漬けて焼くだけ！ご飯にも合うお手軽簡単やみつきチキンのレシピ

1まずは玉ねぎを薄切りに切ろう

玉ねぎの皮をむき、茎を切り落としたら繊維に沿って2mm幅の薄切りに切ります。時間がある場合は、みじん切りにしても大丈夫です。玉ねぎは厚めに切らず、断面を広く（多く）とることが大切なので、薄切りかみじん切りにします。

なぜかというと、このあと鶏肉と浸け込むことで、玉ねぎが肉質をやわらかくするため、できるだけ鶏肉と接する面を多くするためです。

2鶏肉を一口サイズに切ろう

鶏肉の脂肪と余分な筋などを取り除き，一口サイズに切ります。鶏皮が苦手な場合は、取り除いても大丈夫です。鶏ももは、皮側を上にして切ると、包丁が滑ってうまく切り分けるのがむずかしい時があるので、身を上にして、筋や皮についた余分な脂肪も取り除きます。

鶏肉の大きさを一口サイズと書きましたが、約3cmくらいの大きさを目安にしてください。大きく切ると加熱時の火の通りが悪くなるので気をつけます。

3下味をつけて漬け込もう

ポリ袋に合わせ調味料を入れ、軽くもみながら味を混ぜ合わせます。続いて鶏肉、玉ねぎを加えて袋の口を閉じてしっかり味が馴染むようにもみ込み、そのまま10分～15分冷蔵庫に入れて味をなじませます。

先に合わせ調味料を入れて軽くもむのは、袋に入れた状態ではそれぞれの調味料が分離しているので、もむことで馴染み、均一の味になるからです。鶏肉と一緒に入れてしまうと合わせ調味料の仕上がりにばらつきが出てしまうことがあります。

4漬け汁ごとフライパンで焼く

漬け汁ごとフライパンに入れ、中火にかけて焼きます。油はひかず、そのまま焼きながら鶏肉に軽く焼き色がつけるようにかき混ぜて焼きます。少し焦げますが、すぐにこのあと蒸し焼きにするので、焦げても問題ありません。ふたをして加熱することで鶏肉にしっかり火が通り、合わせ調味料が煮汁のようになり、こびりつくほどの焦げ目はでません。

5クリームチーズをちぎって加える

鶏肉を焼き、軽く焦げ目がつき始めたら軽く混ぜ合わせ、クリームチーズを手で小さくちぎりながら散らします。大きさは加熱して溶けるくらいの小さめな大きさです。

クリームチーズを加えたらふたをし、そのまま10分程度蒸し焼きにして鶏肉の中までしっかり火を通します。ふたをして蒸し焼きにすることで焦げずに焼くことができます。また、蒸し焼き特有の効果で鶏肉の身がパサつかず、しっとりとしてやわらかな食感になります。

6クリームチーズが半分溶けたら完成！

ふたを開け、かき混ぜながらクリームチーズを溶かし、半分くらい溶けていたら火を止めます。クリームチーズは固形が半分残っている状態です。完全に溶かす必要はありません。

皿に千切りキャベツを付け合わせにし、鶏肉を汁ごと盛りつけたら完成です。

にんにく20gのスパイシーな辛みとクリームチーズのコクのある深みの味がケチャップ味に絡んで箸が止まらなくなるおいしさです。意外に食べやすい辛みにかなり驚きますが、白ご飯との相性もよく、丼にしてもおいしいです。 短い時間ですが、玉ねぎと一緒に漬けた効果で鶏肉がとてもやわらかくなり、弾力もあるのでとても食べ応え十分な仕上がりです。冷めるとクリームチーズが固まってしまうため、ぜひ出来立て熱々の状態が一番おいしい状態です。