすぎたり、もともと生地がしっとりしているようであれば、片栗粉と薄力粉を加えて調整します。
楕円型の小判の形になるようにします。あまり厚みが出ないように平らにします。
作業後半では、生地が乾燥してきてまとまりにくくなることがあります。その場合は、手に水をつけて成形すると、作業しやすくなります。
最大のコツは短時間で焼くこと!
先ほどもお伝えしましたが、いももちの生地はすでに火が通っているので長時間じっくり焼く必要はありません。短時間でこんがり焼くのがコツです。
短時間で焼くことで、チーズが溶けだしてくることもなく、明太子に火が通り過ぎるのを防ぎます。
明太子に火が入り過ぎると、独特の辛みとしっとりした食感が損なわれてしまうため、気をつけます。
いざ実食。ピリッとした明太子の辛みとチーズの濃厚さが抜群にマッチ!
ひと口食べる毎に明太子の辛みがゆっくりゆっくり口の中に広がり、あとからチーズの濃厚でこってりした食感が混ざってあと引くおいしさです。 また、いももち表面のカリッとした食感とごま油の香りが鼻に抜ける上品さが醸し出す上品さは格別のおいしさですよ!
カリッとした香ばしい皮に明太子の辛みがクセになる!
おつまみレシピではありますが、冷めても味が変わらず明太子の辛みとチーズの濃くがそのまま味わるので、お弁当のおかずとしても大活躍する一品です。
子供向けには少し辛さが気になるかもしれませんが、大人のお弁当にこのいももちが入っていたら絶対お昼ご飯が嬉しくなるハッピータイムになりますよ!
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。