こんにちは、筋肉料理研究家Ryotaです。ボクは毎日筋トレをしながらお料理をして、コンテストに出場しながらボディメイクしています。今回ご紹介するのは鶏もも肉で作る、さっぱりポン酢味の肉豆腐。抗酸化力たっぷりの春菊、お肉との相性がいいまいたけでボリュームたっぷりの一品、さっそく作り方をご紹介!
鶏もも春菊のポン酢肉豆腐の材料(2人分)
具材
鶏もも皮なし | 260g | |
木綿豆腐 | 100g | |
春菊 | 60g | |
舞茸 | 80g | |
酒 | 大さじ1 | |
ごま油 | 小さじ2 |
調味料
水 | 200ml | |
ポン酢 | 大さじ2 | |
和風顆粒だし | 小さじ1 | |
おろし生姜 | 小さじ1 |
鶏もも春菊のポン酢肉豆腐の作り方
粗熱が取れたら食べやすい大きさに切りましょう。今回はボリューミーに仕上げるため大きめに切っていますが、サイズはお好みに合わせてお作りくださいね。
独特の香りにはリラックス効果や消化を促すはたらきがあると言われているので、仕事やダイエットで疲れた体にも嬉しい食材なんです。
また、舞茸に豊富なうま味成分のグアニル酸は60~70℃程度で加熱すると増加。これより低かったり高かったりするとうま味は増えないので、舞茸で汁物や煮物を作るときは、水から加熱して60~70℃をキープするのがおすすめです。
ちなみに春菊と舞茸の下ごしらえは、木綿豆腐を加熱して粗熱を取っている間に済ませると段取りもスムーズですよ。
舞茸を煮ると煮汁が黒くなるのは…
舞茸で汁物や煮物を作ると煮汁が黒っぽくなることがありますが、これは色素成分のポリフェノール。抗酸化力たっぷりなので、気にせずいただきましょう。
また、「舞茸を使ってクリームシチューなどを白く仕上げたい」という場合は、白舞茸を使うのがおすすめです。
もちろん高タンパクなので、抗酸化力の高い春菊と合わせれば効果倍増です。
さらに、舞茸を加えてサッと混ぜ炒めます。舞茸の表面が軽くしんなりして、全体に油がなじんだら次の工程に進みましょう。
弱火にしたら落し蓋をして、10分ほど煮込みましょう。火が通りやすい春菊は仕上げに加えるので置いておきましょう。
ちなみに、落し蓋が無い場合はアルミホイルやクッキングシートでも代用できます。落し蓋があれば、今回のように煮汁が少なくても全体に味をなじませることができて便利なので、ぜひ利用してみてくださいね。
という訳でコトコト煮込んだら、春菊を加えて再び落し蓋をし、弱火で2~3分煮込みましょう。
春菊が柔らかくなったら完成。木綿豆腐の白と緑のコントラストが鮮やかで目に嬉しいですね!
舞茸とポン酢、ダブルのお肉柔らか成分でしっとり食感!
紹介したとおり、舞茸にはタンパク質分解酵素が含まれています。また、ポン酢に含まれるお酢は肉のpHを下げて酸性にし、保水性を高めるはたらきがあります。
食材に含まれる酵素やその性質を利用すれば固くなりがちなお肉も柔らかく仕上げられ、いつもよりもおいしく食べることができます!
栄養成分の組み合わせをダイエットに利用しよう!
今回は高タンパクな鶏ももと豆腐、抗酸化力の高い春菊を、舞茸やポン酢と合わせた肉豆腐のレシピをご紹介しました。いつも何気なく食べている食材も栄養成分の組み合わせを考えてお料理してみると、いろいろな発見があります。
スーパーでも「この食材とこの食材を合わせるとどうだろう…」と考えながら買い物すると、お料理も楽しくなりますし健康への意識も高まります。
ぜひ栄養成分の組み合わせを利用して、ダイエットをスムーズに進めましょう!
学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在はパーソナルトレーナー・料理研究家として活動中。