
こんにちは、筋肉料理研究家Ryotaです。ボクは毎日筋トレをしながらお料理をして、コンテストに出場しながらボディメイクしています。今回ご紹介するのは、高タンパクなカニカマ、栄養たっぷりのほうれん草、うま味豊富なかつお節を使った卵とじレシピ。彩りも鮮やかな一品、さっそく作り方をご紹介します!
カニカマとほうれん草のおかか卵とじの材料(2人分)

具材
カニカマ | 8本 | |
ほうれん草 | 170g | |
しいたけ | 2個 | |
卵 | 2個 | |
ごま油 | 大さじ1/2 | |
かつお節 | 2g |
調味料
水 | 200ml | |
和風顆粒だし | 小さじ1 | |
しょうゆ | 大さじ1/2 | |
おろし生姜 | 小さじ1 | |
片栗粉 | 小さじ2 |
カニカマとほうれん草のおかか卵とじの作り方

ラップを取ったらそのまま水に浸し、水気をよく絞ります。レンジで加熱した直後は、ラップが熱くなっていることがあるので注意してくださいね。

水気を絞ったほうれん草は食べやすい大きさに切りましょう。ほうれん草のえぐみはシュウ酸という成分によるもの。シュウ酸は水溶性なので、水にさらすことで減らすことができます。

シュウ酸はたくさん摂取するとカルシウムや鉄分の吸収を阻害してしまいますが、じつは普通の食事で摂取する分には心配はいりません。
長時間水にさらすとその分ビタミンCやカリウムなども減ってしまうので、アク抜キスる場合は注意しましょう。

ほうれん草の根元は栄養豊富!
捨ててしまいがちなほうれん草の根元ですが、じつは骨の生成やエネルギー代謝をサポートするマンガンという栄養が豊富。ただし、土汚れなどが溜まりやすい部分でもあるので、よく洗って調理するのがおすすめです。


ほうれん草と卵と合わせると、赤・緑・黃が揃って食卓が鮮やかになります。

練り物はその塩気も含めて調味料を調節する!
カニカマをはじめとする練り物は、そのほとんどに塩が使われています。そのため、そのままお料理に使うと味が塩っぽく仕上がってしまうことも。炒め物やスープに練り物を入れるときは、その塩分も含めて調味料の量を調節するようにしましょう。

かつお節は高タンパクで便利な食材!
かつお節は100gで77.1g、脂質2.9g、炭水化物0.8g(※1)と高タンパクでロカボ。さらに、うま味成分のイノシン酸も豊富で、ふりかけのようにかけて使える便利食材です。そのままサラダに振りかけるだけでもおいしいので、ダイエットに取り入れてみてください!
※数値は日本食品標準成分表2020年版(八訂)参照。

しいたけがしんなりしてきたら一旦火を止め、水、和風顆粒だし、しょうゆ、おろし生姜、片栗粉を加えて混ぜます。調味料をよく混ぜたら、お玉や菜箸などで混ぜながらとろみがつくまで加熱しましょう。
あらかじめとろみをつけておくと、卵もよりふんわり仕上がりますよ。

それぞれの食材のコントラストが鮮やかですね。では、盛り付けましょう!

寒い季節はとろみでポカポカ!
今回は片栗粉でとろみを付けていますが、とろみを付けると保温効果が高まって、お料理が冷めにくくなります。そのため、とろみの付いた温かい食べ物を食べると、お腹からポカポカと温めることができます。
代謝を落とすことにもつながるので、冷えはダイエットにも大敵。寒い季節は、とろみが付いたお料理や食べ物を上手に利用して、体を中から温めましょう!
卵とじで栄養もうま味も逃さない!

今回は、高タンパクなカニカマと栄養豊富なほうれん草を使った卵とじレシピをご紹介しました。とろみを付けて卵でとじれば、栄養もうま味も逃すことなく包み込めます。また、卵とじは風味も食感も食べやすく仕上がるので、野菜が苦手なお子様にもおすすめ。
ぜひ卵とじで、栄養もうま味も逃さずいただきましょう!
学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在はパーソナルトレーナー・料理研究家として活動中。