料理家・栄養士のななです。今回は中華料理でも人気な基本の八宝菜のレシピを紹介します。お肉やシーフード、野菜がたっぷりと入った八宝菜は「八」が入っているので、8種類の具材が入っていると思われがちですが、実は「たくさん」という意味を持っています。トロっとした餡との相性がいいですよ。早速作ってみましょう。
基本の八宝菜の材料(2人分)
具材
豚肉 | 60g | |
白菜 | 50g | |
にんじん | 1/3本 | |
しいたけ | 2枚 | |
シーフードミックス | 100g | |
しょうが | 5g |
調味料A
醤油 | 小さじ1/2 | |
料理酒 | 小さじ1/2 |
調味料B
砂糖 | 小さじ1/4 | |
醤油 | 小さじ1 | |
料理酒 | 大さじ1/2 | |
水 | 100ml |
調味料C
片栗粉 | 大さじ1 | |
水 | 大さじ2 |
調味料
サラダ油 | 小さじ1 | |
ごま油 | 小さじ1 | |
塩 | 少々 |
基本の八宝菜の作り方
今回のレシピのポイント
食材を、短時間でさっと加熱していくことです。後から全て合わせる際に、さらに加熱するため、火を入れる過ぎると食感が落ちます。事前に調味料も混ぜ合せておきましょう。準備さえしっかりできていれば、大丈夫です!
片栗粉で柔らかい食感に
豚肉だけでなく、お肉を焼く前に少量の片栗粉をまぶすことで、表面がコーティングされて柔らかく仕上がります。また今回のような餡が絡む料理ですと、まぶした片栗粉が溶けてよりトロっとした餡になり、とろみをつける際に少量の水溶き片栗粉でできるのもメリットです。ぜひ他の料理でもお試しくださいね。
素材の味を楽しんでね
一皿で、お肉と魚介、さらに野菜まで味わえるのが八宝菜の魅力。八宝菜の具材に特に指定はありませんので、お好みの野菜を選んだり、シーフードをミックスではなく、1種類だけにするなどをして、オリジナルの八宝菜にするのも良し。時々当たるショウガの香りと後味が旨味を引き出すポイントです。そのままでも美味しいですが、皿うどんや白米に合わせて、中華丼のようにする食べ方もおすすめ。中華料理の定番料理でもある八宝菜、ぜひお試しくださいね。
料理研究家・栄養士・NadiaArtist。主宰してた料理教室が雑誌に多数掲載。企業さん向けのレシピ開発やコラム執筆などで活動中。自身も料理嫌いだったため、料理初心者さんからでも美味しく作れる簡単なレシピを目指してます。