皆さんこんにちは、料理研究家の原田佐知子です。おなじみのスイーツ「スコーン」に、味噌を加えて甘塩っぱい味に仕上げていきたいと思います。意外と思われるかもしれませんが、適度な塩味と深いうま味が加わって止まらない美味しさ。リンゴジャムとの相性も抜群。それでは早速作っていきましょう!
味噌とリンゴジャムのスコーンの材料(6人分)
材料一覧
小麦粉(薄力粉) | 200g | |
ベーキングパウダー | 5g | |
無塩バター | 60g | |
牛乳 | 50ml | |
味噌 | 40g | |
グラニュー糖 | 60g | |
プレーンヨーグルト | 20g | |
打ち粉 | 適量 | |
リンゴジャム | 100g |
味噌とリンゴジャムのスコーンの作り方
面倒くさいけど大事な作業
小麦粉を一度振るう作業は洗い物が増えて正直面倒くさいですよね。でも、写真のように意外とダマになりやすい食品です。このまま混ぜると粉の塊が残って美味しく仕上がらない原因に。面倒でも必ず一度振るってから使って下さい。
混ぜ終わりはサラサラです
無塩バターが小さい粒状になり、小麦粉と均一になるまで混ざれば混ぜ終わり。無塩バターは少し粒が残っている方が、ふわっと焼き上がるので混ぜすぎ注意です。
ヨーグルトがふわっと仕上げてくれる
ヨーグルトを入れる事でベーキングパウダーが活性化し、更にふわっと柔らかく、しっとりした食感に仕上げてくれるので、是非加えて頂きたい食材です。もし無ければ牛乳を20ml増やして作って下さいね。
表面カリッ中しっとり絶妙な食感
表面は香ばしく焼けてカリッとした食感、中はふわっとしっとり食感です。味噌の塩味とコクが効いてしっかりした味なので、生クリームやはちみつなど添える必要はありません。リンゴジャムの甘みも良いアクセントになります。焼き菓子なので4~5日保存が可能。食べる時に温め直すと更に美味しくなりますよ。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」