
食べて美しくなる料理、「美食」を研究しているHikaruです。今回は、簡単に出来る煮込み料理を活用した、チキンのトマト煮タコスをご紹介します。メキシコ料理を代表するタコスは、トルティーヤという薄い生地で野菜やお肉をくるめば完成。様々な食材や調理法で楽しまれています。それでは、早速作っていきましょう。
「チキンのトマト煮タコス」の材料(2人分)

具材
鶏胸肉 | 250g | |
玉ねぎ | 1/8個 | |
ホワイトマッシュルーム | 3個 | |
ピーマン | 1個 | |
レタス | 2-3枚 | |
アボカド | 1/2個 | |
ミニトマト | 6個 | |
ホールトマトダイストマトやカットトマトでも構いません | 1缶 | |
トルティーヤ | 4枚 |
調味料
塩胡椒 | 少々 | |
ケチャップ | 小さじ1 | |
コンソメ | 小さじ1 | |
オリーブオイル | 小さじ1 |
「チキンのトマト煮タコス」の作り方

反対側も同じように、包丁を寝かせて切り込みを入れ開いていきます。胸肉を丸ごと焼く場合には、厚さが均等になるように、写真の状態から更に平らにしていきますが、今回は、小さく切っていくので、大体均等になればokです。

鶏胸肉が平らになったら、縦に切っていきましょう。出来るだけ同じ幅になるように、意識してみてください。

最後は正方形になるように切ります。トルティーヤで包むので、小さめの方が食べやすいです。出来たら塩と胡椒をかけ馴染ませ、10分ほど置いておきます。

玉ねぎに焼き色がついてきたら、ピーマンとマッシュルームを加えます。後で煮込むので、サッと炒めるだけでokです。


ピーマンとマッシュルームがしんなりしてきたら、お肉を入れ炒めます。お肉に火が通り始め、外側が白くなってきたら、塩と胡椒を振るい、全体に馴染むように混ぜます。

トマトを木べら等で潰していきましょう。時間に余裕がある時は、ホールトマトをお鍋に入れる前にボールに移し、手でギュッと潰すと良いです。手で潰すことで、果肉と種が馴染み、より旨味が引き出されます。しかし、お鍋の中で簡単に細かくしていくだけでも十分に美味しいですので、時短したい時はこちらがおすすめです。

煮込んだ汁と具材が残ったらリゾットにアレンジ
今回のタコスは、具材を煮込む事であっという間に作れるので時短になりますが、具材をタコスにして食べた後、トマトスープが残ってしまう時があります。そんな時は、翌日にトマトリゾットにアレンジするのも1つの手です。再度温めたスープに、炊けてるご飯を入れて馴染ませ、ブラックペッパーと粉チーズを入れれば完成。一つのお料理で2度楽しめる、一石二鳥のトマトチキン煮込みです。

裏返したら、もう片面も同じように焼き色がつくまで待ち、出来たらお皿に移しましょう。焼けば焼くほど生地が固くなりますので、お好みの固さで焼き時間を調整してください。私はパリパリの生地が好きなので、長めに焼いています。焼けたトルティーヤは冷まさないほうが美味しいので、サランラップをかける等して保温すると、より美味しく食べる事が出来ますよ。

次に、煮込んだ具材をトッピングしていきます。沢山乗せると落ちてきてしまう可能性が高いので、乗せすぎには注意しましょう。

最後にアボカドとミニトマトを乗せたら完成。この時に、お好みでチーズを乗せるのも美味しいです。
パリッとしたトルティーヤと柔らかい具材が良く合う

パリッとしたトルティーヤに、柔らかく煮込んだ野菜とお肉が良く合います。生野菜のサラダとチキンのトマト煮込みは、わりと身近にある食事かなと思いますが、そんな慣れ親しんだ料理が、トルティーヤで巻くだけで、新しく新鮮な料理に大変身します。まるで、新感覚のパンを食べているようです。メキシコの国民食を、ちょっとスタイルを変えて、身近な料理にしてみるのはいかがですか?
美食料理研究家。不健康なダイエットで心身の体調を壊した事で「食」に興味を持ち始め、料理の一工夫で、引き締まった体や透き通った肌を手に入れる事が可能だと学ぶ。現在は「食べて美しくなる」をモットーに、簡単に出来るヘルシー料理を提案。