洋食歴20年の料理人hiroです。「ふっくらとしたお好み焼きを食べたい!」今回はお好み焼きのふっくら生地をご提案。山芋とたっぷり野菜の水分で仕上げます。大人も子供も喜ぶお好み焼き。たまに食べたい粉ものをワンランク上の一皿にしましょう。それでは早速作っていきます。
山芋たっぷりお好み焼きの材料(2人前)
具材
強力粉 | 150g | |
水 | 250g | |
卵(M) | 1個 | |
紅生姜 | 30g | |
山芋すりおろします | 200g | |
豚こま切れ肉 | 100g | |
九条ネギ | 80g | |
キャベツ | 1/2玉(正味600g) |
調味料A
和風顆粒出汁 | 小さじ1/2 | |
サラダ油 | 小さじ3 | |
塩 | 少々 | |
黒胡椒 | 少々 |
調味料B
お好み焼きソースオタフクソースです | お好みで | |
マヨネーズ | お好みで | |
青さ海苔 | お好みで | |
カツオ節 | お好みで |
山芋たっぷりお好み焼きの作り方
今回のふっくら生地は山芋が主役。丁寧にすりおろしがねで擦っていきましょう。
山芋をすりおろしたら、生地に加えてしっかり混ぜます。お好み焼きのベースです。
ベースより野菜がしっかりめのお好み焼きです
お好み焼きベースに対して野菜が多めです。野菜の水分を活かします。大きめのボウルでしっかりと混ぜておきましょう。
塩、胡椒を少々して7割程度の火入れでOK。
炙ったものはお皿にとっておきましょう。
中火から弱火にして、フタをして5分の蒸し焼きにします。
抑えつけないことがふっくら生地の秘訣
5分経ったら、お好み焼き生地をひっくり返します。ヘラを使ったり、フタを使ってひっくり返すと良いでしょう。ひっくり返したときは、軽く周りを成形する程度で、決して押さえつけないようにしましょう。せっかくのふっくら生地が台無しになります。
ふっくら生地は山芋と野菜の水分から仕上がります
今回のレシピは山芋をすりおろしてイチから作る生地でした。その他の野菜の水分で蒸し焼き状態となり、ふっくらとした生地に仕上がります。生地をおさえつけないで層を厚くすることが焼きのポイントとなります。今回は2人前のレシピですが、倍量、3倍量で仕込んでホットプレートを使って大勢でワイワイと楽しむのも良いですね。またマヨネーズとソースで描く「おこアート」も楽しんでくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。