洋食歴20年の料理人hiroです。今回はイタリアは北部ピエモンテ州に生まれた簡単なメレンゲ菓子を紹介します。作りやすい量で、楽しいティータイムにいかがでしょうか。コーヒーととても相性が良く、マカロンの原型とも言われ、食感はそっくりです。それでは早速作っていきましょう。
アマレッティの材料(20個ほど)
具材
卵白Mサイズ | 1個分 | |
アーモンドプードル | 100g |
調味料
塩 | ひとつまみ | |
グラニュー糖 | 80g | |
ベーキングパウダー | 3g | |
粉糖 | 適量 |
アマレッティの作り方
ひたすら攪拌します。滑らないように下にタオルなどを当ててメレンゲを立たせると良いです。
メレンゲのツノが立つとはこの状態
攪拌し始めて5分。しっかりと「ツノ」が立っている状態です。ホイッパーにもメレンゲの一部が落ちずに付着している状態ですね。これがベストの状態です。
満遍なく合わさるまで混ぜておきましょう。
スプーンを使って
計量するときは、スプーンをふたつ使って測っていきます。はじめに計量だけ終わらせて、あとは一気に手で丸めていく工程を踏みましょう。
粉糖をまぶしていこう
オーブン用の天板にオーブンシートを敷き、成形できた生地に、粉糖をまぶします。粉糖はあらかじめ茶漉しを使って濾したものを使用するようにします。まぶした粉糖はたっぷりとつけ、はたく必要はないです。
粉糖ありとなしを楽しむのも良いです
粉糖をつけてあるものと、そうでないものの味比べをするのも楽しいです。個人的には、全て粉糖をまぶすことをオススメします。焼いた時に横に広がりますので、間をあけて等間隔に並べます。オーブンを180℃に予熱し、予熱完了後に180℃で12〜14分ほどの焼成です。
是非ともコーヒーとともに
焼き上がりは、ヒビが入ったようなクッキー状になります。天板に置いたまま冷ますと良いでしょう。焼き上がり20分が食べどきです。見た目はクッキーのようですが、食感はマカロンのように口に残るような食感です。これにチョコレートクリームをサンドして食べたり、コーヒーに浸して食べても楽しいですよ。袋に詰めて乾燥剤を入れておくとモノ持ちが良いです。是非ともお家で、手作りアマレッティを楽しんでみてくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。