こんにちは、筋肉料理研究家Ryotaです。ボクは毎日筋トレをしながらお料理をして、コンテストに出場しながらボディメイクしています。今回作るのは、便利な痩せ食材イワシ缶と夏野菜をあわせたマリネ。野菜は炒めてクタッと甘みたっぷりに。ジュワッとした食感ながらもさっぱり食べられる一品に仕上げます!
イワシ缶と夏野菜の炒めマリネの材料(2人分)
具材
イワシ水煮缶 | 1個(150g) | |
トマト | 1個(約170g) | |
ズッキーニ | 1本(約220g) | |
黄パプリカ | 1/2個(約80g) | |
にんにく | 1片 | |
オリーブオイル | 大さじ1 |
マリネ液
お酢 | 大さじ1 | |
しょうゆ | 小さじ2 | |
塩 | 少々 | |
粗挽き黒こしょう | 少々 |
イワシ缶と夏野菜の炒めマリネの作り方
かぼちゃの仲間なのにロカボで低カロリーなズッキーニ。その実には水分が多く、加熱すると表面がほんのりとろっとして、ジューシーな食感に。
ビタミンCやβカロテンも含んでいて、ダイエットにもおすすめの食材です。
ビタミンCやβカロテンの含有量が野菜の中でもトップクラスで、お肌にも嬉しい食材であるパプリカ。
元々甘みがありますが、加熱することでより風味豊かに。また色が残りやすく彩りも鮮やかに仕上がるので、マリネレシピにもピッタリの食材です。
トマトに含まれる抗酸化成分リコピンは、加熱して細胞を壊したり油と一緒だと吸収率がアップ。そのため、今回のような炒めるレシピや、魚の優良な脂質を含むイワシとは相性バツグンなんです。
その香り成分アリシンには疲労回復効果があると言われているので、抗酸化力たっぷりの夏野菜とも相性ピッタリ。
特に気温の高い日は外に出るだけで体力が奪われてしまうので、にんにくなどのスタミナ食材を上手に利用したいですね。
小ぶりなイワシ缶はサバ缶よりも食べやすい!
じつはイワシ缶は、同じ青魚の缶詰であるサバ缶と三大栄養素の栄養成分の数値はほぼ同じ。イワシ缶の方がサバ缶よりも小ぶりで食べやすく、魚不足を感じている方にもおすすめの食材なんです。
香りが立ってきたらズッキーニと黄パプリカを加えて中火にし、しんなりするまで炒めましょう。にんにくが焦げないように、手早く混ぜ炒めていきます。
さらにトマトを加え混ぜ炒めます。トマトは加熱し過ぎると実が潰れてしまうので、1分ほど混ぜ炒めればオーケーです。
仕上げにイワシ缶の汁を回し入れて強火にし、混ぜながら水分を飛ばします。汁に野菜の甘みを絡ませていきましょう。
全体がなじんだら火から下ろしましょう。ビタミンカラーが鮮やかですね!
ラップをしたら、冷蔵庫で15分ほど置いておきます。
お酢には食後の血糖値上昇を抑えるはたらきが!
健康食材として知られるお酢には、食後の血糖値上昇を抑えてくれるはたらきがあると言われています。また、内臓脂肪の減少も助けるという論文が報告されるなど、じつはお酢はダイエットにも嬉しい食材。
程よい酸味は食べたときの満足感にもつながるので、オリーブオイルと混ぜてサラダのドレッシングなどに利用するのもおすすめですよ。
炒めてより風味豊かなマリネを楽しもう!
ズッキーニは味そのものは淡泊ですが、炒めることで甘みがアップ。黄パプリカやトマトも加熱することで、より風味豊かに仕上がります。
夏野菜は生でシャキッと食べるのも美味しいですが、炒めてマリネにすると香ばしく、さらに調味料も風味も染み込みやすくなります。
ぜひ炒めマリネで、より夏野菜のさわやかな風味を楽しんでみてください!
学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在はパーソナルトレーナー・料理研究家として活動中。