野菜マシマシの置き換えダイエットラーメン！もやしのとんこつラーメン風のレシピ

1まずは卵を茹でて半熟卵を作ろう

まずは卵を茹で、トッピングの半熟卵を作りましょう。ビタミンC・食物繊維以外の栄養素を豊富に含む卵は、ダイエットのみならず体作りの強い味方。じつは、温泉卵や半熟卵だとその栄養の吸収率が高まると言われています。

「うまくゆで卵が作れない」という方は、写真のような100円ショップで販売されている卵に小さな穴を開ける器具を利用するのがオススメ。これで卵の底に穴を開けて、沸騰したお湯に入れて約8分。茹でた卵を切ってみると…

見事に半熟に！茹でたてを流水で冷やしながらコロコロ転がすと、殻もキレイにむきやすくなります。ぜひ試してみてください。

2ニラを切ろう

ニラは根元は1cm幅に、葉部分は3cm幅に切りましょう。ニラの根元に豊富な血液サラサラ成分アリシンは、細かく切ることで酵素が活性化しやすくなります。一方、葉部分に豊富な水溶性のビタミンは、大きめに切っておくと流出を抑えられます。抗酸化力の高いβカロテンや食物繊維も豊富で、ダイエット中にも嬉しい食材。

今回はその色と独特の香りで、とんこつっぽさを演出してくれます。

3しめじをほぐそう

しめじは石づきを取ってほぐしましょう。しめじは包丁で根元を切るよりも、買ってきた状態で中央から引き抜くようにした方がキレイにほぐすことができます。低カロリーながらもうま味たっぷりで、とんこつ風のスープに奥行きを与えてくれます。

4ロースハムを切ろう

トッピングのロースハムは半分に切りましょう。ウインナーやベーコンなど、脂質が多く含まれている加工肉はカロリーが高くなりがち。しかし、ロースハムは100gでエネルギー211kcal、タンパク質18.6g、脂質14.5g、炭水化物2.0g（※1）、1枚だと約20gなので40kcal程度と意外と低カロリー。今回唯一、本物の「とんこつ」要素です。

5野菜を炒めよう

下ごしらえが済んだら、フライパン（またはお鍋）にごま油を熱し、野菜を炒めましょう。もやし・ニラは炒め過ぎると食感が悪くなるので、サッと油を馴染ませる程度でオーケー。炒めるというよりも、「ごま油の香りをまとわせる」イメージです。

6調味料を加えて仕上げよう

野菜にごま油が馴染んだら、水・鶏ガラスープの素・おろしにんにく・おろし生姜を加えて混ぜて煮立たせましょう。そこからさらに…

無調整豆乳を加えて沸騰直前まで加熱。豆乳は加熱し過ぎると分離してしまうので注意しましょう。

スープが温まったら完成。一気にとんこつっぽい雰囲気になりました。あとは盛り付けるだけです！

7盛り付けて完成！

丼に具材とスープを入れて、ロースハム、半熟卵、紅しょうが、刻みネギをトッピングして完成！ちゃんと、とんこつラーメンっぽくなったのではないでしょうか。今回はとんこつ風スープの色合いを引き立てる黒のランチョンマットをチョイス。箸置きは子豚にしてみました。しっかりとんこつ要素をプラスできたところで、いただきます！

たっぷりのもやしとニラを頬張ってみると…。豆乳ベースのまろやかなコクに、シャキシャキ食感が絡んでおいしい！軽く炒めたもやし・ニラは食感しっかりで食べごたえ十分。豆乳のやさしい風味に鶏ガラ・しめじのうま味が溶け込んだスープは、とんこつとはまた違った味わい深さ。とろりとした半熟卵の黄身と絡めるとまったり、ピリッとした紅しょうがと絡めると引き締まった口当たりに。 丼1つで、いろいろな風味と食感が味わえる一品に仕上がりました。