フードコーディネーターのyurikaです。今回は時短で味染み抜群の「基本の豚バラ大根」のレシピをご紹介。豚バラ大根は大根が柔らかくなるまでしっかり煮ないと固さが残ったり、味が染みていなかったりと失敗しがち。大根をレンジで下茹ですることで時短で柔らかくしみしみに作れますよ。それでは作っていきましょう!
基本の豚バラ大根の材料(2人分)
主な材料
豚バラ薄切り肉 | 150g | |
大根 | 1/3本(300g) | |
生姜 | 1/2かけ | |
ごま油 | 大さじ1/2 | |
水 | 200ml |
調味料A
醤油 | 大さじ1.5 | |
みりん | 大さじ1.5 | |
砂糖 | 大さじ1.5 | |
オイスターソース | 小さじ2 | |
和風だし | 小さじ1 |
トッピング
小ねぎ | 適量 |
基本の豚バラ大根の作り方
今回のレシピのポイント
柔らかくなって味が染みるまでに時間がかかる大根は、レンジで下茹でしておけば生煮えを防いで短時間で味がしみしみに。フライパンと落し蓋で煮ることで少ない煮汁でも時短で調理できますよ。
大根の皮は厚めにむいておく
大根の皮の境目周辺は筋っぽいため、この部分が残っていると火が通るのに時間がかかってしまいます。大根の断面をよく見ると皮の境目あたりに繊維の層があるので、層の内側から厚めに皮をむいてあげると短い時間で柔らかく味染みがよくなりますよ。
大根はレンジで時短に下茹で&しみしみに
大根はそのまま煮ると固いため、柔らかくなって味が染みるまでに時間がかかってしまいます。煮る前にレンジ加熱することで下茹でに加えて、味染みにかかる煮る時間も短縮が可能です。というのも、大根をレンジ加熱すると中の水分が抜けるので、水分が抜けた状態の大根を煮ることで大根が煮汁をぐんぐん吸収するので短い時間で味染み良く仕上がりますよ。
豚肉を加えて色が変わるまで炒めます。
落し蓋はクッキングシートで代用可能
落し蓋は木や金属製のものが一般的ですが、お家に落し蓋が無いという方でもクッキングシートで手軽に代用できます。クッキングシートをフライパンの大きさほどの正方形に切って三角形に半分に折り、さらに三角形に半分に3回ほど折ります。フライパンの中心に折った先端部を合わせて半径の長さになるように余分な部分を切り取ります。折り目の部分に1か所だけ三角形に切り込みを入れて広げれば、即席落し蓋の完成です。
器に盛って小ねぎを散らして完成です。
時短でとろっと味染み抜群な豚バラ大根
とろっと柔らかくしみしみな大根に豚肉の脂がとろけて絶品。生姜の風味がアクセントになっているので、脂っぽくならず上品な味わいです。大根を煮る前にレンジ加熱しておくことで大根が生煮えになるのを防ぎ、煮込み時間を短縮しながら味染み抜群に仕上げることができます。また、フライパンと落し蓋で煮れば少ない煮汁でも全体的に火が通りやすく、味がしっかりと染み込みますよ。料理初心者の方でも失敗なく美味しい豚バラ大根が作れるので、ぜひお試しくださいね!
フードコーディネーター/料理研究家。食系のメディア制作会社での経験を経て、現在はフリーランスとして食品企業のレシピ開発、フードコーディネート、レシピ写真・動画制作等に従事。手間をかけずに簡単に作れる、工程をシンプル化した時短料理が得意。約20カ国を旅した旅行好きで、世界の料理を手軽にアレンジしたレシピを研究中。