洋食歴20年の料理人hiroです。スーパーで生キクラゲを見た時に、これを作ろうと完成形をイメージしながらレシピにしました。今回は中華丼です。お肉、野菜と具沢山で、たっぷりと餡をごはんにかけて頂きます。とろみを付けたところで溶き卵を回しかけるのがポイントです!それでは早速作っていきましょう。
豚こま×白菜のおかずならこれ!生きくらげを入れた本格中華丼の材料(2人分)
具材
ごはん先に炊いておきましょう | 2合分 | |
豚こま切れ肉 | 160g | |
白菜 | 300g | |
人参 | 1/4本分 | |
青梗菜 | 1株 | |
生きくらげ | 20g | |
生姜 | 10g | |
卵 | 1個 |
調味料
ごま油 | 大さじ1 | |
塩 | 少々 | |
酒 | 大さじ1 | |
濃口醤油 | 大さじ2 | |
鶏ガラスープの素 | 小さじ1.5 | |
水 | 500mℓ | |
片栗粉同量の水大さじ3を加えて、水溶き片栗粉にしておきます | 大さじ3 |
豚こま×白菜のおかずならこれ!生きくらげを入れた本格中華丼の作り方(1分動画で早回し解説)
豚こま×白菜のおかずならこれ!生きくらげを入れた本格中華丼の作り方
生姜は3cm×1cmの薄い短冊切りに。
生キクラゲは1cm角にカットします。中華料理の食材に欠かせない生キクラゲは、ビタミンが豊富で、老化防止や疲労回復の効果が期待できます。積極的に摂取しておきたいキノコです。
チンゲン菜は、初め葉っぱを一枚一枚茎から引き離して、まとめて5cm幅にざく切りにします。根っこは除去しないといけませんが、根っこ近くの葉の茎部分は美味しくいただけます。
白菜もチンゲン菜と同じ大きさにざく切りにしておきましょう。
豚こま切れ肉は、全体に行き渡らせたりため、まとめて細かくカットしておきます。
水を加えてひと煮立ちさせます。
沸騰したところに、白菜を加えてサッと煮ていきます。
水溶き片栗粉を加えていこう
白菜が煮えてきたら、一度味見をします。足りなければ塩を軽く足す程度でOK。火加減を弱火にして、水でしっかり溶いた水溶き片栗粉を糸を垂らすように3回に分けて回しかけ、混ぜながら加えていきます。一度に加えてしまうとダマになりやすくなります。
しっかりとトロミがついたところで…
溶き卵を回しかけて味をまろやかにします。トロミがついた状態で溶き卵を回しかけると、花が咲いたようなふんわり玉子となります。玉子スープによく使われる手法です。全体に行き渡ったら餡の完成です。アツアツのご飯にたっぷりかけて召し上がれ!
中華餡がごはんをどんどんすすませます
具材たっぷりで、程よい塩っ気を持つ中華餡がごはんをすすませます。よく中華丼にはうずらの玉子が入っていることが多いですが、溶き卵も色に黄色が加わって、食べやすくしてくれて良いものです。また、水溶き片栗粉でしっかりとトロミをつけることで、保温性を保つことができます。スーパーで生のキクラゲを見たら、作ってもらいたい一品です。今回の中華丼、是非とも食のレパートリーに加えてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。