一皿で2度も3度もおいしいロカボメニュー！棒々鶏風しらたき冷やし中華

1まずはしらたきを下ゆでしよう

まずはしらたきを下ゆでしましょう。その独特の臭みは原料のこんにゃくいもや凝固剤によるものですが、サッと下ゆでしたり塩もみすることで軽減できます。

下ゆでしたらサッと水洗いして水気を切りましょう。しらたきは今回のようなレシピのほか、炒め物やサラダにしたりとダイエット中にいろいろなレシピで重宝する食材。低糖質・低カロリーなのはもちろん、水溶性食物繊維グルコマンナンたっぷりで、腸のお掃除をしてくれます。

2まずはきゅうりを切ろう

まずはきゅうりを千切りにしましょう。まず写真のように斜めに薄切りにしてから、縦に細く切るとラクに千切りにできます。

そのほとんどが水分で低カロリーなきゅうりは、体内の余計な塩分を排出してくれるカリウムが豊富でむくみ予防にピッタリ。千切りにするとシャキシャキ食感が際立って、棒々鶏や冷やし中華には欠かせない食材です。

3トマトを切ろう

トマトはヘタを取り輪切りにしましょう。トマトは抗酸化作用の高いリコピン・ビタミンCや水溶性食物繊維も含む栄養たっぷりのお野菜。ちなみに、リコピンは赤くなればなるほど増えるので、まだ青っぽさが残っているトマトは冷蔵庫に入れずに常温で追熟させるのもオススメです。こちらもその鮮やかな色合いで、棒々鶏や冷やし中華には欠かせない食材ですね。

4ささみの下ごしらえをしよう

ささみは筋を取って耐熱ボウルに入れて酒をふり、ふんわりとラップをして600Wのレンジで2分ほど加熱しましょう。高タンパクながらもほとんど脂質が含まれていないささみは、急に加熱すると水分が抜けてパサついたり、臭みが出やすいです。しかし、酒をふることでその両方を防ぐことができます。

加熱直後はボウルが熱くなっているので、しばらくラップはそのままにして余熱で火を通しましょう。その後は写真のように細かくほぐします。酒のおかげでレンチンでも中までしっとりです。

5調味料を混ぜてタレを作ろう

調味料を混ぜて棒々鶏のタレを作りましょう。今回は冷やし中華のスープと一緒に食べるので、味噌・醤油・白すりごまとシンプルに。味噌とごまの香ばしい香りがキッチンに漂います。

6スープを作ろう

今度は水・ポン酢・めんつゆ・ごま油を混ぜて冷やし中華のスープを作ります。今回めんつゆは4倍濃縮の物を大さじ2使用していますが、2倍濃縮の場合は大さじ4、3倍濃縮の場合は大さじ2と小さじ2になります。じつは、めんつゆの濃縮倍率は自動で計算してくれるサイトがあるので、ぜひ検索してみてください。

7盛りつけて完成！

さぁ、いよいよ調理！…と言っても、あとは具材と調味料をお皿に盛りつけるだけ。お皿にしらたきを盛り、スープを回しかけ、きゅうり・トマト・ささみを乗せて、タレをかけたら…ご覧の通り、棒々鶏ながらもちゃんと冷やし中華っぽくなりました！テーブルウェアも棒々鶏・冷やし中華気分を盛り上げてくれる物をチョイス。

さらに、なんと箸置きはきゅうりがデザインされた物！不思議とこれだけでちょっと涼しい気がしてきます。

さっそく出来たて熱々…いや出来たて冷や冷やを食べてみました。…こってり味噌ダレの具材に、さっぱり麺とスープが絡んでおいしい！具材だけ食べるとしっかり棒々鶏、しらたきは冷やし中華感覚でズルズル、一緒に食べるとこってり×さっぱりが絶妙で新感覚の味わい！シャキシャキきゅうりの食感とトマトの酸味も相性バツグン。 一皿で2度も3度もおいしさを味わえて、さらにロカボというお得な一品に仕上がりました。