じゃがいも無し＆揚げない！ヘルシーなコロッケ「豆腐のカニクリームスコップコロッケ」のレシピ

1まずは絹ごし豆腐を水切りしよう

絹ごし豆腐はキッチンペーパーで包み、耐熱ボウルに入れて600Wのレンジで3～4分ほど加熱しましょう。大豆の加工食品である豆腐はタンパク質が豊富なのはもちろん、脂質、炭水化物のバランスに優れた食品。脂質の代謝をサポートすると言われる「レシチン」や、脂肪の蓄積を防ぐと言われる「サポニン」なども豊富で、ダイエットにもおすすめの食材です。

今回はその滑らかな食感を、カニクリームコロッケのソースとして利用します。

レンジで加熱した直後は熱くなっているので、そのまま置いておいて他の食材の下ごしらえをしましょう。

2玉ねぎを切ろう

玉ねぎは粗めのみじん切りにしましょう。血液サラサラ成分が豊富な玉ねぎは、「西洋のかつお節」と呼ばれるほどうま味がたっぷり。炒めると甘みが増して、カニクリーム風のソースにコクを与えてくれます。

3にんじんを切ろう

にんじんも玉ねぎと同じく粗めのみじん切りにしましょう。βカロテンが豊富なにんじんは、玉ねぎとは違った根菜独特の甘みを持つお野菜。食感もしっかりしているので、柔らかな豆腐のスコップコロッケに食べごたえをプラスしてくれます。

鮮やかなオレンジ色があると、コロッケ気分も盛り上がります。

4玉ねぎとにんじんを炒めよう

下ごしらえが済んだらフライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎ・にんじんを弱火でしんなりするまで炒めましょう。特に、玉ねぎはじっくり炒めることで甘みとコクがアップするので、焦らず丁寧に加熱しましょう。

玉ねぎの香ばしい香りが漂うくらいまで炒めればオーケー。次の工程に進みましょう。

5豆腐と具材・調味料を混ぜよう

野菜を炒めたら、縦に裂いたカニカマ、マヨネーズ、顆粒コンソメを冷ましておいた豆腐と一緒に混ぜて、カニクリームコロッケのソースを作りましょう。

豆腐を潰すようにして、滑らかになるまで混ぜればコロッケソースは完成です。

ちなみに、カニカマは練り物なので高タンパク・低脂質。他の練り物食品と違って、簡単に赤色をプラスできるのも嬉しいポイントです。サイズも小さめの商品が多いので、お弁当の彩りとしてもおすすめですよ。

6パン粉をかけて焼こう

混ぜたソースを耐熱容器に入れたら、表面にパン粉をまぶしてトースターで焼き色が付くまで焼きましょう。今回パン粉の量は「小さじ2」としていますが、よりコロッケ感をアップさせたい方は、量を増やしてお作りくださいね。

トースターやオーブンで焼くレシピは、「おいしく焼き上がったイメージ」を考えながら作ると楽しいですよ！気になる焼き上がりは次の工程で！

7焼き色が付くまで焼いたら完成！

という訳で、焼き色が付くまで焼いて食卓に並べて完成！ほん海苔パン粉の香ばしい香り…。今回はカニクリームコロッケ風ということで、ポップで温かみのあるテーブルコーディネートに。カトラリーレストには、作り物ですが本物のコロッケをチョイス。ソースがかかっていて可愛らしいデザインですね。

コロッケ気分が盛り上がったところで、さっそく食べましょう！

具材をたっぷりすくって食べてみると…。豆腐の滑らかな食感に、素材のうま味が溶け込んでおいしい！水切りした豆腐はとろけるような口あたり。炒めた玉ねぎとにんじんの甘みが溶け込んでいて、クリーミーな食感を引き立てます。カニカマの優しい塩気、マヨネーズとコンソメのコクのおかげで食べごたえも十分。 パン粉のサクサクした歯ざわりも心地よく、お腹も大満足の一品に仕上がりました。