料理人hiroです。今回は基本の焼きおにぎりのレシピをご紹介します。焼いた時にボロっと崩れてしまいがちですが、出汁入りのご飯を混ぜる時に油類を入れずに、ギュッと握っておくことがポイントとなります。あとはフライパンで丁寧に焼き色をつけていくのみ!冷凍もできて便利です。早速作っていきましょう。
焼きおにぎりの材料(8個分)
具材
白ごはん | 3合分 |
調味料
白ごま | 大さじ1 | |
和風顆粒出汁 | 小さじ1 | |
みりん | 大さじ2 | |
濃口醤油 | 大さじ3 | |
ごま油 | 大さじ2〜 |
焼きおにぎりの作り方
今回のレシピのポイント
炊いた白ごはんにまんべんなく出汁醤油を振りかけ、混ぜたものは計量し、ラップでギュッと握っておきます。ごま油で表裏→側面と丁寧に焼いていくこともポイントとなります。
今回の合わせ出汁醤油です。とっても香ばしい焼きおにぎりに仕上がります。
次に、合わせ出汁醤油を3回に分けて、まんべんなく混ぜていきます。
合わせ出汁に油を入れるとボロボロに…
合わせ調味料に油分となるものを加えるのはNGです。お米同士がくっつかずに離れてしまう原因となります。
炒飯がパラパラになるのは油分がコーティングされるため、熱と共にパラパラになっていきます。焼きおにぎりはご飯同士をくっつけて焼くイメージです。
数回に分けて混ぜることで、ごはんと合わせ出汁醤油がまんべんなく合わさりました。全体量を測りましょう。
崩さないよう、ラップに包んでギュッと握る!
ここで大切なのは、ギュッと握ることです。形を成形することも大事ですが、焼いた時にボロッと崩れないように少し力を入れて握っておきましょう。またきっちりと計量することで、焼きムラを抑えることが出来ます。
おにぎりを一度落ち着かせた後に、ラップを剥がして焼いていきます。ここからフライパンで一気に焼いていきますよ!
火加減を弱火にして、おにぎりの表面に油を馴染ませるように、配置していきます。
こんがり焼けているかをチェック!
表面の焼きの目安は3分ほどですが、焼き加減はご自身の目で確かめることが肝心です。時折、焼き色をチェックするようにしましょう。こんがりと香ばしい焼き色がついたら裏面を焼くサインです。
回数分けて、ごま油を馴染ませる
2回に分けてごま油をかけたのは、ごはんにまんべんなくごま油を吸わせるためです。初めから全てを加えて焼いていくと、油っぽくなり片面にだけ偏って吸収してしまいます。2回に分けることで両面に香ばしく焼き色と風味をつけることができます。
夜食にあったら嬉しい焼きおにぎり!
丁寧に香ばしく焼き上げた焼きおにぎりは、外はカリッ中はふんわりとした食感が楽しめます。これに味噌汁があったら十分。実はお茶漬け(お茶より出汁で)にしても美味しくいただけます。
冷凍した焼きおにぎりは、そのままレンチンすると焼きたてに近い状態で楽しむことが可能です。多めに仕込んで冷凍するのもひとつの手!夜食にあると嬉しい気持ちになります。是非一度、フライパンで香ばしく焼いてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。